次の日、翔陽について行き代表選手のいる所へ挨拶をしに行った
あの日合宿に来ていた人は俺たちがここにいるということに固まり、そうでない人は Daphne odora が来たことにびっくりしていた
挨拶をし終わった後、牛島さんが歩いてきた
何も喋らず表情も変えずに歩いてきた
牛島さんは賢二の前に立った
賢二も表情ひとつ変えずに立っていた
内心ドキドキしている賢二を想像したら、、、
と思うがそんな考えはなく、
俺たちは牛島さんが賢二に何かするのではないかと警戒していた
すると、牛島さんは賢二に抱きついた
代表選手も俺たちも、牛島さん以外全員がびっくりしていた
事情を知らない代表選手は *Daphne odora* の構成員に抱きついている牛島さんを急いで剥がそうとしていた
すると、賢二を抱きしめてずっと黙っていた牛島さんが口を開いた
「元気で良かった」
と、
僕たちはあの日以来、チームメイトと疎遠になっていた
それでもでも彼は賢二のことも僕たちのことも心配していたんだろう
きっと彼だけではなく、彼以外にも全員が。
彼がそう言うと賢二は涙目になり、あの日合宿に来ていた選手たちも皆僕たちに抱きついてきた
あの日の事について謝る人や怒りながら泣いている人など、
彼らは色んな反応をしていた
それでも誰一人として僕らを責める人はいなかった
あの時と変わらず僕たちに接してきくれた彼らに
僕たちは涙していた
事情を知らない人は目の前の出来事がよく分からないだろう
だって、世界最恐と呼ばれている殺し屋とチームメイトが楽しそうに話しているのだからw
コメント
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続き楽しみに待ってます((o(´∀`)o))ワクワク