flower cafe。 小我太。
「すまない、ご飯をいただいて、、」遊馬さんはそう頭を下げた。「いえ、お肉以外ならおかわりあるので遠慮なく言ってください」「ありがとうございます」すると「じゃあ!!自己紹介しましょうよ!!私は好橆帰よ!!主幹さん!!宜しく!!」そう好橆帰さんは立ち上がった。「橘千鶴です!!」「種技!!」「優です!!」「、、橋邸風磨です、、すみませんね〜、うるさい奴らで」「風磨先輩が1番うるさいっすよ」「あ??」「構わん、騒がしいのは嫌いじゃな」そう遊馬さんは真顔で返した。「え、マルファスが作った飯うま、手震える」「ハハ、ありがとうww」俺はそうくーちゃんに言った。「美味しいです」「風磨はいつもこの飯食ったんだ、、感謝しろよな」そう種技は言った。「してるわ!!小我太、コイツら今すぐクビにしろ」「ハイハイ」
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数分後。
「、、よし、、それじゃあ、本題に入ろう、、全員知ってる通り、加内要、、魅司後木加四六は梵に今、記憶を操作されている、、この操作を解くのが目標だ」「梵を納得して能魔を解いてもらうか、、殺すかだよな、、」そうクロは遊馬さんに言った。「、、あぁ、、」「、、遊馬さんは梵を殺せるんですか、、アンタら3人(狂唖、翠、梵)は幼なじみなんですよね」そう風磨は遊馬さんに聞いた。「、、あぁ、、だいぶ前から心の準備はできている」「、、、、」「、、、、」「それは俺だけじゃない、クロもだ」「ツンツン(加四六)の為だもんな〜」「、、月城も、、狂唖を傷つける奴は片っ端から片付けてくれるらしい」「何それ怖い」「月城は狂唖を傷つけた奴は人間相手でも容赦しなかったようだな」「余計な事言わんでください」「でも、橋邸、狂唖は無理だ」「、、でしょうね、、」「それに、、大速力、、少なからずお前も梵に対して、、殺したくないという感情はないのか??」そう遊馬さんは俺の目を見た。「、、俺には梵より大切な物がここに沢山あるんです、、加四六もその1人なんです、、殺せますよ」「、、、、」「でも、まぁ、梵は強いんで仲間は多い方がいいですね〜、組織の人にも協力してもらうとありがたいです」そう俺は遊馬さんに言った。「、、あぁ、、大丈夫だ、、狂唖や鮎民は協力してくれる」「良かったです〜」「、、あの、、やっぱり酒井幹部は難しいんですか、、」そう聞いたのは優だった。「、、??酒井幹部??」「俺が組織の一員になった年、同じ年に幹部に昇進した方です、、生きておられますよね??」「、、あぁ、、酒井は難しい、、大速力に恨みがあるからな」「小我太に恨みがあんなら鮎民も同じじゃねぇの、、とは言っても、、そっちが先に殺したんだけど」「ちょ、風磨、、」「、、鮎民は大速力に恨みがある、、それは事実だ、、しかし、鮎民は自分の父親の全てを尊敬してたというとそうでもない、、家族を放ったらかしで仕事にのめりこみ、bloodへの惨殺、bloodである組織一員への態度、、それらは尊敬するな値しなかった、、」「、、、、」「それに鮎民は自分の意思で状況を壊す奴じゃない、、しかし、、酒井はそれができない、、大速力を任せたら、一目差に刃を向けてくる」「、、じゃあ、、その酒井も、敵に回ることを想定した方がいいって事??」そう好橆帰さんはそう聞いた。「あぁ、、と言うか、敵だと思ってもいい、、しかし殺さないでくれ、、アイツは善人だ」「、、わかった、、」すると「、、そういや、梵って血種だよな??2つ能魔があるんじゃねぇか??」そう風磨は聞いた。「、、あぁ、、もう一つの能魔は相手の能魔を奪える能魔だ、、自分に限らず、他人同士の能魔を入れ替えることもできる」「、、え、あ!!」すると優は席を立った。「、、??どうした、、」「もしかして兄さんの能魔、、!!」「、、??」「兄さんは炎の能魔を持ってる、、けれど、時たま、予知能力のような能魔を使えてて、、勘だと思ってたけど、、もしかして、、その梵って人が、、」「、、可能性はあるな、、」「、、じゃあ、その予知能力って、誰の能魔だよ」「、、さぁ、、小我太わかる??」「、、わかんない、、」「、、そういや、、狂唖の能魔ももう片方わかんねぇよな、、遊馬さん知ってます??」そう風磨は遊馬さんに聞いた。「、、あぁ、、知ってる、、狂唖の能魔は今梵に奪われてる、、大速力は梵がその能魔を使ってるのを見たことあると思う」「え、そうなの」「まぁ、、」「どういう能魔なんですか??」「、、それは言えない」「、、え??」「言えない」そう遊馬さんは風磨に答えた。「、、狂唖が持ってる能魔だろ、、アイツの能魔の才能じゃ、そこらの能魔と桁違いの強さなんだろ、、それを今的である梵が持ってんだぜ??能魔の情報がねぇと対処できない」そう風磨は机を叩いた。「すまない、橋邸、言えない」「何でだよ」「リスクが大きすぎる、狂唖を大切に思ってる人でも狂唖の能魔を知れば人が変わる、俺はそういう奴らを沢山見てきた」「、、、、」「bloodに関わらず、全人類が口から手が出るほど欲しい物だ、、狂唖に聞いても同じだ、、アイツは信じてる奴にしか話さないぞ」「、、まるで自分は信じられてるような口だな」「風磨!!」「その能魔でコイツら(優達)が傷付いたらどうする、責任取れんのかよ」「、、それは取れない」そう遊馬さんに言われると、風磨は顔を顰(しか)めた。「、、風磨、、俺もどちらかというと遊馬さんが正しいと思うんだよ、、」「、、??小我太??」俺はそう風磨に言った。「もちろん、狂唖が風磨を信じてくれてないわけじゃない、、けれど、だいぶリスクが大きい、、風磨や千鶴みたいに、、大切な人を亡くしてる人なら尚更、、」「、、、、」「今は知ろうとして欲しくないな、、」「、、まぁ、、小我太が言うなら〜」そう風磨は俺に近寄った。「寄るな」そう種技は言った。すると「、、あ、すまない、、そろそろ仕事に戻らないといけない」そう遊馬さんは言った。「、、??もう8時なのに、、これから仕事ですか??」「あぁ、、幹部の人数が減ったからな、、」「それに、ツンツンが抜けるとなったらもっと忙しくなるな、、ww」そうくーちゃんは笑った。「構わん、、帰るか、、大速力、今日はありがとう、、ご馳走様でした」そう遊馬さんは席を立ったすると「、、遊馬さん、少し千鶴さんと話があるので先にクロと帰って置いてください」「、、お、俺??」そう千鶴は自分に指差した。