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「な、なんでっ、前はだめって…ポロポロ」
「いや本当はやらせたくねぇよ。大事な親友に自分で傷なんてつけてほしくねぇ。でも、🐿️🦟をすることでお前が生き続けられんだったら話は別だ。」
めずらしく真剣な目。少し心配そうな目。
「俺がストップって言ったらやめれるなら、やってもいいぞ。ただ、やるかやらないかは潔が決めていい。」
本当はやりたい。🐿️🦟をしたくて、したくてたまらない。でも、心配はかけたくない。
大切な人に、俺なんかのことに気を使わないで欲しい。
でも、気を使ってくれるのが、嬉しくて、でも、辛くて。
「…ゃ、やる…やりたい…」
「ん!じゃあこれカッターなニコッ」
笑ってくれてる。ありがとう。
「シューッシューッ」
たのしい…でも、なんかちがう。
「シューッ…ザクッ」
「!!潔!深くしすぎ!」
ああ、これだ。この痛さだ。
「ザクッザクザクザクッ」
「潔!!!」
この痛さが、俺を落ち着かせてくれる。
俺に制御をかけてくれる。
「バッ‼️ 潔、もう、ダメだ。」
「ぁ、なん、で。もっと、もっと…」
どんどん血がたれていく。でも、それが楽しくて仕方ない。
「ダメ。これ以上は。絶対。」
いつになく真剣な顔で言うから、なにも言い返せない。
「ぁ…千切、ごめ…ッ」
どんどん罪悪感が溢れていく。ごめんなさい。ごめんなさい。
「潔、大丈夫。俺はずっといっしょにいる。お前がどんなに俺を傷つけても、なにがあっても、俺はお前と一緒にいるよ。」
あったかい言葉。その言葉が、今はとっても嬉しいや。
今じゃなくても、きっと、とっても嬉しかっただろうな。
俺は安心感と共に眠りについた。
「…パチ」
「おぉ、起きた!」
「ん…ちぎりぃ…?だれぇ…?れお…?ひおり…?りん…? ペタペタ(顔触ってる)」
だれ…?だれなの…?ばちら様だったらいいなぁ…なんて。
「俺はねー、んー、当ててほしいな!ニコッ」
「んぅ…だぁれぇ…(顔がはっきり見えてない)」
だれだろ…やっぱ千切かなぁ…
「ちぎ、り…?ポロポロ ごめんなさぃい…ポロポロ」
「んぇっ?!ど、どうしたの?!」
「ごめん…ちぎり…🐿️🦟しちゃってごめんなしゃぃ…ギューッ ポロポロ」
千切、いつも、ぎゅーってしたら頭撫でてゆるしてくれる…
「ぁ、あのぉ…///」
「んー…ちぎり、てれてるぅ?あたまなでてくれないのぉ?シュンッ」
「…俺…ちぎり?さんじゃないんですけどぉ…///」
「ん”ん…だ、れ…って…へ?ば、ばばばばば蜂楽様?!?!?!?!?!?!」
「そーですぅ…///」