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まだいきてる

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まだいきてる

1 - 第1話

♥

2,640

2025年07月18日

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目が覚めると分厚いカーテンから透ける日差しの強さで朝が来たことを知った

今日は夏休みだ。ベッドのすぐ横にある窓から豆腐屋独特のメロディの音楽が聞こえる

夏休みに入ってからというもの、毎週木曜日の13時にこの辺りを通る豆腐屋の音楽が目覚ましとなっていた

もう昼を過ぎてしまったのか、もったいない過ごし方をしたな。と思う反面、長期休みだから出来ることだろ、と少し嬉しさを覚えている自分もいた

無機質で真っ白な壁と床に囲まれた部屋は窓のすぐ近くにあるベッド一つだけがポツンと置かれているだけのつまらない空間だ

カーテンを開けると、いつもの緑の風景が広がっているその奥に栄えたビル街がちょこんと顔を覗かせた

青空に浮かぶ大きな入道雲、きっとこれから夕立がくる

2階の自室から1階のリビングに降りる

2時間前にタイマーセットしたクーラーはガンガンに効いていた

冷房の効いた涼しいリビングの隣にある和室にもその冷気は伝わっていた

愛犬の写真の隣に飾られてある黒縁の中に入った俺の写真

今朝新しい花に変えたのだろうか、縦長くて白い箱に入っていた時と同じ匂いがする

白い和室には似合わない真っ黒な仏壇に、所属している野球部からの寄せ書きのメッセージ、お気に入りのマグカップに入った大好きなジュース

いつ見ても不思議だった。心臓の鼓動がないのに気づいたのはつい先日だったからだ

黒縁に入った自分の写真を見ても、その事実を受け入れたくなかったから見て見ぬふりをしていた

きっとまだボーダーラインを彷徨っていて、今は病院で眠っているはず、と。

そんな小さな期待も最近ではどうでもいいと思うようになってしまっていた

誰も俺の事を見てくれないのはあまりにも退屈過ぎるからだ

この事実だけで俺のことをみんなは目視できていないし、俺の声を聴くことが出来ないことがわかった

ちょうど仕事が休みの母は自室で昼寝をしていた

もう、いくら話しかけても俺の声は聞こえないそんなことはもう分かっていた

でも、もしも母に霊感があったら俺のことが見えるかもしれないといつになっても諦めることが出来なかった

sh「…かあさん、かあさん…」

感覚を既になくしてしまっている俺は母さんに触れても手がずっと痺れているみたいに、温もりも触った感触も感じなかった

今日もだめだった、絶望する俺を他所に母は気持ちよさそうに寝ていた

しばらくリビングの窓の外から殺風景の景色を眺めていると、ろぼろの姿が見えた

生前、俺といちばん仲良くしてくれていたマブ的な存在だ

そして、俺がずっと片思いしていた相手だった、なにもすることは出来なかったけど。

ロボロは片手に菓子折りを持っていて、俺の家の前で立ち止まった

きっと俺の家に来てくれるんだろうそれなら

ロボロがインターホンを押す前に、俺が後ろから驚かしてやろう

俺のことが目視できるならきっと腰を抜かして驚くだろ、そんな期待をもってしまう

軽い足取りでロボロの後ろに着くと、ばあっと大きな声で驚かしてやった

sh「ばあっ!!」

rb「うわっ…!?」

驚いた拍子に菓子折が宙をまって地面にぶつかる

ロボロと目が合ったような、あっていないような。

rb「ぁ…?しゃ、しゃおろ……な、なんでこんなとこ…」

久しぶりに、顔を見た気がする。名前を呼ばれるのも久しぶりだ

sh「え?俺の事見えるん…ろぼろ、ろぼろ…俺の事みえるん?」

肩を揺って、必死に聞く

rb「みえるよ、はっきり…なぁ、おまえほんとにシャオロンやんな?おれ、ずっと……」

お互いに涙で顔をぐちゃぐちゃにして、互いの存在を認識し合っていた

sh「ろぼろぉ…おれずっと寂しかったんよ、だれも俺の事見てくれへんし…おれ、もう何も出来へんってずっと絶望しててん…」

泣きじゃくってろぼろに抱きつくと、温かい感触がした。生きてた時とおんなじような、冷たいも熱いも感じない俺の感覚がやっと働いて、人の温もりは心地よかった

抱き返してくれると、生きていると勘違いしてしまうような同じ感覚に陥りそうになる

rb「まだ、上逝かんといてな。まだ…お前とやりたいこといっぱいあんねんから。お前も神様に摘まれるの早すぎんねん、まだおれら若いやろ」

やっと泣き止んできた頃に頭をくしゃくしゃと乱暴に撫でられる

sh「…うん、おれもろぼろとまだ話したいから、」

rb「これからどこ行く?なあ、どっか遠いとこでも行こや」

俺の手を引くロボロの手をゆっくりはなした

sh「あんな、俺行けへんねん。こっから動けへん、ここの土地に縛り付けられとるんよ」

色んなところに行けたなら楽しかったのに、これじゃきっとろぼろも俺の事なんて構ってくれなくなる

rb「おまえの骨壷、まだ納骨堂にないやろ」

sh「多分…まだ家にあった気する」

rb「じゃあ俺骨壷もってくるから、あ、そのお菓子お前のためだから、供える必要も無くなったわ。食ってええで」

顎でそのお菓子を指すと玄関を開けようと手をかけた

sh「骨壷持ってきてどーするん…俺の意識はここにあるやん」

その後ろをついて行くと、静かに俺の方を見てまだ前に視線を戻した

rb「…物は試しって言うやろ」

時々ギシギシと床が軋む音がして母さんにバレそうで怖かった

sh「おまえ、まだ生きてるんやから母さんにバレんようにしろよ……」

rb「知っとるわ」

小声で言い放つと、爪先立ちで俺の仏壇に向かった

その間、俺は母さんの部屋を覗きに行く

自分の部屋で寝ていた母さんはいつの間に起きていて、パソコン作業をしていた

sy「まだ寝とけばよかったのに」

ロボロは仏壇の前に立つと、おれの為に供えられた、ぬいぐるみや、花、色紙などが山ほど並んでいた

その奥にある骨壷をしずかに抜き取って、廊下を出た

玄関をゆっくり開けると、音が立たないように静かに閉めてようやく開放された気がした

rb「ぁー、お前が死んだせいでこんなこともせなあかんくなったやんけ」

骨壷を両手でかかえて俺の方を見る

sh「…まだ生きてるみたいや、人と話せないけど…おまえと話す時、ほんとに生きてた頃とおんなじ感覚やねん」

rb「未練タラタラやん」

sh「それはそうかもやけど」

rb「ふはは、なんやそれ」

くしゃっと笑うと、俺も自然に笑顔になった

ロボロの笑った時の顔がだいすきだった

rb「なあ、これからどこ行こか」

sh「ロボロといれたらなんでもいいよ」

rb「…そ、お前飯も食えへんのやっけ」

適当に返事を返すとすぐに話題を変えられてしまった

自然と歩みを進める

sh「もう食欲もないねんな、多分飯も食えへんと思う」

rb「ほーん、じゃあ街ブラでもする?」

sha「なんやそれ、デートみたいやん!」

舞い上がったのと同時になんとなく恥ずかしさも込み上げてきて高ぶった感情がぐちゃぐちゃになった

rb「ええやん、感動の再会なんやから」

sh「うん…」

rb「秘密の道具も浮く力もないねんな、お化けって」

sh「せやな…重力には逆らえないし俺に四次元ポケットは無かったみたいや」

rb「まだ人みたい」

いつもと違って何をしても上の空のロボロは俺のじいちゃんを見ているようだった

sh「今日ずっと魂抜けてるみたいやで、ロボロ」

rb「おばけのお前が言うとほんまにそうみたいやん」

sh「ホンマなんやもん」

rb「なんでもないよ、ちょっと眠いだけや」

sh「ふーん……」

ロボロの手を取ると自分の手と無理やり繋がせた

sh「やっぱ、おれに触れてる感じする?」

rb「…ぬるま湯触ってるみたいな、柔らかくて暖かい感じ」

こんな状況になっても驚きもせず、焦りもせず、淡々と触れた感想を言うだけのロボロはいつも冷静だ

sh「なぁ、このまま繋いでていい?ずっと不安なんねん…だから…」

rb「いいよ、ずっとこのままで。お前の事俺しか見えへんし」

ロボロが指を絡ませてくると、嬉しくておれも指を絡ませた

sh「……うん」





▒▒

山に囲まれたこの地域は田んぼと草木で埋め尽くされて、自動販売機が点々とあるだけのド田舎だ

街と言っても山の中にある川辺で涼むだけだ

涼しい風がびゅうっと吹くと俺の髪の毛を揺らした

sh「懐かしくもないし、いつもの景色、変わらんな」

rb「…ここは何年おっても変わらんよずっとこのまんまや」

蝉の声と鳥のさえずりが会話のバックでずっと聞こえる

rb「…あんなんで死んでも綺麗な顔やったなぁ…身体は冷たかったのに唇も白なって棺の中にいるお前見た時声もでぇへんかったわ」

地面を見つめて少し震えた声で話すロボロは寂しいような、なにかかけたような表情をしていた

sh「しんでも綺麗やったって、褒めてる?」

rb「綺麗や、お前はずっと。なぁ、今もこうして話してお前に触れとるのになぁ…もう、死んだなんて受け入れられんよなあ…」

栓が抜けたみたいにロボロの目から大量の涙が溢れ出した

泣きじゃくりながら俺のことを強く抱き締める

sh「泣かんといてよろぼろ…居るよ、居るやんここに…離れんから」

ろぼろの胸の中にいる時が1番幽霊らしく居られた気がする

sh「まだ、いきたかったな」

rb「…やめろや、そんなこと」

sh「ろぼろはさ、これからちゃんと生きるの?」

そんな質問をすると抱き合っていたからだ同士がゆっくり離れた

死んでほしかった。おれの隣にずっと居てほしかった。楽に俺の手で殺められるならよかったのに

rb「……しにたいよ」

ボソッと口から出たその言葉は力なくて、今にも消えかかりそうな言葉だった

可哀想に、俺が天使だったらこのまま天国に導いてあげたのに

そんなことを考えながらも、ろぼろの言葉を聞いて嬉しいような悲しい様な複雑な気持ちになった

sh「しのうよ、ろぼろとずっと一緒に居たいよ、おねがい……」

rb「………」

シワひとつないしろいTシャツの首元の裾にシワをつけた

でも、ろぼろは嫌な顔ひとつせず、筋の通った白い指で俺の頬を優しく撫でた

その感覚がなんだか心地よくて癖になりそう

rb「しゃおろんのことずっと好きやった」

sh「ぁ…おれも好き、大好き、ろぼろずっと一緒に居ようよ、ねえ手伝ってあげるからしんでよ……」

長いまつ毛も透き通った瞳も、優しいとこも、リードしてくれるとこも全部好きだった

随分前からロボロに依存していた自分でも引くくらいにはろぼろのことが大好きだった

恋人繋ぎって、好き同士ってわかった瞬間こんな気持ちになるんだきっとあっちの世界に二人でいけたら、もっとこんなきもちになれるんだろうな

きっとろぼろならいいよ、って死ぬの手伝ってよ。って言ってくれるはずだから

rb「でも、ごめんなぁ…おれ、まだやらなあかん事があんねん」

暗い顔が地面を向くと影が入ってもっと暗く見えた

sh「…仏壇に花供えに来てもろぼろと手も繋げへんし、キスもハグもできへんよ」

涙で視界が滲みそうになる前に、絞り出した言葉、ろぼろの未来を踏み潰そうとしてるのはおれなのに何を偉そうなことを

rb「キスもハグも手繋ぐのも、いま全部満足するまでやったるからそれでチャラにしてくれんか」

でもやっぱりロボロは優しかった、ついに溢れた涙を拭き取ってくれた

sh「キスして、ここで…ハグも、全部したいよ」

rb「……うん、」

薄いくちびるが自分のくちびるに触れた

暖かい、ずっとこのままがいい

sh「…ん、♡」

性欲とは少し違う気持ちよさが襲ってくるような気がした

唇同士が離れるとろぼろは名残惜しそうに俺の唇を親指でなぞった

rb「さいしょでさいご」

泣きすぎて腫れたロボロの目からまた涙が溢れた

ああ、綺麗な目がこんなことでもったいない

sh「……」

rb「全部やり終えたらしんでもいいかなぁ」

苦しそうに泣いてる姿を見るのはやっぱり胸が傷んだ

sh「無理に生きろとは言わないけど、おれはろぼろのことずっと見てるから」

rb「うん、うん……」

蛇口を勢いよく捻ったみたいに止まらない涙は本当におれのことを想ってくれてるんだと思うと嬉しくなった

sh「…ろぼろとまだずっと居たかった、ごめんね、死んじゃってごめんね……」

rb「嫌や、まだ行かんで、行かんといて」

赤く染った空も、隣で泣くろぼろも、今この目で見ているのになんだかもう懐かしい気がした

川のせせらぎの音が早くこっちに来てよって言ってるみたい

ここに居座るのももっとロボロに依存してしまいそうな気がしたから、ろぼろの隣にずっと居られる気がしてしまうから、早くこの場を去ってしまおう

sh「人生百年時代やで、おれは青春時代を力いっぱい謳歌したんや。でもろぼろはこれから何年何十年っていやなほど人生続くやろ、どんなに辛いことあっても俺がずっとお天道様として見てるから、な。」

rb「……なんで、もういくん…やだ、おれも死にたいよ……俺も連れてってよ」

どんどん薄れていく肌の感覚があの世に行こうとしてるのを知らせてくれる

sh「もう無理なんや、まだろぼろと学校に行きたかったのに…ごめんなぁ…」

おれの涙が頬を撫でた

今年の夏休みは堪能できなくて残念だったなあ

sh「…ろぼろ、今日1日ありがとね、もう暗くなるから早く帰りなよ」

rb「待って、まだ行かんといて、まだ話したいこといっぱいあるんや、まってよ、行かんで、置いてかんで…」

ろぼろが俺の体に触っても暖かさも感触もわからなくなっていた

死んだ後も消えていく感覚がこわいなんて嫌だなぁ

sh「ろぼろずっとだいすき、あいしてる」

俺の服の裾を掴んで離さないろぼろの涙でぐちゃぐちゃの顔にキスをした

sh「またね」

rb「行かんといて……」

一言だけ取り残されると、実像だけ残った山の影が濃くなって明るかった空は徐々に黒が滲んでいった





▒▒

赤いサイレンとうるさいサイレンの音で目が覚めた

「ちょっと、こんな夜遅くになんでこんなとこいるのよ…!」

強く身体を揺すられると、そのせいでズキズキ頭が痛んだ

黒い影がより濃くなって、人の顔はよく認識できなかったが辛うじてそれが自分の母親だと分かった

「ロボロさーん、分かりますか?」

救急隊の男が俺に聞く

小さく頷くとそのまま何人かの男に担架に運ばれて救急車に乗り込んだ










‼️解説‼️

夏休み期間だとshaが分かっているのは死んで二週間経った今でも死んだことを自認したくなくてみんなと同じように学校に行って花瓶が置かれてる自分の席にふつうに座って、授業を受けている気で居たってことです

shaは生前の記憶をそのまま受け継いでるので全部覚えてるしみんなの声も聞こえるけどshaの声は誰にも届きません

この時点でshaは察してたけどまだ人としていきたいっていう意思があったのでおばけとして学校に通ってました

shaは感触とか感覚が分からなくなっていて人に触れても麻酔をしてるみたいな感覚なので何も感じないです

shaは通り魔に刺されて亡くなったけどその死因を頑なにお互いが話そうとしないのは、ろぼろがshaのトラウマを抉らないようにしています

shaも痛かったし苦しかった、それを誰も助けてくれなかった。周りに人が居ないから声を出しても届かなかった。生憎持ち合わせてないスマホからの着信もする事は出来ず、息絶えるまでひとりで街灯がひとつも無い暗い夜道の中亡くなりました

当時のことを振り返っても苦しい気持ちになったと思うのでrbrの対応はどんぴしゃで合ってました

ロボロが終始呆然としているのはshaの学生服のシャツの下から見える痛痛しい傷の跡が風が吹いた時に見えてしまったからです

本当に死んでしまったんだな、と胸が傷んでshaの事件当初のことを考えたり、いま死んだ友人が目の前にいることに感極まって泣いてしまいます

夕暮れが近づくにつれお別れが近づいてきますその時に、ろぼろが中々泣き止まないのは、ろぼろの家は随分厳しい親に育てられてきたので、そのプレッシャーで毎日死にたくて押し潰されそうだったけどろぼろの唯一の光がshaで、shaはろぼろにとって生きる糧だったのが突然消えてしまったし、ろぼろも随分前からshaのことがすきだったので、今までずっと隣にいてくれた好きな人が居なくなってしまう恐怖と、やっと両思いってわかったのにまた二人の間を引き裂かれてしまったのでそこで色んな感情がぐちゃぐちゃになって精神がおかしくなっています

あたりも真っ暗になった時に警察や捜索隊のおかげでろぼろの元に救急車が駆けつけます

ろぼろのところにパトカーより先に救急車が来たのは元々持病を持っていて、身体は強かったけど一歩間違えたら死ぬような病気だったので身体を第1に優先して警察より先に救急車がろぼろの元へ駆けつけました

救急隊員の人がろぼろの意識があるか確認した時に敢えて声を出さなかったのは、まだshaのことをずっと考えていて、声を出す気にもなれなかったためです

1日の入院を経て退院したロボロは明日から万全に学校に通えるようになります

人生の一筋の光だったshaが居なくなってからの生活に強制的に戻らされたロボロは天にいるshaに見守られながら人生を全うする事になるのでしょうか


ろぼろがこれからやることを終えて、shaに会いに行ったのかそれとも、shaが居なくなってからの生活を今まで通り過ごしたかは皆さんのご想像におまかせします

気が向いたらどっちのバージョンも書くので気兼ねなくコメントしてください😽


実際こういうのってかいてみるのむずかしいですね!書いてる途中はいい感じだったけど今になって見てみるとパッとしないですね😣

最後までこんな長い作品読んでくださってありがとうございました‼️

この作品はいかがでしたか?

2,640

コメント

3

ユーザー

まじで泣きましたえぐい

ユーザー

こういうのめっちゃ好きです…!! なんでこんな神作が思いつくんですか…!? どっちのバージョンも見たいですっ!!

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