最近ノベルにハマってます
リクをゆっくり消化してるんですけどなかなか納得のいくものが書けないです……
リクでいただいた青赤
体調不良
ご本人様とは関係がございません
苦手な方は閲覧をお控えください
ぅ゙……さいあく
朝起きてすぐに感じる激しい頭の痛み
体もしんどくて、もしかしたら熱があるのかも
よりによってなんで今日なの……
赤「もぉやだ……」
今日は本当に久しぶりにまろとデートに行く日
ずっと楽しみにしていたこの日の目覚めが最悪で、思わず泣きそうになるのをぐっとこらえる
おきなきゃ、まろが待ってるから
今日のデート、りうらのせいで中止なんかにしたくない
今日のために何時間もかけて服も小物も選んだし、まろだってりうらにバレないようにこっそりデートプランを考えてくれてるんだから
赤「おはよ〜……」
リビングのドアを開けて、なるべくいつもと変わらないように挨拶をする
青「ん、おはよ」
ふわっと微笑む彼は、心做しかいつもよりかっこよく見える
デートだから気合いを入れているのか、はたまた恋人補正とかいうやつなのか
でも彼の姿をみても、一向に治まらない頭の痛みと、立っているから重たいものに押されているかのようなだるさ
青「……?なんかあったん?」
赤「ぇ……なんもないよ〜」
いつもは鈍感なくせに、変なところで勘が鋭い彼
悟られないように笑ってみせる
青「りうら、ここ座って?」
赤「…?」
大人しく、まろの隣に座る
青「今日、おうちデートにせん?」
赤「えっ、なんで………」
そう聞くと、ちょっと困ったように笑うまろ
なんで、やだ、今日楽しみにしてたのに
思わず泣きそうになる
青「ごめんな?そんな顔しんといてや」
赤「やだ、今日…久しぶりのデートなのに……」
赤「まろのばか、楽しみにしてたのに」
急にデートをやめるなんて言い出すまろに不満をぶつける
あぁ、こんなはずじゃなかったのに
きっとまろなりの優しさなのに、でも
でもね、りうらは本当に楽しみにしたんだよ
だからりうらのせいで中止になんて……
その時、まろに急におでこをくっつけられる
赤「…ぅわ………っ」
青「んー、ちょっと熱い?やっぱ具合悪いんやない?」
やめて、そんなこと言わないで
赤「別に、りうらは平気だからっ!…ね、だから……」
だから、デート、行こうよ
青「だーめ、はい、連行~」
赤「ちょっと、まろ…!」
まろに抱きかかえられて、ベッドまで連れて行かれる
あーあ……本当にだめになっちゃった
青「はい、ちゃんと薬のんで」
赤「………」
不機嫌全開と行った感じで仕方なく水を飲む
そもそも、りうらが原因でこんなことになったんだからまろに当たるのは間違ってることなんてわかってる
だけど、この気持ちを処理していいかわからなかった
青「ごめんなぁ……」
赤「なんで……」
なんでそんなに申し訳なさそうに笑うの
赤「なんでまろが謝るの……」
こらえていた涙と言葉がぼろぼろと溢れていく
赤「ごめんなさ……っ、りうらのせいで…」
青「ううん、ええんやよ」
青「大丈夫、大丈夫やから」
赤「ばか、まろのばかぁ…っ」
わんわんと泣き出すりうらを優しく撫でてくれるまろ
青「ほら、泣いたら余計にしんどくなっちゃうで?」
青「かわいい顔みせて?」
そう言って目をこするりうらの手をどかされ、顔をまろの方に向けさせられる
かっこいい、大好き
青「かわいい、大好きやよ」
赤「……っ!///」
なんだか、心を読まれたみたいで恥ずかしい
青「今日はずっと一緒におるから、な?」
赤「うん……ありがと…」
そう言って手を繋いでくれるまろ
最悪な1日だけど、まろといられるなら…それでもいいかな
赤「でーと……今度絶対いこうね…」
青「もちろん。でも、焦らんでいいんやよ」
青「これからも一緒やから」
赤「んへ、まろ、かっこいいね…///」
キスしたくなって起き上がるとまろに止められる
青「こーら、ちゃんと寝とき?」
赤「んぅ……」
お腹をとんとんと叩かれ、泣きつかれたからか次第に眠くなってくる
赤「まろ、どっかいかないでね」
青「言ったやろ?ずっと一緒におるって」
青「おやすみ、りうら」
そう言っておでこにキスしてくれた大好きな彼の優しい笑顔を見て、目を閉じた
END
過去作って抹消したくなりますよね
コメント
4件
ねぇ、本当にやばい。今まで見てきた体調不良で1番好きかも。 まず最推しの青赤 そして青くんのスパダリ感と赤くんの色々な感情が混ざった感じ 青くん優しすぎだし赤くん可愛すぎだしでもう尊い。 あああああぁぁぁ() 優來ちゃん天才。