テラーノベル
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「 嗚呼、そうか、俺は愛されなかった 」
「 自分は愛されてはならない存在だ 」
たった一つの考えがふと頭によぎる。
虚ろな目で前を向く事だけを考え、
不器用な手を必死に扱い、
すっからかんな頭を使うこの人生に、
大切な人も、家族も、親友も、友達も、
全てにさよならを告げる、
「 こ れ で 、 い い ん だ よ ね 、? 」
首筋に優しく触れる_
今、首筋に触れる手に力を込めれば、
誰かが止めてくれるだろうか、?
生きている価値があると教えてくれるだろうか、
綺麗事や嘘を簡単に吐き、
真実を飲み込む、そんな口で止めてくれる?
優しい君が、優しい家族が、皆が止める?
_強い願いを手放すかの様に、
首を絞める腕を、力無く下ろす。
これで終わる現実ならば、
どれほど楽だった??