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赫茈
茈「…赫 」
暖かい光が少し肌寒い今日を柔らかく包んでくれる。
赫「…(振向) 」
彼の紅い目。
茈「…赫っ、! (手伸) 」
桃色がかった唇。
赫「…っ…、(微笑)」
…硝子のような心。
全てが美しかった。
赫「茈…(笑顔) 」
だが、
美しいものには
刺がある。
前垢リメイク
茈side
俺と赫は幼い頃の幼なじみだ。
小さな頃はよく遊びに行っていた。
茈「行ってきま~す」
だがそれも昔の話だ。
大きな声で玄関からリビングに届くようにいってきますをいうと勢いよく扉を開け、家を飛び出した。
茈「…あ、」
そんな昔のことを思い出していると、ちょうど向かいの家から赫が家を出ているのを見つけた。
赫「…」
茈「…(無視) 」
…仲が良かったのは、昔の話だ。
「おはよ、茈!」
「茈~!よ!」
茈「おはよ(笑)」
登校して、いつもの友達と話す。
あまり好きなタイプでは無いが今のとこつるんでいて嫌な気はしないので仲良くしている。
「今日朝から数学かよ」
「だりぃ~」
どの教科でも毎日その話をしているだろ、と内心ツッコミながらクラスの端っこに居る赫に目を向ける。
赫「…」
赫は綺麗だ。
昔から、ずっと。
「~~~?」
茈「…~!(笑) 」
「~~~!!(笑) 」
俺なんかより、ずっと。
赫「…(目合) 」
茈「…!…(目逸) 」
もし、明るい性格だったら今の俺よりも楽しそうに生活していたのではないか、とふとした時に思う。
顔も良くて、心も綺麗で、笑顔が可愛い。
きっと、赫をいつ写真にとっても美しい一枚になる。
それなのに、赫は人と関わることを極端に拒み、嫌う。
「おい、茈?」
茈「…なんの話?(笑)」
「ちゃんと聞けよ!(笑)」
茈「すまんすまん(笑)」
昔、俺は赫のことが好きだった。
…いや、俺はどう頑張っても、赫に夢中だ。
茈「赫~!!」
赫「…茈っ、(笑顔)」
控えめな性格だが話しかけると笑ってくれて、近寄ると少し顔を赤らめてくれる。
茈「これ、あげる !」
赫「え…!うれしい、!(笑顔)」
小さなものでもあげるとにこにこしながらうけとってくれる。
赫「…お誕生日、おめでとう…!」
茈「赫…!!!(目輝) 」
誕生日には俺にぴったりな指輪を選んでくれた。
「帰ろーぜー」
「おう!茈は?」
茈「あー…ちょっと用事あるから先行ってて」
「うい!じゃーな!」
「おつかれー」
放課後、あいつらに手を振り返して教室に残る。
たしか、今日は赫が日直の日だ。
放課後に教室の花瓶の水換えの仕事がある。
茈「…」
今日こそ、あの日のように、話しかけるんだ。
すぐにほとんどの人が教室を出て、部活やらなんやらの話で廊下が盛り上がっている。
教室の端を見るとそこにいつも置いてある花瓶がない。
赫が水を替えに行ったんだろう。
茈「一旦、座るか…」
変に緊張して教室に入ってくる光が淡く広がっているように感じる。
廊下の人も少なくなり、だんだんと静かになっていく。
そんな中で水が流れている音だけがはっきりと聞こえる。
茈「…」
赫の席を見るとまだ鞄がかかっている。
良かった、まだ学校にはいるのだろう。
茈「…!」
水道の音が止まる。
ぱしゃ、ぱしゃっと手に着いた水を軽く振り落とす音が微かに聞こえた。
あぁ、来てしまう。
赫「…ぇ、 」
茈「赫っ…」
がらがら、と扉を開けて入ってきた赫と目が合う。
気まずそうな、少し嫌悪感を抱いてそうな表情で俺を少し見るとすぐに目を逸らし花瓶を置きに歩いていった。
茈「ぁっ…」
赫「…」
上手く声が出せない。
喉元になにか大きいしこりがあるみたいにつっかえる。
赫が優しい目で見ている花瓶には白色のよく分からない花が入っている。
赫「…何、してるの」
小さな声が教室にぽつりと、水の波紋のように広がる。
健康観察以外で久々に聞いた彼の声は、あの頃より落ち着いていて、耳心地がいい。
茈「…一緒に帰らねぇ?」
何となく気持ちも落ち着いてきて、そんなことを口にする。
赫「…いいよ」
俺の心の中の暖かいものがぽわっとふくらんだ。
赫「…この花、ゼラニウムっていうらしい。」
そう微笑む君は、美しかった。
茈「赫ッ゙!赫っ゙っ!!!!!(泣)」
頭の中で走馬灯のように記憶が散らばっていく。
赫「…茈?(笑顔) 」
髪を強く引き上げられる。
痛い。
足を無理やり開脚させられる。
痛い。
強く押し倒されて体全体が強打される。
痛い。
痛い、痛い、痛い、いたい、いたい…。
赫「茈?(笑顔) 」
やっと意識が飛べそうだった時に赫に話しかけられた。
また痛い。身体中がつらいと俺に訴えている。
赫「俺のこと好きなんでしょ(笑)」
茈「っ…(泣)」
優しく頬を撫でられる。
茈「っ、ごめんなさッ…(泣)」
赫「俺の問いに応えろよ。 」
そのまま強く頬を叩かれた。
ばちんっと鈍い音が部屋中に響く。
茈「っ゙ぁ、…(泣)」
赫「好きなんでしょ、俺のこと?」
茈「…っすきッ゙でずッ…(泣)」
嫌われたくなくて言っているのか、本心からそう言っているのかなんて、もはや自分でも分からない。
俺の髪をひっぱりあげながら赫が目を合わせてくる。
赫「なら、耐えてよ(笑顔)」
…赫のものが勢いよく俺の中へと入ってきた。
茈「っ゙ッ!!(目覚)」
…
茈「…夢か…」
悪い夢を見た。
昔の、…
茈「…赫、 」
赫がまだ、生きていたころの夢…。
茈「…雨」
窓に雨が当たる音が聞こえる
今日は雨なのか。
茈「っ…頭、ぐらぐら…してッ…」
倒れそうだ、と思った瞬間、
赫「茈(笑顔)」
茈「な…んでッ…(怯)」
彼がいた。
死んだはずの、彼が。
茈「ぁっ゙!もッ゙や゙めっ゙ッ゙!!!(泣)」
赫「茈~?♡」
痛いはずなのに快感が押し寄せてくる。
会いたくなかったはずなのに心のどこかで喜んでいる。
茈「いだッ゙っっぃ゙!ぁ゙ッあ゙っ゙ぅ゙!!♡」
赫「久々の彼氏とのえっち、どう?(笑)」
暫く使っていなかった奥がきゅんきゅんと、あの頃を思い出すかのように快楽を求めている。
茈「ぎぉちっ゙ッ…!きも゙…ん゙ッぁ゙ッ♡っ゙ちぃ゙っから゙!♡(泣)」
赫「ふ…なんて言ってんのかわかんねぇわ(笑)」
俺の中が彼の形を思い出すように、ゆっくり、しかし確実に俺の中に入っている彼のものを包み込んでいく。
茈「赫っ、赫…っ゙、ぁゔぅ♡(泣)」
赫「…茈♡」
好き、なのかもしれない。
なんて思ってしまう自分が本当に嫌だ。
朝、起きたらそこに彼はいなかった。
いなくて、安心しなければならなかったのに。
お腹の中に、少し暖かい…熱い感触が残っていて、
「あぁ、夢じゃなかったんだ」
って、寂しがってしまった俺は、
最愛の彼に会うために、部屋の窓を開け、ゆっくりと足をすすめた。
途中まで書いてすごく日にち空いちゃったから何書きたかったのか忘れちゃっていろいろ話ぼろぼろなのが心残り
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