おまけ。少し、いやかなり時が遡ります。
メイド喫茶のとき。
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さっきふわっちとまゆが来店してきた。てか写真撮られた。レオスに。とりあえず後で新聞部にレオスのメイド服の写真渡して校内新聞に載せてもらおうと決意した時、俺はふと思った。
🌶「………やっぱ俺微妙に似合ってるんだよなあ、顔かわいいし」
🐼「…………ww」
🌶「えっなんで笑ってんの?え?緑くん????」
🐼「だって…w自分の顔に自信ありすぎだろ……wwwあんなに着るの嫌がってたのに…w」
🦩「そうですよ~!!そんなに自己評価高いなら最初から素直に着てくれれば良かったじゃないですか」
🌶「いやだから言ったじゃん『微妙に』似合ってるって!!」
🌶「可愛い顔してても俺は男であるわけで、どうしても女の子らしさは出せないの!!!」
🦩「でも会長は、」
🌶「あれは例外だろさすがに、普通に背高いのに可愛いもんなにあれ天使?」
🦩「意外とノリノリですよね、似合ってるから様になってますけど」
🌶「レオスは笑顔ひきつってるけど」
🐼「てかさっきから 何回も逃げようとして副会長に捕まえられてるからもはやヤケクソになってるよね」
🌶「……ハッ、俺も振り切っちゃえば羞恥心0のアホになれる……!?!?」
🐼「レオスディスられてて草」
カランコロン
🦩「あっ、ちょうどお客さ……お嬢様が来ましたので接客行ってきたらどうですか??」
🌶「よっしゃ、今度こそ俺はメイドになりきる!!!!」
ふわっちもまゆも今は普通にご飯楽しんでてあんまこっち見てないし!!行くぞ俺!!!振り切れ!!!!
🌶「おかえりなさいませ!!!おじょ…うさ、ま………」
💕「やっほー来ちゃった!お!!!アッキーナ結構似合ってるじゃん~笑」
🌶「もうやだ俺帰るじゃあ緑さん後はよろしく」
🐼「ごめん今忙しいから」
🌶「さっきまで喋ってたじゃん!?!?」
💕「ほらほら早く接客しないと~笑」
🌶「……こちらへ…どぞ………」
🐼「死んでる……ww」
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どうしてこの格好を見られたくない人ばかり来るのだろうか。さっきの気合い全部消し飛んだんだけど。
🌶「……こちらメニューです…」
💕「ありがと~…てかさあ、アッキーナさー、」
🌶「なんでしょうか……」
💕「あそこに座ってる2人が、例のお2人??」
🌶「……えっ」
💕「え、やっぱり?笑笑絶対そうだと思った~笑」
🌶「え、何で、わか、……」
💕「だあってさっきからアッキーナあっちばっか見てるし分かるよ~」
🌶「……がち??」
💕「まじ!!…も~、いくらめっちゃ好きで好きでたまらなくて喧嘩した時には私に秒で相談してくるくらいラブな人たちだとしても、お客様の接客中に他の人ばっか見るのは良くないなぁ~」
🌶「ちょ、え、あ、愛園さん、声でかい!!!」
顔が赤くなっていくのを感じる。……おい今あの2人こっちみたぞ絶対聞こえとるやんけ!!!!
※聞こえてません
💕「えー、でも愛園いつも相談乗ってて思うんだけどさ、アッキーナが悩んでること全部言えばいいと思うんだよね~だからいっそ今言いに行けば……」
🌶「やめて!?!?」
💕「……ふっ、冗談だよ~さすがに笑アッキーナ顔あっか笑笑ほんとに好きだねぇふわっちさんとまゆさんのこと 」
🌶「…もうやめてください……」
💕『……うん、ふわっちさんの方はこっちに超圧かけてきてるな……まあアッキーナのこと本気で好きっぽいし、悪い人ではなさそう』
💕「あはは、もう十分楽しめたし、アッキーナあっちの接客行ってきな~私さっきの緑の髪の人に接客頼むから!」
🌶「緑くんおねがい早く代わって!!!!」
💕「ん??その反応は少し許せんぞ」
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🌶と💕のお2人の会話はこんな感じでした。この2人の関係は、去年隣の席で仲良くなった、というものです。普通に友達。まぁ💕さんが🌶に恋愛感情を持ったり持たなかったり……そこら辺はお好きに想像してください。もし恋愛感情を持ったとしても💕さんは言わないだろうな、と私は思います。つらい。
三枝明那は恋人のことに話を触れられて恥ずかしかっただけ、ということを伝えるためだけに書いたのに超長くなりました。勉強しろ。私。
コメント
1件
ごめんなさい!コメント書き直させてもらいました! 全員可愛かったです!😇 受けも攻めも書き方お上手で、読んでて楽しかったです!🥰ハート読み返すたんびに押します!だからまた作品欲しいです!🥺ありがとうございました、面白かったです!!