数十分後
きーんこーんかーん…
『 あ 、 やば !? 』
『 仕事任されてるんだった ! 』
「 はァ?」
『 またね蒼井!〜 』
「 教師が走って何してるんだか… 、 」
今は掃除の時間 、
教師は皆 、 掃除の時間はする事が無いため 。
仕事を進める時間と化しているらしい 、…
「 暇だし 、 学園回ろ 。 」
僕は屋上から降り 、 廊下へと出る 。
生徒の皆がほうき等で廊下を掃除している 。
…何だか懐かしい光景だ 、
歩いている内に職員室の前に来ていた 。
通り過ぎようとしたが
「 折角だし 、… 」
僕は職員室の扉を通り 、 中に入り 。
周りを見渡す 。
「 お 、 居た 」
僕は会長の机を見つけ 、
バレないようこっそり近ずく 、…
仕事に集中してるのかこっちに気付く気配は無い 。
祓い屋なのに怪異にこんな接近されても気付かないって大丈夫なのか?
…まぁ良いか 。
会長はパソコンで何やら作業をしているようだ 。
何時も僕が見ている会長と違って 、
真面目な顔をしている 。
これも昔 、生徒会の時に何回も見たが 。
何か懐かしい 。
「 ..やっぱり顔が良いのが腹立つな 、」( ぼそっ
あ 、やば声に出ちゃった 、会長今の聞こえたかな 。
会長は聞こえてなかったのか仕事を進めている 。
( ふぅ 、よかった 。 )
でも特になんも無いし 、 別の所行こうかな 。
僕は職員室を出て 、 別の場所に向かう 。
『 はァ 、… 』
『 七不思議1番末席さんが何をしてるんだか… 、』
実は蒼井が入ってきた事も近ずいて来た事も声に出ちゃった事も 、
ぜーんぶ気づいていた源輝であった 。
( なんなら気配で職員室入る前から蒼井が居るとは気づいていた 。 )
コメント
1件
あら、最高