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僕は急いで着替え、元貴の家へと行った。

ドアの鍵を急いで閉めて、本気で走って向かう

数分後、どんどん元貴の家が見えてきたが、

俺の息が切れている。


目の前に、元貴が携帯をいじりながら出てきた。

そして、こちらに手を振る。

いつもの元貴だ、

俺の目には、涙が溜まっている。



元「よっ、」


「何がよっ”、だよお前ぇ”ッ(泣」


手を広げ、元貴に抱きついた。



元「何してんの…?」


元「ハグなんて何時ぶりだよばーか」


元「何、?なんで泣いてんの、」



元貴は、左手を俺の腰に回し、右手を背中に置いた



「心配したん”だからなぁ”…(泣」


元「いや、だから俺なんもやってないって、」


元「お前頭狂ってる?」


「お前の”方が狂って”るわ”ッ…(泣」


おめぇとこのままここで抱き合うのもあれだし、と言って、

家に入れさせてくれた。


そこから、ギターのセッションをしたり、

ゲームをしたりした後、元貴が聞いてきた


元「てか、なんで泣いてたの?」


「信じてくれるなら言う、」


元「信じるから言って?」


「…あのね、ループしてるかも、夢か分かんないけど」


元「ん…?」


交通事故の事を元貴に全部話すと、

元貴はこう言った


元「それって、今日なんだよね?」


「…うん、」


元「じゃあ、俺がそっち行ってたら死んでたってこと?」


「、そゆこと、」


元「ふ~ん…ま、あざ~す」


「これ、ほんとだからな!」


元「嘘っぽ~。」


「信じるって言ったのそっちだろっ!」


元「わかったわかった…信じるから、」


「ならいい、」


携帯から通知音が鳴る。

それはスタッフさんからだった。


―――

メール内容


スタッフ「若井さん、藤澤さんが、」


「どうかしたんですか?」


スタッフ「藤澤さん、血が止まんなくて、早く来てくれませんか?」


「元貴も一緒に行きます」


「どこに居ますか?」


スタッフ「藤澤さんの家です」


「了解です」


―――


「元貴、早く…!!」


元「いや、なになに…」


「来てって!!」


僕は元貴の腕を引っ張り、

涼ちゃんの家に行った。


―――

着いたら、インターホンを押す。


すると、スタッフさんが早く入ってくださいと言って、


僕たちはそれに従って部屋に入る。


部屋に入ると、目に入ったのは沢山のティッシュに付いている血


それと、腕を抑えながらぐったりとしている涼ちゃん。


元「涼ちゃん…!」


「何があったんですか、?!」


スタッフ「リ×カしちゃったみたいです、」


元「涼ちゃん…、」


「貧血になっちゃってる…」


スタッフ「救急車呼んだ方がいいですよね」


元「早く呼んでください…!」


「ハンカチ…涼ちゃん、手離して、」


涼「…わか、ぃ…」


針に糸を通すような細い声で喋りかけてくる。

この前みたいに僕が死んだらまた巻き戻せる、?

涼ちゃんの横にあったカッターで自分の首を切った。


「絶対救うよ、涼ちゃん…」


目の前が暗くなる。首から暖かい血が流れる。


―――


花畑、綺麗、雲一つない空に囲まれている。

向こうから人が歩いて来る。

誰なんだ、?黒ずくめの男だ。

瞬間移動しながらこっちに来る。

あいつに捕まったら戻れるのかな。

何かを投げてきた。槍なのか、?


「ッ!!!」


顔面に刺さった。

直撃だ。目の前が暗くなる。

戻れるのかも。


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