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水 side
しょうちゃんは奥の部屋にいってしまったし、
プランツドールから抱きしめられるし 。
愛とか、よくわかんないのに…好きって言葉
口から出てきたし 。
しまいに、僕から愛をもらったから とか言われた。
「……ぇっ、?」
「僕ら、会ったこと…ある、の、?」
「……あるといえば嘘になるし…ないと言っても嘘になるな 。」
「…どういうこと、?」
「んー…俺もよく分からへん 。笑」
…少し…プランツドールの笑顔に…きゅんと
してしまったのは…愛おしいと感じたのは
…何故だろう 。
…今は何故か、…この子と過ごしたら…
愛を知ることができる 。そう感じた。
「なぁ、ほとけ 。全ての答え合わせはさ、最期にするから 。」
「まず、…俺の事…家に迎えてくれん、?」
「…けど、僕は…君のことを愛せない、し」
「それに…、」
「…それに、?」
「もぅ、この世界から逃げようと思ってたしさ、…笑」
青 side
…今…ほとけを抱きしめるのを辞めたら…
遠くに行ってしまう。そう確信した。
だから、絶対に抜け出せないよう、強く、大事に抱き締めた 。
…つもりだった 。
…力が入らず、上手く抱き締められない
それに、声が出せない。息が苦しい。
…そのまま…視界が真っ暗に…なっ…て…?
水 side
「ぇ、ちょ、っ、?!」
プランツドールが倒れた 。
人形とはいえ、体調を崩すのだろう 。
そんな呑気なことを考えていた。
「…ぃ、き…できてな、…ぃ、?」
どうしたらいい?しょうちゃんとは喧嘩してしまって頼るのも気まづいし、助けられるのは僕しかいない 。
どうしようどうしようどうしようどうしよう
助けて
「…ぃ、ふく、っ、」
…誰、いふくんって。何故か名前を呼んだが、
そんな知人はいない。
「ぉ”ぇ、っ、」
吐き気がする 。まともに脳が働かない。
「しょ、ー、ちゃ、…助け…っ、」
僕も、そのまま意識を手放した。
「……む、…っ、!…む、く”んっ”、!!!」
ぱっと目を覚ました。
「しょ、ちゃ、?なんで…泣いてるの、?」
「なんでって…っ”…!!謝りに来ようとしたら二人揃って倒れてんのやもんっ”…!!」
「心配、…するに決まってるやん…っ、友達…なんやから…っ、!」
「…っ、…しょうちゃ、ごめんなさぃっ、!」
「ぃ、むく、僕も…ごめんな、…ほんまに…言い過ぎた。」
「仲直り…してくれる…、?」
「そりゃ、するに決まってるやん、!大事な友達なんやからっ、!」
「んわっ、笑重いよーしょーちゃーん、!笑」
「重いって言うたな!?今重いって…!!!」
「ぁ、そーだしょうちゃん、プランツドールは、?」
「ぁ、あの子な、?さっきまで苦しそうにしとってんけど…今は何とか落ち着いて…寝てるわ。」
「理由とか分からんけど…でも急に喋ったりしたから…疲れてもうただけやと思う。」
「そっ、か…よかった 。」
…あれ?なんで…安心なんかして…?
ただの他人なんじゃないの、?
「いむくん、?どうしたん、?」
「ぁぁ、いゃ、?なんでもない笑」
episode 10 ↻ 終