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Nene
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「一緒にこのクソみたいな世界から逃げ出さない?」
そんな馬鹿げたことを言ってくる目の前の男はいきなりそんなことを会って数分で言ってきた
正直怪しいしよく分からない
「は?意味わかんない」
「だーかーらー!一緒に逃げない?ってこと」
「それ説明になってない。てか会って数分なのになんてこと言ってるんだよ。」
ほんとよく分からない。この男。名前はなつきとか言ってたな。
「なんでそんな冷たいんだよぉ〜」
なんかほざいてるわ。俺はそんななつきをほっておいて次の授業の準備をする。
つい先日高校に入学し今日初めてなつきと話した。なぜこんなに親しいように話せるのかは俺も分からない。
「はぁ」
ため息が漏れる。
正味世界から逃避行なんて非現実的だ。
俺は別にこの世界に恨みなんぞ無い。ただいつか死ぬのに学習をする人間の行動がよく分からない。俺も人間なのに。
「そっか真面目で逃避行なんかと縁ないよね」
少し残念そうになつきが呟いた。
俺はしょうがなく話を聞いてやろうと思ってた
「んでなにその逃避行とか言う奇行は?」
「え⁈聞いてくれるの!」
一気にうるさくなったな。耳がキンキンする
「うるさい。耳痛くなるから静かに喋って。」
「なるほど。」
なつきによるとこんなつまんない学校生活を送るぐらいなら色んなところに巡ってやろうと言う馬鹿げた計画だ。
「つまんな」
「酷くね?」
当たり前の反応だ。俺は確かにいつか死ぬのに学習する意味がないと思っている。でも学校がつまんないと言えば嘘になる。
「そんなこと休日にやれよ。」
「俺には時間がないの!」
まだ高校1年生だ。高校生活ならまだ時間がある。なぜそんなに急いでいるのか。
「なんでそんな急いでるんだよ。まだ時間はあるだろ。」
「もうここまで来たなら言うかぁ。」ボソ
「俺は余命1年。大体来年のこの時期に俺は死ぬ、らしい」
「は?」
いきなりの展開に俺は頭をフル回転する。
「固まんなって〜」
「いやこの状況で固まらんやついないわ。」
俺は混乱しつつツッコミを入れる。そんな余裕が俺の中にあるのはびっくりだ。
「整理すると、なつきは余命1年で高校生活をするより外に出て好きなことをたくさんして死にたいってこと?」
「そーだよ!俺は高校で俺が1番気に入った奴と旅して死にたいんだ!」
ぶっ飛んだことを言うなつき。正直怖すぎる。
なんてったってなつきはここ数日で学年のトップ。一軍ってやつになっていた。誰にでも気さくに話しかけるいい一軍だとは知っていた 。
おんなじクラスだったし。
でもなんでこんな陰キャな俺に話しかけて来たのだろうか。俺の特徴はメガネをかけていて自分の机で静かに本やらスマホやらをいじっている奴だ。
「だから〜!俺と一緒に死ぬまで旅してよ!」
「言ってることぶっ飛んでるよ」
放課後、クラスの奴らがいなくなっていたのでお互いいつもより大きい声で話していた。
俺は別に普通だけどな。
夕日が教室に入ってくる。なつきの悲しそうに笑ってる顔が夕日に照らされる。
なつきはやっぱ無理か、と悲しそうに呟いている。
「なんで俺なんかを旅に出そうとするんだよ。」
「ん?あぁクラスの奴らめんどくさい奴多いじゃん。俺に縋り付いてくるみたいで嫌だし。」
確かにこのクラスはなつきによく、くっつきたがる。
俺はそれに入らなかったから目つけられたのかな。
「俺に高校の単位落とす気?」
「いやここ通信な。」
「それでもよ。」
そう。ここは通信高。俺はここ数日だがなつきと全く同じ単位を取っている。なんの奇跡だよ。
「俺と一緒に旅に行って最低限の単位一緒に取ろうぜ。俺が死んだらお前の好きなように単位を取りな。」
本当にこいつに着いていっていいのか。
俺はここの選択をミスったらこれからの人生終わる。それならなつきと一緒に死ぬか。
「しょうがないわ。しつこいしこれ以上話すのもめんどくさい。お前のクソみたいな世界からの逃避行手伝ってやるよ。」
「え⁈いいの?」
「いいって言ってるだろ。でもこの旅が終わった後に人生詰んだらお前と死んでやる。」
「お!いい覚悟だねぇ。」
俺は教室の窓から夕日を見る。今まで見た以上に綺麗で少し目に涙がたまる。なんで涙がたまるのかは分からない。なつきの嬉しそうな横顔を見ながら俺は静かに笑った。
なつきside
「え?〇〇笑った?」
全く笑わない真顔で俺の話を聞いて答えを出してくれた〇〇。俺はとても嬉しく浮かれながら教室の外に顔を覗かせている太陽を見た。ふと隣に座っている〇〇の顔を一瞬見ると 何故か顔が一瞬だが綻んだ気がする。
何故だろう。今まで見て来た〇〇の中で1番いい顔をしている。
お疲れ様です!
初めて書いたくそ初心者です!
本当にこの続きについて思いつかないのでこう続いて欲しい等あればコメントお願いします!
ちなみに〇〇は一応名前が入ります!
続いたら次の話でお会いしましょう!
ではおつさく〜
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