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2件
最高すぎ❤︎ 書くのうますぎ案件なんだけど👏✨
朝、寒いですよね
今日はすごく長文で、腐要素めちゃくちゃあるので気おつけてください。
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「…ねえ、仙堂」
放課後の教室に、俺の声だけがひっそりと響く。窓の外はもう夕焼けに染まり、グラウンドからは運動部の掛け声が遠く聞こえていた。俺の目の前には、相変わらず無表情な仙堂がいる。彼は俺の問いかけにも、ただ手元の問題集を見つめるばかりだ。
俺は、仙堂が好きだ。
それはもう、とっくに自覚している。
彼が時折見せるクールな視線も、何でもない瞬間にほんの少しだけ口角を上げる癖も、すべてが俺の心をかき乱す。
「…聞いてる?」
もう一度声をかけると、ようやく彼は顔を上げた。その黒い瞳が俺を捉える。
「何」
たった一言。いつも通りの、無機質で冷たい声。
その声に胸が締め付けられるのに、それでもやめられない。
「今日さ、一緒に帰らない?」
その言葉は、まるで俺の勇気を試すかのように、震えながら口からこぼれた。
仙堂は何も言わず、ただじっと俺を見つめる。その視線に耐えきれず、俺は俯いた。どうせ、また「別に」とか「勝手にすれば」とか言われるんだろう。そう思って、傷つかないように先に身構える。
すると、不意に、俺の頬にひんやりとしたものが触れた。
驚いて顔を上げると、仙堂が俺の頬に指を押し当てていた。彼の指は冷たくて、その冷たさが俺の火照った顔に心地よかった。
「…顔、真っ赤」
彼はそう言って、かすかに笑った。
「もしかして、期待でもした?」
その声は、いつもよりも少しだけ甘く、そして俺の心をざわつかせる。彼は、俺が彼を好きだと知っている。そして、俺がどれだけ彼の言動に一喜一憂しているかも。
知っているくせに、いつもこうやって俺を弄ぶ。
「な、なんで…」
「なんでって…」
仙堂は、俺の頬に触れていた指先を、ゆっくりと首筋に滑らせる。ぞくっとするような感覚が全身を駆け巡った。彼はそのまま、俺の耳元に唇を寄せ、熱い息を吹きかける。
「君の反応が面白いからに決まってるだろ」
その声は、俺の耳朶を舐めるように、優しく、そして意地悪く囁かれた。
俺の心臓は、まるで爆弾が爆発したかのように、ドクンと大きく鳴る。
「やめ、ろよ…っ」
俺が掠れた声で抵抗すると、仙堂は満足そうに微笑み、俺の首筋に顔を埋めた。
「なんで。やめてほしくないくせに」 と
首筋にキスを落とす。
「…っ」
仙堂の舌が、俺の喉仏をなぞる。ゾクリとした感覚に、俺は思わず息をのんだ。彼は俺の反応を見て、さらに深く、強く吸いつく。
「っ…ぁ…」
「…もっと声聞かせて。俺だけの、君の声」
彼は俺の耳たぶを優しく、そして意地悪く、噛みついた。
次の瞬間、仙堂の腕が俺の腰に回り、俺の体をデスクにドンッと押し付けた。
「…どうしたの」
「黙ってろ。続き」
そう言って、彼は俺の首筋に再び顔を埋める。今度はただ吸いつくだけではない。彼は、俺の首筋に歯を立て、優しく、しかし確かな力で噛みついた。
ガリ…ッ
「ぃっ…!」
痛みと快感が同時に襲いかかり、俺は思わず仙堂の肩に手を置いた。
「仙堂、やめ…」
「…やめない」
彼は俺の耳元で囁き、さらに首筋に唇を這わせる。
「…君の全部が、欲しい」
その言葉は、まるで熱い烙印のように、俺の心に焼き付いた。
俺はもう、何も言えなかった。ただ、仙堂の行動に身を任せることしかできなかった。
俺の体は、もう仙堂なしでは成り立たない。
彼の指が俺のシャツのボタンを外していく。金属の軽い音が響く。その度に、俺の心臓は激しく高鳴る。
「仙堂…、ここは…」
「いいだろ。誰も見てない」
彼の瞳は、獲物を見つめる獣のように光っていた。その光に、俺は抗うことができない。
彼は俺のシャツを完全に剥ぎ取り、俺の胸に唇を落とした。
俺の乳首を、彼は優しく、そして意地悪く、舌でなぞる。
「っ…ぁ…やっ…」
「…我慢しなくていい」
仙堂は、俺の乳首を舌で弄びながら、もう片方の手で俺の腰を撫でる。
その指先が、徐々に俺のズボンのベルトに触れる。
彼の声は、悪魔のように甘く、俺の理性を完全に奪い去った。
仙堂の指が、俺のベルトのバックルにかけられた。カチリと軽い音が響く。その音は、俺の鼓動をさらに速くさせた。
「…仙堂…」
「何」
彼は俺の腰に回していた手を、そのまま俺のズボンの中に滑り込ませた。彼の指が、俺の太ももを優しく撫でる。**ざり、ざり…**と生地の擦れる音が聞こえる。その感触に、俺は息をのんだ。
「…もっと… 」
彼の声が、俺の耳元で囁かれる。
「俺だけを、見て」
俺はもう、何も考えられなかった。ただ、仙堂の熱い指が、俺の全てを支配していく。
「…好き…、仙堂…」
俺は、震える声でそう呟いた。
その言葉を聞いて、彼は満足そうに微笑み、俺の唇に熱いキスを落とした。
ちゅ…
「…俺も、君が好きだよ」
俺の敏感な部分を弄ぶように、彼は優しく、そして残酷に、囁き続けた。
「…君の熱、すごいね」
仙堂は、俺の首筋に顔を埋めたまま、楽しそうにそう言った。
俺の体は、もう仙堂の熱でいっぱいだ。彼は、俺のズボンに手を入れたまま、俺のものを優しく握りしめる。
「…んっ…」
「…いい子」
彼は、俺の反応を楽しむように、さらに優しく、そして強く、俺のものを扱った。
「…仙堂っ、もう…」
「ふふ、まだだよ」
彼の意地悪な声が、俺の耳に届く。その声に、俺は抗えない。
彼は、俺の体をデスクにさらに押し付け、俺の腰を強く掴んだ。
「ねぇ…俺に全部、預けて」
その言葉と同時に、仙堂の指が、俺のデリケートな部分に触れた。
ずぶ…
「っ…ぁ…!?」
俺は、思わず声を上げてしまった。仙堂は、俺の反応に満足そうに微笑むと、さらに深く、俺の内部に指を侵入させた。
ぐっ…
「ん…ひゃっ…!?」
俺の喉から漏れた、自分でも聞いたことのない声。その声に、俺は顔を真っ赤にして、思わず口を塞ぐが阻止され、 仙堂に顔を押し付けた。
「…仙堂、や、やめて…っ」
俺の弱々しい抵抗を、仙堂は無視して、さらに俺のものを優しく、しかし確実になぞっていく。
「…俺に、すべてを捧げて」
その声は、まるで命令のようだった。
俺は、もう彼の虜になっていた。
仙堂は俺の体をひっくり返すと、俺の背中に顔を埋めた。
「…全部、俺にちょうだい」
そう言って、彼の硬いものが、俺の入り口に優しく、しかし確実に押し当てられる。
「…んっ…や、だ…っ」
俺は、震える声で抵抗する。
「…遅いよ」
彼の声は、もう迷いを含んでいなかった。
彼は俺の体を強く抱きしめ、俺の耳元で囁く。
「…愛してる」
その言葉と同時に、俺の体が、仙堂の熱に包まれる。
「ひ…っ…!あ、い、いれないで…っ」
俺の叫びは、もはや意味をなさなかった。
ぬぷ…、ずぷっ…、ぐちゅ…
仙堂の動きに合わせ、俺の体は激しく揺れる。
「…はぁ…っ…んん…!」
「…もっと、鳴いて」
彼は、俺の反応を楽しみながら、さらに強く、速く、腰を動かす。
ちゃぷ、ちゃぷ…、ずぷ、ずぷ…
俺の喉から、自分でも聞いたことのないような甘い声が漏れる。
「…あぁ…っ…せ、んどう…っ」
彼の名前を呼ぶたびに、快感はさらに強くなる。
その日の夜、放課後の教室は、二人の吐息と、甘い声、そして卑猥な音で満たされた。
俺は、仙堂という名の快楽に、完全に降伏した。
二人の間に、言葉は必要なかった。
ただ、お互いの体温と、甘い吐息と、そして、永遠に続くような快楽だけが、そこにはあった。
「敏感な君と意地悪な彼」
作・ぺろ