※前回を読んでから読むことをおすすめします。
⚠マジで色々注意⚠
『起きて・・・』
『起きて・・・』
『起きて・・・!』
『起きて!』
日帝「っっっ!!・・・・・・はーーーーっ・・・!はーーーーっ・・・!」
気持ち悪い。
日帝「え・・・・・・・・・・・・・・・?は・・・・・・・・・・・・・・・?」
気持ち悪い。
全身が汗でぐっしょり濡れている。
気持ち悪さの正体はこれらしい。
日帝「あれ・・・・・・?私は・・・・・・、祠?で気絶したはず・・・・・・。外に出ていたのか?」
私の体は野原に投げ出されていた。怪我こそ無いんだが、見知らぬ場所だ。ここはどこだろう、さっきまで居た森とは違う。
日帝「ここは・・・・・・・・・?」
周りの木々には、見たこともない果実が成っている。足元の草花は、有り得ないような色のもの。この時代には入手も難しいであろう、西欧諸国風の刀。誰のものかも分からない甲冑。
そして、
どこからともなく感じる視線
周りから得られる情報はそれだけで、その他は何も無い。おかしい。明らかにおかしい。ここは異常な場所だ。
日帝「っっっ!」バッ(振り返る)
誰かに見られている・・・?視線を辺りから痛いほど感じる。監視されているのか?そもそもここはどこなんだ?なんで祠は近くに無いんだ?
頭に様々な疑問や不安が込み上げて、頭痛もしてきた。近くにあった西欧風の刀をとる。慣れていないが、無いよりはマシなはずだ。
日帝「来るなら来い・・・!叩き斬ってやる・・・!」
来るかも分からない敵にそう叫ぶ。頭の中は既に冷静で、的確な判断が出来るようになっている。全方位を警戒し、戦いの覚悟を決める。
日帝「(・・・!?あれは!?)」
草陰から出てきた”ソレ,,を見た途端、この世の禁忌に触れた気がした。目玉は片方なくなり、皮膚はただれ焼けて、内蔵も一部剥き出しになっている”ソレ,,。死体の筈だ。なのに、動いている、私に敵意を向けている。
日帝「あ、あぁぁぁあっ!!」
忘れもしない、忘れられるものか、あの忌まわしき日を思い出してしまう。私のせいで生きたまま焼かれた国民達。”ソレ,,は、あの日を思い出させるには充分なものだ。あの日、私に、人類史上最大とも言える被害をもたらしたあの爆弾。そのせいで傷ついた国民。今だにいる多くの苦しんでいる人達。
日帝「あぁぁぁぁぁあぁ゙っ!ゃ゙め゙でぇ゙っ!も゙ぅ゙ゃ゙め゙でぇ゙っ!」
斬れない。攻撃出来ない。それどころか腰を抜かして泣き出してしまっている。攻撃しないと、それか逃げないと、じゃないと私が殺される。あの動く死体に殺される。
日帝「ぁ゙・・・、ぁ゙ぁ゙ぁ゙っ!」
ゾンビ『ぅ゙ぉ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ッ!ぅ゙ばじゃ゙め゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙!』
意味もわからない叫びをあげる死体。まずい、殺られる。殺らなきゃ、殺られる。
日帝「ぅ゙わ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙っ!ごめ゙ン゙な゙さぃ゙ぃ゙ぃ゙ぃ゙ぃ゙ぃ゙ぃ゙ぃ゙ぃ゙ぃ゙!!!」
ザシュッ
ビチャッ・・・
日帝「はぇ・・・・・・・・・・・・・・・・あっ・・・・・・・・・・・・・・・」
動く死体は、本来の動かぬ死体へと戻っていた。私が握りしめていた刀には、赤黒い、ドロっとした”何か,,が着いていた。
日帝「ぁ゙ッ・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
声も出ない。ただただ逃げることしか出来ない。
日帝「ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙っ!ゃ゙め゙てっ!ぉ゙願い!」
あの恐怖が蘇る。
日帝「お願い”・・・・・・・・・・・・、」
悪い夢だと言ってよ・・・・・・・・・・・・・・・
コメント
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続き待ってます✨