テラーノベル
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⚠語彙力皆無 ⚠読みにくいです
それでも良ければ٩(.^∀^.)งLet’s go↓
夕暮れの幻想郷。
赤く染まる空の下、風に揺れる草原を二人の少女が歩いていた。
銀色の髪を揺らすメイド――十六夜咲夜。
その少し後ろを歩くのは、紅魔館の門番、紅美鈴だった。
「やっと終わりましたね。」
美鈴が大きく伸びをしながら笑う。
「今回は結構手強かったですね。」
咲夜はナイフをエプロンの内側へしまい、小さく息をついた。
「ええ。でも異変は解決したわ。」
「これでお嬢様も安心されるでしょう。」
美鈴は嬉しそうに笑う。
「帰ったら温かい紅茶でも飲みたいですね!」
「……そうね。」
咲夜も珍しく柔らかい笑みを浮かべる。
「あなたも今日はよく頑張ったわ。」
その一言だけで、美鈴の顔はぱっと明るくなった。
「えへへ……。」
「咲夜さんに褒められるなんて、今日はいい日です!」
咲夜は少しだけ苦笑する。
「大げさね。」
二人は並んで歩き続ける。
夕日に照らされる一本道。
異変の緊張から解放され、久しぶりに穏やかな時間が流れていた。
その時だった。
「…………。」
背後から、かすかな笑い声が聞こえた。
「!」
二人は同時に振り返る。
そこには、倒したはずの黒幕の妖怪が立っていた。
服は破れ、息も絶え絶え。
それでも、その口元には不気味な笑みが浮かんでいた。
「まだ……立てるんですか。」
咲夜が静かに構える。
美鈴も拳に気をまとった。
妖怪は肩で息をしながら笑う。
「勝てないことくらい……最初から分かっていたわ。」
「でもね。」
「このまま終わるなんて、つまらないでしょう?」
咲夜の表情が険しくなる。
「まだ何か企んでいるの。」
妖怪は懐から、一枚の古びた札を取り出した。
黒い紙に、銀色の文字。
見ただけで嫌な妖気が漂ってくる。
「これは……。」
咲夜の目が細くなる。
「忘却符──『ラスト・メモリー』。」
妖怪は静かに札を掲げた。
「命は奪わない。」
「でも……。」
「あなたの大切な記憶だけを消してあげる。」
「!」
美鈴が叫ぶ。
「咲夜さん!」
札が眩い光を放ち、一直線に飛び出した。
速い。
咲夜はとっさに時間停止を使おうとする。
「時よ――」
しかし。
札は途中で砕け、無数の光となって四方へ散った。
「しまっ……!」
完全には止められない。
咲夜は迷わず美鈴の前へ飛び出した。
「下がりなさい!」
「えっ――」
次の瞬間。
銀色の光が咲夜を包み込んだ。
「っ……!」
咲夜の体が大きく揺れる。
「咲夜さん!!」
美鈴は慌てて駆け寄り、その体を支えた。
「しっかりしてください!」
咲夜は何かを言おうと口を開く。
「み……」
言葉が続かない。
その瞳から、少しずつ光が消えていく。
妖怪は満足そうに笑った。
「これでいい。」
「その呪いは、あなたの思い出を少しずつ食べていく。」
「紅魔館も。」
「主人も。」
「仲間も。」
「そして、一番大切な人さえも。」
「すべて忘れていく。」
「……!」
美鈴は妖怪を睨みつける。
「あなた……!」
「咲夜さんに何をしたんですか!」
妖怪はふっと笑った。
「思い出せなくなった時。」
「一番苦しむのは本人じゃない。」
「隣にいる者よ。」
その言葉を最後に、妖怪の体は光となって消えていった。
辺りには静寂だけが残る。
「咲夜さん……。」
美鈴は震える声で呼びかける。
返事はない。
静かに眠るように目を閉じている。
「お願いです……。」
「目を開けてください。」
しばらくして、咲夜はゆっくりと瞼を開いた。
「……。」
「咲夜さん!」
美鈴は安堵の表情を浮かべる。
しかし。
咲夜は目の前の美鈴を見つめ、不思議そうに首を傾げた。
「…………。」
「え?」
美鈴の笑顔が止まる。
咲夜は静かに口を開いた。
「申し訳ありません。」
「あなたは……どなたですか?」
風が止まる。
美鈴の時間だけが、そこで止まってしまったかのようだった。
「…………え?」
その一言だけが、夕暮れの草原に静かに響いた。
**──第2話へ続く。**
ありがとうございました!!m(_ _)m
好評だったらまたやります!( ᐢᢦᐢ )
ゆめいろ☆@リムらないでよ🥺
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#東方夢小説
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雨乃 霊
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コメント
1件
きーやんさん新作めっちゃ好きです…!夕暮れの幻想郷の描写から始まる雰囲気がもう最高にエモいっす😭✨特に最後の『あなたは…どなたですか?』の咲夜のセリフが刺さりすぎてもう泣きそうになりました…美鈴視点で考えるともっと切ないですよね…続きが気になりすぎます!!更新待ってます🔥