ご飯を食べ終わって、再び、ソファに座るあべちゃんの膝の上
いつも通りに戻ったあべちゃんに抱きつきながら、俺は文句を言う
「もうっ!もう少しゆっくり眺めて、かっこいいあべちゃんを堪能したかったのに…、あんなにすぐにベッドに連れていくことないじゃん」
「ベッドを選んだのは翔太でしょ」
「ソファでも一緒だっただろ!」
「翔太にしては鋭いところつくね」
お手上げみたいなポーズをしてるけど、全く悪びれもしてないのは丸わかりだ
「おまけにこんなにたくさん跡つけて…」
「しばらく撮影ないでしょ」
「織り込み済みかよ…」
頭の切れる男は怖い、こんなところで賢さを発揮しなくてもいいんだけど
「というか最中ずっと俺のこと見てたはずでしょ?目逸らすなって言ったら素直に従ってたじゃない……かわいいー顔してさ」
そういいながらするっとほっぺとお尻を同時に撫でてくる
「ひゃあ!もう!あべちゃんのへんたい!いじわる!」
「意地悪されて感じてたく、せ、に」
楽しそうににんまりと笑いながら、リズミカルに人差し指で鼻の先をつついてくる
「へんたいなのは、しょーたくんも一緒でしょ」
「やだもう〜〜!!」
「またしてあげるよ」
「エンリョシテオキマス」
「へぇ、いいの?もう一生しなくていいの?翔太も結構気に入ってると思ってたんだけど?ちがう?」
「……………っ、、ち、がわ、ないけど!」
「ほらぁ」
「でも!!しばらくはいいから!…………あんなの癖になっちゃったら大変だもん」
「へぇ〜〜」
「にやにやすんな!」
「乱れまくってたもんね、そんなに気持ちよかったんだ?」
「っ!……いわない!」
「乱れてても、翔太はかわいいよ」
「そんなこと言うのあべちゃんくらいだ」
「他の奴が知ってたら許さないけど?」
急に下がった温度にごくりと唾を飲み込む
「ね、翔太。まさか知ってる奴なんていないよね?」
「いない!いないです!いるわけないです!あべちゃんしか知りません!」
「そ、ならいいけど」
「も、この話おわり!」
「はいはい」
「ぎゅってして!」
「はいはい」
ゆったりと抱きしめて背中を撫でる手が、あったかくて気持ちよくて、ふわふわする
支配されるのもゾクゾクして気持ちよかったけど、毎回あんなの身が持たないし、やっぱり優しいあべちゃんが1番好き
あのかっこいいので優しく抱いてくれたら1番いいのになと思うけど、今言ったらベットに逆戻りだから、それはまた今度お願いしよう
コメント
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およよ?続くんだ?から、最高でした👏