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🐥は、生まれつき、体が弱かった。
せやけど、俺はそんな🐥を愛してる。
🐥は病院生活やけど、いっつもお見舞い行っとる。
今日も、お見舞いへ行く。
🐱『りうら〜!』
🐥『まろ、!』
🐱『あれ、元気ないやん。どないしたん?』
🐥『ちょっとね……。ゲホッゴホッ……』
🐱『大丈夫か?!ナースコール押すか?!』
🐥『大丈夫。w大丈夫。w』
🐥『まろ、ちゃんと、聞いてね。』
🐱『おう。』
🐥『あのね。りうら……』
寿命が1日しかないの。
🐱『え……、?』
🐱『う、嘘やんな。?w』
🐥『本当だよ。りうらも、最初はそう思ってた。』
🐱『じ、じゃぁ。りうら、明日もう居らんって事、、?』
🐥『そう……だね。』
🐱『……や。』
🐥『え、?』
🐱『嫌や。りうらが居らん世界なんて、生きれへん。』
と、彼は涙を流す。
本当は、彼女が辛いはずなのに、彼女はその感情に仮面を被せ、彼を撫でる。
🐥『まろ、これ……受け取って…?』
🐥は、🐱にペンダントを渡した。
🐥『これ、りうらの形見ね、!w』
🐱『ほんまに、死ぬみたいなこと言わんといてやぁ……。』
🐥『本当に、死ぬんだよ?!w』
🐱『せやけどぉ……。』
🐥『ほら!元気出して!』
🐱『え、ぇ。』
🐥『大丈夫!りうらは、まろの心ん中で生きてるから!』
🐱『めちゃくちゃ泣けること言わんでやぁ”』
🐥『えっへへ〜』
数時間後
🐥『あれ、?まろ、?』
🐱『ん、?』
🐥『いつも、帰る時間過ぎてるよ…?』
🐱『嫌や。今日だけはりうらの傍に居たい。』
🐥『ッ……。はいはい〜w』
数分後……。
🐥『ゲホッゴホッッッカヒュッカヒュッ…』
🐱『りうら?!大丈夫か…?!と、とりあえずナースコーr』
息がしずらく、苦しいはずの彼女がナースコールを呼ぼうとしていた彼の手を停める。
🐱『りうら……?その手退けてやッ!』
🐥『だ……め。ゲホッゴホッッッ』
🐥『ちゃんと、生きて……ね。ゲホッゴホッ…』
と、彼女はそう言い……この世から立ち去った
🐱『りう…ら、、?』
🐱『嫌や。戻ってきて。お願いやからッ。』
『ちゃんと生きてね』
ふと、彼女の言葉を思い出す。
🐱『嫌や。』
🐥の母『いふくん?!何故……k……はっ?!』
🐱『お見苦しい所を見せてしまい、すみません。少し、外へ行ってきます。』
🐥の母『待っt』
『待って』と言いかけた、彼女の母。
でも、彼の母が停める。
🐱の母『行かせてあげてください。たった一人の彼女なんです……。』
と、彼の母は言うが、彼女の母は泣き崩れた。
🐱『こんな時に雨か。嫌やな。w』
🐱『ッ……。』
🐱『なぁ。りうら…』
🐱『まだ……。まだ、死ぬなよ……。』
と、彼もそうつぶやき、泣き崩れるのであった。
🐱『りうら。今日はお前の命日やで。』
🐱『なぁ。1回でええから……返してや……。』
そう言うと、🐱の目の前に、体が透けている彼女がいた。
🐱『え……。りう…ら、、、?』
幽霊🐥『まろじゃん。w1回でいいから返してって言ったのは!』
🐱『だって、ほんまに来るとは……。てか、ほんまにりうら、、?』
幽霊🐥『りうらだよー!いっつも、まろ此処でブツブツつぶやくんだからさ!!』
幽霊🐥『とりあえず、』
幽霊🐥『一応、心配して来たんだからね!』
🐱『それは、ありがとう…な?』
🐱『飯は……コンビニ弁。3時間しか寝れてへんなぁ。』
🐱『俺は、今幸せや!お前と、また再会出来たことが1番の幸せやねん。』
幽霊🐥『それは良かった。』
幽霊🐥『ちゃんと、ご飯食べてね?ちゃんと寝てね?じゃなきゃ、出てこないから!』
🐱『嫌や。それだけは絶対に嫌や。』
幽霊🐥『ていうのは冗談で。1年後にまた会おう?』
🐱『……。おう!』
そういった瞬間、彼女は姿を消した。
これも神の恵みなのかな。
コメント
6件
ペアが好きすぎる〜…!! こういう儚いの大好きです😭 1年後にはもしかして…