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良ければハピエンも見てみたいです🙌🙌
ほんとに遅くなってしまって申し訳ありません😭😭
今年受験生でして、、勉強やらなんやらで追われており物語を進める時間がなくてですね、、、
バトエンverどうぞ!!!!!!
蘭春
辛場面多
死ねた
階段を登り、少し錆びた扉を開ける。
肌を刺すような冷たい風が全身を取り巻いた。
そういえば春ちゃんと夜景デートも行ったっけ。
懐かしい、そんな感情をゆらめかせながら1歩、1歩前へと進んで行った。
ガチャンッッ!!!!!!!
竜胆 「にいちゃん!!!」
蘭 「、、、」
振り向くと荒々しく息を吸っている竜胆の姿があった。
竜胆 「なにしてんの、?」
蘭 「、、、」
竜胆「なんか言えよッッ、、」
そう言うと竜胆は俺の手首を優しく握った。
蘭「、、、別に、竜胆にはカンケーねぇだろ。」
どんどん口調が荒くなっていく。
竜胆「蘭はさ、いっつも誰も頼らずいるけど、たまには俺にも頼ってよ、、俺ってそんなに頼りないかなぁ、?(泣」
ぽろぽろと竜胆の目から涙が溢れていた。
もう誰に止めて欲しくない。
ただあの子に会いたいだけなのに。
どうしてそんなに必死な顔して止めんだよ、。
俺は…もう…。
からっぽなんだよ、。
蘭「俺はもうこれ以上何も望まない。だから最後に一つだけ、、お願い聞いて、??」
なぁ竜胆。
俺はどうしたら良かったのかな、?
どうしたら。
‘みんな’で笑いあえてたのかな?
蘭「竜胆、みんなを頼んだよ。」
そう言い放ち強引に手を振りほどく。
竜胆「まってッッ!!まだ行かないでッッッ!!!俺を置いていかないでッッッ!!!!!!!(泣」
俺はなんて酷いやつなんだろう。
こんなにも俺を愛してくれる家族がいるのに。
そんな優しい家族を置いて、自分勝手に行動する自分につくずつ嫌気がさす。
ごめんな竜胆。
今行くからね。
春千夜。
ここはどこだろうか。
辺りが少し霧に包まれてはっきり見えない。
そう思いながら歩いていると声が聞こえた。
???「蘭。」
蘭「え、??」
この声は、
ずっと聴きたくても聞けなかった声。
ずっと会いたかった人の声。
蘭「はる、ちよ、、??」
そこにはお揃いで買ったパーカーに身を包んだ春千夜の姿があった。
春千夜「蘭、ずっと会いたかった。」
そっと微笑むキミは何も変わってなくて。
俺も微笑み返す。
蘭「俺も。ずっと会いたかったよ。(泣」
フワッと体を寄せあった。
いつぶりだろう。
この温かみも、感触も、匂いも、全部全部好きでたまらない。
蘭「春千夜。ずっとずっと大好きだよ。」
ほんのり桜色に染った頬を撫でてそっとキスをした。
にいちゃんはどうしているのだろう。
あの後、にいちゃんは死んだ。
でも笑っていた。
だから。
にいちゃんにとっては、
いい結末だったのかな?
……「2人で1つ、か。」
昔のことを思い出す。
にいちゃんに憧れて突っ走ってきた人生。
楽しかったな。
来世もにいちゃんの弟になれますように。
そう願いながら夜空できらびやかに光っていた海に飛び込んだ。
どうでしたかね、???
バトエンverのほうが好きっていうのがあって先にバトエンから投稿させていただきました🤲🤲
今作がご好評でしたら、ハピエンverもあげようとおもっておりますので、よかったらぜひ、、、