TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
シェアするシェアする
報告する

‎︎🤍…人間なんて(ボソッ

💚ん?…なにか言った?

︎🤍なーんでもない

︎🤍ていうか、次に言ってもいいの?

💚…うん…

次は誰の話だろう

ニキニキ?キャメさん?せんせーなのかな…?

誰の場合でもいい話なんてないんだ…

正直、もう誰かに変わって欲しい

もうきつい、辛い、苦しい

自然と涙が流れてくる

そんなのお構い無しに桜は言った

︎🤍よし!じゃあ次は天声瑪龍、朽葉瑪龍の話だよ〜


❤ふんふーん♪

❤よし!できたよ

🩵‪わぁ!すごーい

❤でしょ?じゃあ次はめろーの番だよ

トントン

階段から誰かが登ってくる音がする

そうすると決まってしなくちゃいけないことがある

それは、大切な妹を見つからない所へ隠すことだった

なぜ、妹を隠す?それはこの足音の主が原因だった。この人は俺のことを世界一大切に思っているらしい

コンコン

👤瑪龍くん、入ってもいい?

❤うん、いま開けるね〜

ガチャ

👤ねぇ、今誰かとお話してなかった?

❤ううん、この部屋にはずっと僕一人しか入ってないよ

👤ふーん、そう…

👤あ、そう!クッキー焼けたの!食べましょ

❤はーい

❤じゃあちょっと片付けていくから先行ってて〜

👤早く降りてらっしゃいねぇ〜

ガチャ

今のは僕の母親だ

僕の母親は、とことん狂っていた

妹を見ると急に発狂しだし、花瓶などで殴ろうとするなど危ない人だった。

なぜ妹は除け者なのか、 理由は簡単なことで妹には

才能というものがひとつもなかった…

勉強も運動も料理や作法などたくさんのことを親が試させた

その時は応援して愛していたのだろう

だが、親はすぐ気づいたのだ。この子はもうだめだと

それを見ていた僕は可哀想で可哀想でなにかしてあげたいと思い、今では中のいい兄妹となっている

僕たちの親はいわゆる毒親で、妹がダメになった今全部の期待を僕にのせている

だから、その期待にただひたすら答えるのだ

人間としてではなく、この人たちの人形としてかのように…


僕は中学生になり、文武両道を求められた

だから、できるだけ早く家に帰ることの出来る弓道部を選んだ

ひたすら毎日休まず、部活動に取り組む

そして、大会に優勝

大会に優勝、大会に優勝

何度も何度も、優勝しては親の顔を伺う

満たされない

嬉しいことのはずなのに…

まぁ考えても意味は無いか

人形なんだから感情なんて必要ないよな…


今日は急遽先生が部活を見ることが出来ないということで家にそのまま帰ることになった。

自主練するのもいいが、早く家に帰った方がいい。家に妹が一人でいるから。

そうだ、驚かしてやろう!

きっと喜んでくれる、、、

そう思い、静かに玄関のドアを開けた












ーーー ーーーーーーーーーーーーーーーーー

おしまいです。

弓道部など身近になく、全然詳しくないですが、キャメさんにしていて欲しいという願望で弓道部を選びました。

不快になる点がありましたら、すみません💦

暖かい目で見ていただけると嬉しいです🥹

私は、毒親とは逆で何も期待されてない側です笑(弟、妹がめちゃくちゃ優秀なので…)

今回、私は妹ちゃん側って感じですね笑

兄妹の2人は1つ違いで中3と中2です

👤←この人は一応、母親です笑

それでは、また次のお話で〜(*˘︶˘*).。.:*♡

この作品はいかがでしたか?

107

コメント

7

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚