前回の続き。
すた~と。
御本人様に関係ございません。
キャラ崩壊注意
口調注意
それでも良ければ本編へ。
AIのいとには感情なんてない。
そんなことを俺の両親は言うけれど、
俺はなんとなくいとの感情が感じ取れた。
悲しんでる時は一緒に悲しそうにして、相談に乗ってくれる。
楽しい時は微笑んでいるような、そんな気がする。
そんな俺達には翌週に親戚が来るらしい。
一人はとても意地悪な性格だ。
俺が運動や、勉強も出来ない事をいい事にいつも『出来損ない。』だとか、言ってくる。
もう一人はとても優しい五つ上の女の子だ。
会った時には、何時も頭を撫でてくれたり、意地悪な奴を止めてくれたりする。
そして、今日のそいつらが来る日になった。
正直、顔はあまり合わせたくなかった。
もっと正確に言えば彼奴の顔を見たくない。
早く終わるだろう。
そう甘く見ていた。
『よぉ!フマル!……って、此奴なんだ?』
「いと、……まぁ、AIだけど、執事……、?らしい、」
『ふ~ん、』
「いとになんか用、?」
『にしても、この、いと?って奴めっちゃカッコイイじゃん!( 笑』
『フマルよりカッコイイだろ、( 笑』
俺はその言葉に少しムッとした。
けど、親戚が集まる場で怒ったら父親に怒られるから何も言えないのが1番の悔いだ。
『ちょっと、𓏸𓏸?用事あるからそろそろ……って、何この子!』
その時、五つ上の女の子が来た。
5年ぶりだから。と、期待してたのが馬鹿みたいだ。
五つ上の子は俺には目もくれずに、いとにしか眼中が無かった。
何故か俺はその時からいとに “ 嫉妬心 ” を抱いてしまった。
コメント
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尊みが深い