テラーノベル
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島田「そういやアンタ、前科もちってのはホンマなん?」
森井「ああ…薬物依存でぶち込まれましたよ。豚箱に」
島田「な、何でや?なんか、こう…り、理由とか…」
森井「社会的ストレスっすね~。高校の時にいたスーパーの職場がマジで男女差別酷くて。毒親持ちだったから…ちょっと…シャブを…」
島田「アンタ…他人に迷惑かけてることわかってんの?」
森井「流石に反省して薬物辞めましたよ。口が寂しくなったんで代わりにタバコすいやすけど」
島田「禁煙言うとるやろがいアホンダラ」
森井「う゛っ…」
島田「…薬物依存って…どんな感じやったん?」
森井「あ~…なんつうんすかね…。頭が真っ白になって「あー幸せ~」ってなるのに、切れたら世界が歪んで見えて…それがいやで吸っての繰り返しで…。頭痛と幻覚と幻聴と吐き気と嘔吐マジでやばかったっす」
島田「よぉ辞められたな…」
森井「ああ…薬物やってるときは「幸せだ」って当時思ってましたけど…全然地獄でしたから。下手したら現実より」
コメント
3件
もう、この2人の距離感がじんわりと変わっていく感じがたまらなく好きです……。森井さんが過去を「全然地獄でした」とさらっと言うからこそ、その重みが心にズシッときました。薬物依存の生々しさをこんなに平易な会話で描けるのは、ねこむすびさんの手腕だなあ。島田さんの「よぉ辞められたな…」の一言に、ちゃんと見てる人がいるって安心感がありました。続きがすごく気になります。
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ねこむすび
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