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にょたは結構好きです

にょた百合書きたいんですけど浅はかな変態が露呈するので悩みどころ



文才なんかありません。

案の定駄文。駄文。

cpはどこかに記載してます。

主はにわかです。解釈違いがあると思います。

※ご本人様には関係ありません。


先天的女体化ym

女性攻め

玩具


今回は本番ありません


R指定作品のため予告無く非公開にする場合があります。


















「ふぅ…..」

風呂上がりの温まった身体。濡れた髪をタオルで雑に乾かしつつ息をつく。

顔を上げて鏡を見れば、顔をほんのり上気させた自分と目が合った。合ったのだが。

どうにもその顔は…..。いや、やめておこう。

どことなく居た堪れなくなって、ふい、と鏡から目を逸らす。そんな行動をとるのにも訳があるのだ。

バチン、と両手で頬を叩くと、頭が段々と冷えてくる。冷静になってきた頭でこの後のことを考え、やはり溜息をつくと、脱衣所を出て寝室へと向かった。

今日、恋人から夜のお誘いがあったのだ。

普通のカップルであれば緊張しつつも、それはそれは甘い期待を抱くだろう。だが、私にとっての、恋人からの夜のお誘い、とは本来とは少し違った意味をもっていた。

彼女とこのような行為に及ぶのは、決して今回が初めてではない。だが、それでもやはり緊張と羞恥が頬を赤く染めていく。

「…….しっかりしろ加賀美」

想像して吐き出しそうになった溜息を飲み込み、自らに喝を入れる。

相手は確かに先輩だし、色んな意味で引っ張ってもらうことも多い。だが、自分よりも年下の女性だ。ここで私がリード出来なくてどうする。

「…..よし」

覚悟を決め、寝室の扉をノックする。

「入りますよ、夢追さん」

ガチャ、と音を立てて開いた扉の先。薄暗い部屋の中で、ベッドの上に割座で座り込む恋人の姿があった。

濡羽色の髪を揺らし、こちらを向いたガーネット。

その扇情的な姿に思わずたじろいでしまう。どこから見つけてきたのか、私の黒シャツを身につけた恋人の、その白い肌とのコントラストが目に毒だ。

よく見てみれば、下半身には紅い下着を纏っているようだが、上半身にはシャツを一枚着ているだけのようだった。すらりと伸びた白い足、第二ボタンまで開けられたシャツから覗く鎖骨と控えめな谷間、シャツの裾から見え隠れする紅い下着。不躾にもごくりと喉を鳴らしてしまう。

そんな私の心情を知ってか知らずか、夢追さんは、ぱあっと顔色を明るくして口を開く。

『あ、やっと来た!夢追待ちくたびれちゃったんだけど〜』

「す、みません…お待たせしました」

申し訳なくなって謝れば、夢追さんは冗談冗談、ときゃらきゃら笑う。

おいで、と手招きされてベッドへ歩み寄る。夢追さんのすぐ側に行けば、微笑まれて頬にキスをされた。いつものことなのに初心な反応を返してしまうのが情けない。

「あの、夢追さん…今日は私、が…..」

途端。ぐるりと景色が回る。

反射的に閉じてしまった目を開けば、目の前に夢追さんの顔があり、その奥には天井が見える。ベッドに押し倒されたのだと、すぐさま理解した。

つう、と白く細い指が私の鎖骨をなぞり、首を伝って頬へと移動する。呼吸まで彼女に掌握されているようで背筋が震えた。

『ね、ハヤト』

綺麗な瞳が細められる。それでもなお、サイドテーブルに置かれたランプの暖色を反射して輝く瞳から目が離せない。

『あたし、我慢出来なくって』

夢追さんは緊張で強ばる私に口付けると、サイドテーブルに置かれていたモノを手に取った。惚ける私に、にっこりと微笑む。

『新しい玩具、買っちゃったんだよね』

…….やっぱりこうなるのか。

『ねえ、もういい?時間もったいないし早くハヤトに試したいの』

玩具、と呼んだそれを口元まで持ってくると、彼女はわざとらしくリップ音を立ててソレにキスをする。

その動作すら無駄に色っぽくて少し腹が立った。

恐る恐る、彼女の持つソレを見つめる。得体の知れない…わけではないが、名前を口にしたくもなければ、用途を知りたくも無くて、脳が理解を拒否する。

『いいでしょ?ね、ハヤト』

天使のような微笑みを浮かべる彼女が、今だけは悪魔にしか見えない。確かに圧を感じる顔と声でそんなことを言われたら、もう。

「…はぃ…….」

扉を開ける前の覚悟など粉々に砕け散って、弱々しく返事をするしかなかった。






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