テラーノベル
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アラチャは再びVタワーに戻った。
するとヴォックスがアラチャに言う。
ヴォックス:お前はどうしてアラスターの所に戻りたいんだ!!
アラチャ:お兄ちゃんの所に戻れば何か分かるかも知れないからです。
ヴォックスが笑いながら答えた。
ヴォックス:はぁ!!アラスターがアラチャのお兄さんなわけ無いだろ?
アラチャ:何でそんな事が言えるんですか?
ヴォックスがアラチャに言う。
ヴォックス:お前は俺のスパイだからだよ!!だからここから抜け出すにはその取引を聞くしかない。
アラチャ:取引って前にも聞きましたよ。
ヴォックス:そうか、なら良いや。
アラチャ:確か、お兄ちゃんに会わない取引でしたよね?
ヴォックス:その通りだよ。良く覚えてるな。
アラチャは笑いながら答えた。
アラチャ:えへへ、コレでも頭が良いので…。
ヴォックス:話を変えよう。アラチャお前は俺のスパイだからこそこのVタワーにいなければならない。
アラチャ:そうなんですか?
ヴォックス:そうなんだよ。
アラチャが悲しそうにヴォックスに言う。
アラチャ:でも…ヴォックスさん…お兄ちゃんに会っちゃダメなんですか?
ヴォックス:ダメだ!!あのハズビンホテルは恐ろしいぞ!!分かったかアラチャ。
アラチャ:分かりました。
ヴォックス:よろしい
こうしてアラチャは二度とアラスターに会うのを禁じられました。
コメント
1件
うーん、アラチャが素直に「お兄ちゃんに会いたい」って言った瞬間にヴォックスが「ダメだ!!」って一蹴するあの温度差、地味に辛い……。特に「コレでも頭が良いので」って言い返すところ、ちょっとした反発心みたいなものが見えて好きでした。でも結局「分かりましたって受け入っちゃうのも、子供の不憫さがにじんで、脚本の軽さと感情の重さがいい塩梅ですね。次、どう動くのか気になりますね。
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