テラーノベル
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賑わう居酒屋
壁に飾られた値札
笑い声
お店は外とは違って活気にあふれていた。
小さい店なのにたくさんのお客さん
「虎さんってこういう店来るんすね、
なんかもっと洒落てる店行ってるイメージだったわ」
虎さんはいつも落ち着いた性格で
だけどたまに見せる子供っぽい一面がある
俺的には虎さんはもっと静かで落ち着いた場所でお酒を嗜んでいるイメージがあった
「んー、まあこの店は酒は安いし飯はうまい
それに客人みんなが優しい、これ以上に良い居酒屋はないよ」
俺は虎さんの隣に座り、虎さんがすすめた酒やつまみをいただきながら何気ない会話をした、
これからこと、
Y4T4のみんなのこと
会社のこと
いろいろ話した。
どんな話をしても会話は尽きなかった、
虎さんと何時間もはなし何杯も酒を飲んだ。
結局俺が一方的に話してしまったのに虎さんはいつもの笑顔で笑ってくれた。
俺が虎さんの話を聞くはずだったのに、
虎さんは笑顔で俺の話を聞いてくれた、
それでも虎さんは飯を奢ってくれた、
「今日はマジで楽しかったっす!
奢ってくれてマジありがとうございます!」
「いやいやいいよ、飲みに誘ったのは俺だし、
まあ代わりと言っちゃあなんだけどまた時間あったら飲みに行ってくれる?」
「もちろんっす!マジありがとうございます!」
虎さんは嫌な顔せず俺の話を聞いてくれた。
虎さんはいつもみたいに話を盛り上げて、
いつもみたいに笑ってくれた、
俺は帰ってきてすずさまベットに倒れ込んだ。
心は申し訳なさとありがたさで溢れていた。
あんなにも話を聞いてくれたのに俺は何にも虎さんに返せていないこと、
ポケットから財布すら出さずに虎さんに奢らせてしまったこと
それに虎さんを俺の心の隙間埋めに使ってしまったような気がした。
虎さんと話している時間、笑い合っている時間が温かくって笑いが冷めることがなくて、
その申し訳なさと帰って冷めてしまった温かさのせいでまた心の隙間が大きく空いてしまった気がした、
モノクロナツキ
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コメント
1件
おお、第2話読んだよ!虎さんと居酒屋で飲む話、めっちゃいい雰囲気だったね。虎さんの「酒は安いし飯はうまい、客人みんなが優しい」ってセリフ、なんかじんわりきたわ。ああいう店って確かに最高だよね。 でも最後の「心の隙間が大きく空いてしまった」ってところが刺さった…。楽しかった後にくる虚無感、わかるなあ。虎さんの優しさに甘えちゃった罪悪感と温かさの両方を持って帰る主人公の心情、すごくリアルだった👍 続き気になるわ!