⚠️微モブレ⚠️
火照った体とは真反対な冷たいドアに体を預け、揺さぶられる衝撃に耐える。体重を掛けながら腰を押し付けてくる男の体を手で退けようとするが上手く力が入らない、なんならヒートアップしつつある。どうしようかと身を捩っていたら微妙に乱された服の隙間から覗く乳首を引っ張られ、思わず声が漏れてしまった。乗客がぐりんと一斉に俺を見る、助けてくれるかもしれない。だなんて希望はすぐに打ち砕かれるのだが..俺は馬鹿だから少しでも期待してしまった。俺を見た人達は全員顔を顰めてそっぽを向く、スマホを弄ったりわざとらしく外を見たり目を瞑ったり。俺の手段は『耐える』しかないと、それを見て悟った。
恋人が助けに来てくれるのもまた夢の話なのだ
びゅーッ♡♡..びゅく..ぴゅっ..
赤「ふ、ぅぅ..♡♡ぐす、っひ、ぅ゛..」
その後無事に帰して貰えたのだが..相手の性格がまあ悪いこと。精液の後始末をしないまま帰れと命じられ、見たこともないようなアダルトグッズを挿入された。そして今桃くんの家までの道を歩いている。足を動かす度にぬちゅぬちゅと中の白濁液が波を打ち、バイブもうねる。求めていない快楽に足をガクガクさせながらやっとの思いで1歩を進めて行く。どれくらい時間を使ったか分からないくらいゆっくり歩いていたせいで、迎えに来た桃くんが道の奥に見えた。まだ涙も拭っていないのに、こんなあられもない姿を見られて俺のプライドはズタズタだった。
桃「..なんだその格好。」
顔をびしゃびしゃにして泣く俺を見て一息ついてからそう声にする桃くん、ぐずぐずと泣いて返事のひとつもしないで居ると腕を引かれて無理矢理歩かされた。周りの視線が痛い、通報されたらどうするのだ。そんな文句も言えないまま俺は引きずられるように桃くんの家へ向かった。
赤「..桃くん..」
家に着き靴を脱いだところで俺はやっと声を出した。振り向いた桃くんの表情は見れない、だって怖いから。もしも電車の中に居た人たちと同じような..拒絶されるような顔を向けられたら、俺は立ち直れない。だから俯いたまま、ただ「シャワーを浴びさせて」と呟いた。それを聞いた桃くんは「何があった」と再度経緯を聞いてくる、言えるわけない。あんなこと。俺は穢れているんだ..そんな俺を桃くんに触らせたくない。
桃「赤..!」
赤「いた、っ..ぁ..」
ふらふらと風呂へ向かおうとすると声を荒らげた桃くんに壁に縫い付けられてしまった。そこで初めて、桃くんの目をしっかり見る。泣きたいのは俺なのに、なんで桃くんがそんな顔するの。
桃「..俺が..」
「..」
「お前を嫌う訳ないだろ」
「..そんなに、思い詰めるな..」
言葉を詰まらせながら言ってくれた台詞は、その時の俺に、いちばん大切な言葉だったと思う。
赤「ん、ぅぅ、桃く..」
優しく俺の手を包む桃くんの大きな手、角張った骨を中指で擦るとまた優しく微笑まれた。コンドームを指につけて嫌な顔をせず中の汚物を取り出してくれる、逆に俺が嫌そうな顔をするとキスをしてくれた。とにかく優しくて甘いキス。それに気を取られているうちに処理は終わっていた。その代わりに、桃くんの熱くて太いそれが押し付けられている。くぱくぱと口を開閉させる後穴に少しずつ桃くんの陰茎が押し入れられていく。
くぽっ♡゙..
赤「っひ、!、♡♡..」
ぼ〜っと桃くんの顔を見つめていたら急に奥まで挿し込まれた。ゆっくりと挿入されて焦れていた分、気持ちよくて嬉しくて、すぐに射精してしまった。挿れてからは少しだけ桃くんの気持ちも入り交じった行為になった気がする、俺が射精したにも関わらず乳首を咥えて腰を大きく動かしてくる。本当は死ぬほど嫉妬していたんだろうなぁ..と頭の片隅で考えながら乳首に吸い付く桃くんの頭を撫でた、すると桃くんは顔を上げてまた俺の唇に吸い付いた。
赤「ん〜..桃くん..」
桃「おはよ、大丈夫か。」
赤「うん..ぅん、桃く..」
桃「はは、甘えたか..?怖かったろ、な、もう俺がいるよ。」
赤「..うん..」
その時にしたキスは何回目だったろう。
コメント
6件
あぅ、めっちゃ好きです🥹🫶🏻️💓 天才ですね、ほんとに、 最初から最後まで死にながらみてました😇😇😇 まじ最高です🫶🏻️︎💞
天才すぎますね! よろ。さんのこと辞書だと思ってます❤️🩹📕
はいもうほんとに大好きです‼️🥹🩷もしかして天才ってことですか? 最初っから好きすぎて最後のさとさんの言葉とか優しすぎて😳💗💗💗