テラーノベル
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夜中の真冬の風が、街を静かに包んでいた。○○はパーカーに半ズボンのまま、そっと布団を抜け出す。
理由はほんの少しだけ、甘いものが食べたくなっただけ。
「みんな寝てるし……大丈夫だよね」
そう自分に言い聞かせ、玄関のドアをそっと開けた。
――しかし、家の中ではすでに三人の気配が動いていた。
「……玄関の音?」
元貴は寝ぼけながらも耳を澄ます。
「○○?」
若井が布団から体を起こす。
「一人で……出てる?」
涼架は天井を見上げ、眉をひそめる。
三人とも○○のことが大好きで、心配性だった。
そして今夜も、○○が黙って出かけていることを察し、黙っていられなかった。
「行こう」
元貴が布団を蹴飛ばす。
「一緒に迎えに行く」
若井も上着を掴む。
「無事でいてほしい」
涼架はスマホを手に取り、外の様子を確認する。
外は真冬の冷たい風が吹きつける。
三人は慌ててジャンバー、マフラー、手袋を身に着け、家を飛び出した。
街灯に照らされた三つの影が、夜道を急ぐ。
「○○、寒くないかな……」
元貴が不安そうに呟く。
「パーカーに半ズボンなんて……絶対寒いよ」
若井も眉をひそめる。
「ジャンバーもマフラーも手袋も、全部貸す」
涼架は決意を込めて言った。
「一人で風邪なんてひかせられない」
――そして、コンビニの前。
自動ドアが開き、○○が小さな袋を手に現れる。
三人は一斉に声を上げた。
「○○!!」
「寒くなかった?」
「夜中に一人で出たら危ない!」
「全部着て!手袋もマフラーもジャンバーも!」
○○はびくっとして立ち止まる。
でも三人の心配でいっぱいの目に見つめられ、つい笑ってしまった。
「ごめん、心配かけて……」
小声で言う○○に、三人は同時に駆け寄る。
元貴ジャンバーを羽織らせ、若井がマフラーを巻き、涼架が手袋をそっと手に差し出す。
「もう絶対一人で行っちゃダメだ」
「夜中は危ないし、寒いし、心配で死ぬかと思った」
「俺たちがいるんだから、頼れよ」
言葉だけでなく、行動で守ろうとする三人の気持ちが、○○をぎゅっと包む。
「ありがとう……」
○○は少し恥ずかしそうに手を握り返す。
家に帰る道、○○は三人に囲まれて歩く。
夜風は冷たいけれど、三人の腕と背中の温もりが全身を包み、寒さなんて感じない。
――家に着くと、三人は迷わず○○を抱きしめた。
「もう離さない」
「朝まで、な」
「絶対に離さない」
○○は少し照れながらも、三人の腕の中で安心する。
毛布をかけられ、体を寄せ合い、三人の手が背中や肩、頭を優しく撫でる。
「眠くなってきた……」
○○の小さな声に、元貴が頷く。
「大丈夫。ここにいるから」
「寒くない?」
「温かくしてるから、もう心配しなくていい」
若井は○○の手を握り、りょかは頭をそっと撫でる。
三人の呼吸と手の温もりが、まるで夜そのものを包み込むようだった。
○○は少しずつ目を閉じ、三人に守られながら眠りに落ちていく。
元貴は背中をさすり、若井は肩を抱き、涼架は手を握ったまま。
朝まで、三人は○○を離さなかった。
夜の寒さも、孤独も、すべて消え、家の中にはただ温かさと安心だけが広がっていた。
「ずっとここにいるから」
「絶対一人にはしない」
「俺たちが守るから」
○○は小さく笑って、三人の腕の中で夢の中へ落ちていった。
真冬の夜に、三人の優しさはまるで火のように、○○を温め続けた。
夜の寒さも、孤独も、すべて消えていた。
○○は三人の温もりに包まれ、安心しきった寝息を立てる。
時折、三人の指先が○○の髪や頬に触れる。
「温かい……」
「風邪ひかなくてよかった」
もとぅーきーの小さな呟きに、若井が笑う。
「これで安心して寝られるな」
りょかもそっと頭を撫でながら、静かに頷く。
夜が明けると、朝の光がカーテン越しに差し込む。
○○はまだ夢の中で、腕の中の温もりに包まれたまま。
「おはよう、○○」
もとぅーきーが小声で囁くと、○○はかすかに目を開ける。
「ん……おはよう……」
寝ぼけた声に、けろぱが肩を揺らして微笑む。
「よく寝たな。朝だぞ」
りょかはそっと○○の頬をつつく。
「おい、起きろ。俺たちが朝からギューってしてんのに、まだ寝てるのか」
○○は慌てて手で顔をこすり、三人を見上げる。
「う、うん……起きる……」
でも三人は離さない。
「もう少しだけ、このままいよう」
「朝ごはん食べる前にギューしてあげる」
「手、離さないからな」
三人の腕と体の間で、○○はくすぐったそうに笑う。
それでも、安心と甘さに包まれて、完全に目が覚めることはできない。
「こんな朝も、悪くない……」
○○は小さく呟くと、元貴の胸に顔をうずめ、若井とりょかの腕に体を寄せた。
三人はそのまま○○をぎゅっと抱きしめ、毛布をかけ、朝の光の中でぬくもりを共有する。
笑い声も、寝息も、三人の優しさも、すべてが静かに家の中に溶け込む。
「○○、一人で出かけるなよ」
「約束だぞ」
「ずっと、俺たちが守るから」
○○は安心して微笑み返し、三人の腕の中で再び目を閉じる。
真冬の朝でも、この家の中は、三人の愛情と温もりで溢れていた。
○○は、もう絶対に一人で寂しい思いをしなくていい。
そして三人も、○○を守ることに何一つ迷いはなかった。
うーーーーんなんかおかしい。眠いからかな。ごめんなんかおかしいわ。
あっれれぇぇー?おっっっかしいぞぉぉぉぉぉぉーーー??w
↑なんか予測変換にあったんだけど笑笑
リクエストなどなど受け付けております!
誤字あります!優しい目暖かい目でみてね!
寝るわなう(2025/12/30 03:13:53)
コメント
2件
やっぱ天才だわドア開けた瞬間で気づくのすごいなあww過保護みたいなのめっちゃすきなんだけどwwwリクエストはねーキャンプとか行っちゃったり!?キャンプとかで寒くてもハグとかで温め合うみたいなのお願いしますわ