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BL表現あり
nmmn注意
ご本人様には一切関係ありません
R18
桃水
🌸「こーさめ、」
🦈「はーあーい」
いつもの少し子どもっぽい、甘えたような返事をする。
🌸「ね、この前言ってた同棲の話、本気で考えてみない?」
🦈「え…!?、、うんっ!!」
満面の笑みで承諾してくれたこさめは、俺にガバッと抱きつく。
🦈「やったぁ、/こさめ、嬉しい」
🌸「俺も、」
抱きとめたこさめに、フレンチなキスを落とす。
こさめはご満悦だ。
🦈「らんくんとずっと一緒だぁ…/」
肩に顔を埋めて呟くこさめの言葉に、俺もご満悦だ。
と、思ってたのに__
🌸「こーさーめぇ!」
こさめが肩を震わせ、身を縮こませる。
🌸「今週の洗濯物はこさめが担当でしょ?料理はいつも俺がやってるんだから、自分の役割くらいやってよ…」
🦈「ぅう…ごめん、」
同棲を初めてから約1ヶ月。
上手くいったのは、最初の1週間だけ。
🌸「なぁんで、やってくれないのかなぁ…」
呆れた口調で言うと、こさめが逃げるように自分の部屋に戻る。
🌸「お昼までに終わらせてね!」
いっつもこんなん。
正直、結構しんどい。
こさめが掃除以外の家事の能力が、皆無であることは知っていたが、ここまでとは。
🌸「はぁ…これから、やっていけるのかな…」
🦈「…らんくん、」
🌸「なーに?」
🦈「洗濯物、終わりました…」
こさめがか細い声で報告してくる。
🌸「えらいね、おいで」
🦈「うんっ、」
俺がにこっと微笑むと、少しばかり安心した顔をして、恐る恐るこちらに寄ってくる。
その姿はまるで、警戒心を解いた猫のよう。
🌸「こさめ、」
🦈「…ん」
俺は少し猫っ毛でふわふわした、こさめの頭を撫でる。
🌸「…これから、続けられる、?…同棲」
🦈「っ、!」
🌸「こさめ…?」
俯いたまま黙りこくってしまった。
突然切り出し過ぎただろうか。
数秒して、長い前髪の隙間から、真ん丸な目を覗かせて言う。
🦈「ら、らんくんが…イヤなら、いい」
🌸「ぇ、」
予想と180度違う答えが返って来て、困惑を隠せない。
🦈「めいわくかけてるの、こさめだし…」
🌸「いや、俺も同棲辞めたいわけじゃなくて…!」
目の縁に涙を溜めたこさめの姿は、俺の心に訴えてくるものがある。
🌸「ご、ごめん!うそだから!!やめないよ!!!」
🦈「…ほんと?」
🌸「ほんと!!!ほんとにうそ!!!!」
🦈「よかったぁ、」
目尻を下げるこさめに、胸を撫で下ろす。
こさめが保護欲を掻き乱すせいで、いつも、何かと強く言えない。
今回もそうだった…。
🦈「らんくんっ、」
ずいっと可愛らしい顔を近付けて来る。
キスしろ、ということだろう。
🦈「んッ、ぁ…/」
🌸「ふ、ッ…」
俺が舌をチラつかせれば、安易にこさめの口はそれを受け入れる。
水分を含んだイヤらしい音と、2人の荒い息遣いだけが部屋に響く。
🌸「ぷはッ、/」
🦈「ん、はぁ…/」
火照った顔を隠すように、俺の肩に顔を埋める。
🦈「まだ、真っ昼間だよ…/」
🌸「ごめんごめん、笑」
抱き合ってるこさめの下腹部に違和感を感じる。
🌸「…でも、」
🌸「こさめのココ、大きくなってるけど?w」
🦈「っ、/…ら、らんくんのせいだもん/」
ただでさえ近い距離を今度は俺から、詰めてみる。
そうすると、こさめが大きくなった肉棒を、 俺の太腿に目一杯押し付けた。
これがこさめの精一杯のお誘いだ。
🦈「せきにん、とってよ…、/」
🌸「言ったね…♡」
こさめの挑戦的な目に刺激を受け、 ゾクゾクとした何かが俺の背中に走った。
🦈「っらん、くんッ…/」
🌸「はッ、♡」
まだ慣れないお腹の圧迫感と異物感。
でも、らんくんをいちばん近くに感じられるから、こさめは大好き。
🦈「おッ、きぃ/…ぁッ、/」
🌸「こさめ、っ♡」
らんくんのがおっきくて、アツくてて、もっと気持ちイイ。
らんくんも気持ちイイのかな。
そうだったらいいな。
🌸「ん、ッ…かわい♡」
らんくんの普段より低い、甘い声がこさめの頭の中に反響する。
甘ったるい声のせいで、だんだんと意識が朦朧としてくる。
🦈「ぁ、/、ッぃきそぅ♡」
本能に従い、こさめが吐露するとらんくんの腰は急に遅くなる。
🦈「…ッ、らん、くん…?♡」
🌸「イきたいの?♡」
🦈「んぁッ、♡」
不思議そうに見つめてくるこさめ。
優しく肉棒を握ってやると、敏感になっているのか嬌声を漏らす。
こさめはいつも、俺に決断を委ねてくる。
さっきの同棲の話もそう。
この2人で作る甘い時間でだって、それは変わらない。
🌸「ね、こさめはどうされたい?♡」
🦈「ぇ、…♡」
眉を八の字にさせて困っている様子のこさめ。
知ってるよ、優柔不断ですぐ人の顔色を窺うこさめの悪い癖♡
本当は今スグにでも、イかせてあげたいけど今日はちょっとだけ我慢。
こんなに可愛いんだから、イジワルの一つや二つくらいしたくなるだろ。
🌸「ね、?♡」
俺は挿したままの肉棒をグリグリとナカに押し付ける。
🦈「ぁ、やぁ゙ッ、/」
こさめはもどかしそうに、自らヘコヘコと腰を動かす。
🌸「こさめ、♡」
もどかしい。焦れったい。
早くイキたいのに、快楽に溺れちゃいたいのに、今日のらんくんはそれを許してくれないみたいだ。
あとちょっとで到達するハズの絶頂が来ない不満から、勝手に腰が動く。
🌸「こらっ、♡勝手に動かないで♡♡」
🦈「〜〜ッ、♡」
こさめは優柔不断で、人の目を気にして。
きっとそんなのらんくんにはお見通し。
誰かの肯定が無いと怖いんだもん。
でも、らんくんはきっとそんなこさめが嫌なんだろうな。
🦈「…こさめね、/」
でも、これって逆を返せばね。
🦈「らんくんになら、こさめどうされてもいい♡」
らんくんの言葉なら、何でもこさめが肯定できるの。
🌸「っ、♡♡」
らんくんの瞳がギラりと変わった気がする。
ゆるく握っていたこさめの手を、らんくんがギュッと握り直す。
🌸「こさめ…どうなっても知らないよ、♡」
大丈夫。
🦈「こさめのこと…/、めちゃくちゃにしてもいいよ、♡♡」
選択権は、一番大好きな
君に委ねるから。
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