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《次の日》
「髪の毛…。持ってきたけど。」
髪の毛の他には箱、ろうそくに包丁がおいてある。
「じゃあこの箱に髪の毛と包丁を入れて…。ろうそくに火を灯して、この紙に書いてあることをみんなで言うの。いくよ。せーの!」
「「「「かなえさんかなえさん。私は澄華に嫌なことをさせられました。呪殺していただきたいです。」」」」
…物騒な文だなぁ。
「それで包丁と髪の毛がなくなってたら私達の勝ち。あったら負けらしいよ。」
「でもよぉ。勝ったら呪殺してくれるんだろうけど、負けたらどうなるんだ?」
「それがSNSやインターネットにも書いて無くて…。まずは見るっきゃないでしょ!」
パカッ
「あるね…。不発だったか〜。」
「チッ。どーせ嘘情報だろ。」
ぐちゃ…。
「え?」
そこには腹と腕を切られている。未夢がいた。
そして血に塗れたチェーンソーを持っている中学生くらいの女の子がいた。
「お、お前!安神になにしてんだよ!」
「あれ?お兄さんたちじゃないの?澄華って子を呪うと願ったのは。」
「そ、それは…。ていうかお前が…かなえさんってやつなのかよ…!」
「私の名前はかなえ。君たちの望みはもうかなった。だから…。今度は君たちが殺される番だよ。」
《3話に続く》