注意
この物語はフィクションです。現実のあらゆるものとは一切関係ありません。
マジの🔞は無いですが下ネタはそこそこあります。
また、🇬🇧🇫🇷、🇩🇪🇮🇹、🇨🇦🇺🇸等のほんのりとしたCP要素もあります。(🇬🇧🇫🇷以外は恋愛感情無し)
ノリが若干ボールサイドに落ちているかもしれません。
総評としては暑さに頭をやられて出来たギャグです。
以上をご了承の上でお読み頂けますと幸いです。
前略、旧G8の面々がヤらないと出られない部屋に閉じ込められました。
彼らにとっては地獄、我々にとっては愉悦のこの場面。
どうぞ、デスゲームの主催者の様な気持ちでお楽しみください!
『、、、と言うわけで、あなた方国家達はヤらないと出られない部屋に閉じ込められました。
頑張ってくださいね!!!』
「「「、、、は???」」」
目が覚めると知らない所に居た彼らは、目覚めたと同時に伝えられた言葉に対し、各々様々な表情をし、そのまま同じ言葉を発した。
なんとも愉快な絵面である。
「エット、、、これはつまりアレですか?BLのお決まり的な、、、」
「日本、私を男カウントするのは辞めてちょうだい。 」
「すいませんフランスさん、、、でもあなた以外皆男ですから、、、」
「はぁ、、、バランスが悪いったらありゃしないわ!」
ご尤もだ。
男女4:4か、はたまた男女8:0であったならまだなんとかなったかもしれないが、 現実は男女7:1である。
フランスさんを巡る熾烈な抗争が始まりかねない状態だ。
「いや、それ以前に同僚同士とか気まずすぎるだろ!?」
「えぇドイツ、本当にその通りです。ここは一先ず恋人同士でやりましょう。、、、ということで、私とフランスはお先に。あ、皆さんはあっちを向いていてくださいね!」
「おい親父、抜け駆けすんじゃねぇ! 」
「うぅ、、、イギリス恨むべし、、、僕、男は対象外なんよ、、、」
「初めてお前に共感できた気がする、、、なんだよこのクソッタレな現実は、、、」
ドイツさんの真っ当な言葉に乗じて、真っ当ではないイギリスさんがフランスさんを掻っ攫って行き、男は対象外な国々は死屍累々の様相を呈してしまった。
まぁ恋人同士で、、、という主張自体は特別可笑しいものではないが、この空間にあるカップルはイギフラだけである。哀れなり、ノンケ国家。
「はぁ、、、でもここから出るにはヤるしかないか、、、よし、フランs痛っ!?!?!?、、、なにしやがる。」
「あぁ失礼、 手が滑ってしまいました!、、、言葉には、気をつけたほうが良いですよ。」
「もう、イギリスったら、、、出るためなら仕方ないじゃない。、、、ロシア、私は別に構わないわよ?」
「は???フランス、あなたは誰の彼女ですか?私の彼女でしょう?なのに何故、他の男を受け入れようとするんですか。」
「はぁ?嫉妬深いのは構わないけど、時には仕方ない事もあるでしょう?それすらわからないなんて、あなたらしくもない。」
「ちょっと、痴話喧嘩は他所でやってください!まぁ私的にはちょっと見たいですケド 、、、」
「、、、流石の俺もここに入っていくのは無理だ。はぁ、、、ウォトカでも飲むか、、、」
ロシアさんがフランスさんに手を出そうとした結果、何故かイギフラの痴話喧嘩が始まってしまった。イギリスさんかわいそ、、、うでもないか。
まぁ、こんな事を読んでいる合間にもソワソワ日本さんと酔っ払いロシアさんを取り残して、イギフラは喧嘩しているのだけど。
後、イタリアさんはドイツさんにケツを狙われ始めたらしい。
「やめるんね、、、!」
「仕方ないだろイタリア!!!すぐ終わらせてやるから止まれ!!!」
「嫌だ!カッツォ!ストロンツォ!ケ、バッレ!」
、、、合掌。
「、、、そう言えば、アメリカさんとカナダさんは何処にいるんでしょう。」
そう日本さんが周りの2つの地獄から目を背け、思い出したかの様に呟くと、マジでヤバそうなアメリカさんの声が響き渡った。
「おいまてカナダ!早まるな!」
「安心して兄さん、すぐ終わらせるから。」
どうやらカナダさんに組み敷かれているらしい。
お前らパワー差あるだろどうしてそうなった。
「嫌だ!一度話し合おうぜ!?な?」
「どうして?兄さんの好きな多様性だよ?」
「だからって、兄弟同士は違うだろ!!!」
そんなかわいそうなアメリカさんの元に、先の声で痴話喧嘩を止めた救世主がやってきた。
「、、、カナダ、流石に近親相姦は辞めなさい。」
「親父、、、!」
「でも僕、血縁的にはフランス王国さんの子だよ?」
「あぁそうでした。じゃあ良いですよ。」
前言撤回、彼は救世主ではなく悪魔だった。
「クソ親父!息子のケツがどうなっても良いってか!?」
「えぇ!構いません!」
流石イギリスさんクオリティ。
倫理的にセーフで自分に不利益が無いのなら、息子のケツが逝っても良いらしい。
どんまいアメリカさ、、、いや、新たな救世主が現れた。
ドイツさんから奇跡の逃亡を成し遂げた彼は何を言うのだろうか?
「これ、そもそもセッ【規制】をしないと行けないわけじゃないんじゃない?」
「あらイタリア、生きてたのね。、、、それで、どういう事なの?」
「勝手に殺さないで、、、だって、僕達何をやれとは言われてないんよ。」
「デモ、カタカナのヤですよ?つまりセッ【規制】じゃないですか!」
「、、、あぁ、そういう事ね。日本、カタカナのヤにはもう一つ意味があるでしょう?つまり、、、」
「殺し合いなんね!」
皆様お待ちかね、デスゲームのお時間です。
最初の文は伏線だったというわけですね!うーんこの。
「あぁ、成る程!、、、とは成りませんよ!?どうして殺し合いなんですか!セッ【規制】しましょうよ!」
「いや、どう考えても殺し合いの方がマシだろ、、、おぇ、飲み過ぎた、、、」
「おいロシア、俺の肩で吐くな!せめてアメリカの肩にしろ!」
「ドイツ!?俺お前に何かしたか?」
「兄さんとりあえずパンツ脱いで?」
「カナダ???」
「フランス、今のうちにヤってさっさと出ませんか?」
うーん、この。
アメリカさんは普憫のオンパレードだわ、島国共は揃いも揃ってセッ【規制】に拘るわ。
とんでもない混沌具合である。お前ら本当に脱出する気ある?
そんな中、イタリアさんは遂にキレた。
「お前達はなんで揃いも揃って協調性がないのさ!?おとなしく僕の案に乗ったほうが簡単なのに!」
「イタリア、急に大声を出すな。」
「ウワーッドイツ!、、、こんな体たらくじゃ大声も出したくなるんよ。」
「本当、困りますよね。」
「イギリス、サラッと言ってるけどお前も体たらくの一味だよ?」
「諦めなさい、コイツはこう言う奴よ。」
「、、、さっさと殺し合うんよー!」
「露骨に無視したわね、、、というか、殺し合うにしてもどうするの?私達武器なんて持ってないわ。」
EUの愉快な仲間達によって軌道修正された折、フランスさんは単純な疑問を口にした。
武器がなくては殺し合いなんて出来るわけがないのだから、まぁ当然だろう。
彼女は武器がないなら拳で殺れば良いじゃないなんて、どこぞの言ってないシリーズ見たいな事を言う程の蛮族ではないのだから。
そんな疑問に答えるべく、おそらく元凶である謎の声が2度目の声を発した。
『そこの箱に銃が8丁入ってますよ!』
「用意が良いですね、、、なんて素敵な事でしょう!頭に一発差し上げたいぐらいだ。」
「確かに、用意が良すぎるな。まぁ折角だし使わせてもらおうぜ。、、、後いい加減降りろカナダ。」
「はいはい、わかりましたよーっと。」
「はぁ、、、やっと解放された、、、ヨシ、ロシア。歯ぁ食いしばれ!」
「は!?」
カナダさんに組み敷かれて幾星霜、やっとアメリカさんは解放された。やったね!
まぁそんな解放感もすぐ終わり、アメリカさんはロシアさんを殴りつけに行ってしまったけれど。
吐かれた恨みは重いのである。
「まぁまぁ、落ち着いてくださいよ。一先ず出るのが先でしょう?」
「止めるな日本!関税引き上げるぞ!」
「思う存分殴ってきてください!」
「日本お前、、、!」
「ごめんなさいロシアさん。あなたのことは忘れませんよ!」
「ブリャーチ!!!」
なんて、冷戦ごっこを繰り広げる米露から目を背けつつイギリスさんは銃を配り始めた。
「全く、何をやってるんだか、、、とりあえず、銃配りますよ。」
「なんでイギリスが仕切ってるんね、、、?まぁありがとう。」
「きっと帝国仕草が抜けてないのよ。、、、あぁ、ありがとう。」
「真っ当なのかなんなのか、わからないな、、、と、ありがとう。」
「僕達の父親だよ?あっありがとう。」
「イギリスさん散々な言われようで草ですネ。、、、あぁありがとうございます。」
「ちょっと、あなた達さっきから私に対して失礼すぎでは?」
かわいそうなイギリスさんである。
でも余りかわいそうだと思えない不思議。何故?
まぁともかく、銃を配ったので後はもう殺し合いである。血を見せろー!
「さて、殺し合う訳だけどどういう風にしようかしら?」
「それなら簡単なんよ!皆で円になって右隣の奴の頭を同時に撃ち抜くんね!」
「成る程ね、良いんじゃない?」
「あぁ、凄く効率的だ。」
あら意外と平和的、、、いや殺し合えよ。
「ではそういう事で、、、アメリカ、ロシア、一度こちらへ来なさい。」
「あー?何だよ。」
「、、、俺はお前の子供じゃないぞ。まぁ良いけど。」
「、、、よし、集まりましたね。では皆さん、円になりましょう!」
「いやだから何でイギリスが仕切るんね?僕の案なのに、、、」
「ふふっしっかりしないからそうなるんですよ。」
「ドヤ顔やめて?まぁ良いけどさ、、、」
「では早速、321で行きましょう。せーのっ」
3
2
1
Bang!
そんな同時多発的な鉄砲玉の射出音と共に、国々は皆、意識を手放した。
さて、そんな混沌とした地獄の翌日。
旧G8の面々は話し合うべく、超個人的な目的の為に会議場へ集まっていた。
、、、どうして生きているのかって?こいつら国だから肉体が死んでも自宅に直ぐリポップするんですよ。まぁそれは置いておいて。
会議場に皆が揃うなり、開口一番日本さんは本題を口にした。
「我々をあそこへ集めた犯人は誰なんでしょう?」
「それは本当にそう。どうして私達をあんな所へ閉じ込めたのかしら。」
「えぇ本当に、謎はつきません。」
「だが、あんな事を出来るのは我々と同じ国だろうな。」
「あぁ、、、見つかったら絶対殴ってやる、、、」
どんまい犯人さん、見つかったら多分死ぬよ。
「あー、その事なんだが、、、俺とカナダで捜査した結果判明した! 」
見事なフラグ回収である。合掌。
「マジですか!?誰だったんです?」
「うん大マジ、外に居るから連れてくるよ。」
そう言うと、カナダさんは外へ出ていった、、、が、戻ってくることは無く、そのかわりに絶叫だけが戻ってきた。
「犯人が逃げた!!!!!」
「「「はぁぁぁぁ!?!?!?」」」
「よし、
追いかけるぞ!!!」
「言われなくとも!」
世界は今日も概ね平和である。
おまけ:とっても簡素な設定
🇯🇵さん:敬語なオタク。権力に弱い自称ひ弱な生き物。東の変態。
🇫🇷さん:結構マトモで若干オタク。イギリスさんの彼女で自称未来の嫁。今作唯一の女性。
🇬🇧さん:敬語で紳士ぶっているけど妙に偉そう。フランスさんの彼氏で自称未来の旦那。西の変態。
🇩🇪さん:効率的な事が好きなの で、必要になれば男もイケる(意味深)。ツッコミの皮を被ったボケ。西のムッツリ。
🇮🇹さん:綺麗なお姉さん以外は対象外。ボケの皮を被ったツッコミ。西のナンパ男。
🇷🇺さん:男は対象外の大酒飲み。力こそパワーだけど空気は読める。東のドン。
🇺🇸さん:今作一番の普憫枠。弟にケツを狙われ嫌いな男にゲロを掛けられ、、、踏んだり蹴ったり。西のドン。
🇨🇦さん:どうしようもないのでとりあえず兄のケツを狙った弟。別にアメリカさんの事は好きでも嫌いでもない。西の実はヤバい奴。
犯人さん:ギリギリの所で逃走した。誰か当ててみてね🐱
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猫………にゃぽんか?