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阿久津や東風谷と食べ損ねたお昼を一緒に食べようとラウンジへ行こうとしていたらレジ袋を持った九条先生がいた
白雪「もしかして、先生も遅めのお昼ですか?」
九条「どうも阿久津さん、東風谷さん、白雪さん
はい、
ん?“も”と言うともしかして3人もですか?」
阿久津「はい
お昼、時間なくて」
九条「なら、是非一緒に遅めのお昼を食べませんか?
鵜久森さんも一緒です。」
東風谷「はい、喜んで!」
九条「あと、これ、よければどうぞ
鵜久森さんが作成したお弁当袋です
友達にもあげて良いとの事でしたので」
東風谷「嬉しいです
ありがとうございます!」
阿久津「カッコイイ……」
白雪(いじめの主犯格な琉偉と仲が良かったのにも関わらず、いじめを止めなかった私がコレを貰ってもいいのかな……)
九条「白雪さん?
どうかしましたか?」
白雪「いえ、なんでもありません
ありがとうございます。」
咄嗟にそう言ってお弁当袋を貰った
……こんな素敵なもの私なんかが本当に貰っても良いのだろうか……
そんなことを考えていると直ぐに理科準備室に着いたが、
友達になったとはいえ見て見ぬふりをしていた私たちが鵜久森さんと一緒に食べて良いのかと少し躊躇したので外で九条先生からの合図を待つことにした
九条「どうぞ」
その一言で私たちは準備室へ少し緊張しながらも入っていった
九条「ぜひご一緒したいとのことでしたので誘って見たのですが、ダメでしたか?」
そして、お弁当を取り出すと、鵜久森さんはお弁当袋に反応した
鵜久森「それって」
東風谷「先生が鵜久森さんから友達にも渡していいって聞いたから、さっき貰ったんだけど……」
阿久津「嫌だった?」
鵜久森「嫌なんてそんな、
むしろ、無理させてないか心配で」
東風谷「無理とかないから!」
阿久津「だってカッコイイじゃん
このお弁当袋」
白雪「うん、
絵、めっちゃ綺麗」
すると急に扉が開いた
星崎「おお!
こんなとこに溜まってたの?」
鵜久森「星崎くん!?」
星崎さんが中に入ってきた
星崎「先生ヤバいっす
マジ革命起こしてますよ」
九条「はい?」
星崎「いや〜俺、ずっと学校生活退屈だったんですよ
でも、最近、全然そんなことないです
先生がやばいからです
それなんで、
俺、先生の映画撮らせて下さい」
九条「……すみません
言っている意味がよく分かりません」
そんなこんなの話を聞きながら私たちは楽しく遅めのお昼を食べた