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_お前に隠し事なんかしねぇよ!w
そう言われて、僕の心は締め付けられるように痛かった。
だって自分は桃太郎と言うことを隠している。
一ノ瀬四季と言う男を殺そうとしている。
そんな大事なことを隠してしまっている。
もし、もしもナツ君が一ノ瀬四季だったら、僕は一ノ瀬を殺せるだろうか、
あんな風に仲良くなった親友を、この手で殺せるのだろうか。
絶対に無いとは言い切れない。もしかしたら、僕が桃だとは知らずに、利用しているかもしれない。
_でも、あんなに普通に接してくれるナツ君が、裏切っているなんて、想像できるわけがない。
できるだけこんなこと、考えたくない。でも、考えてしまう。ナツ君が一ノ瀬だって。
でも、僕がやらないといけないんだ。たとえナツ君でも、人を傷つける鬼は。
日本全体の幸せのためにも、僕が_