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両者記憶の転生 両片思い 若干セフレ表現
「俺たちってさ、セ×レだよね」「当たり前だろ」
ホテルからの長めを堪能している俺にジョセフはそんなことを聞いてくる。ベットから動けないジョセフにさっき買った水を投げ渡す。それをブツブツ文句を言いながら飲む姿を眺めて、ベットにもどる。
「じゃあなんでさ、シーザーは俺にちゅーした訳?」
「は?」
トンチンカンなことを言われた。俺が?お前に?キス?いつした?真面目な顔でこっちを見るな。
少しづつ耳が赤くなっていくような気がする。
「嘘つくなスカタン、俺はセ×レにキスなんか」
「否したね。唇にしっかり、熱くなりすぎた?」
ベットで頬杖をするジョセフを見つめては、ふと前世の記憶がよぎった。
確かあの時だった。この関係が始まったのは。
修行を重ねる毎に溜まる欲に耐えられずに二人で盛り上がったのが始まりだった、ただの慰め合いだったはずなんだ。いつの間にかジョセフは俺に抵抗もせずに抱かれて、むしろ気持ちよさそうな顔をこっちに向けて…。
あの時は口轡もしてたし、肉体関係だと思ってたからキスなんてしようと思いもしなかった。
でも、おかしい。記憶を持って産まれてから、ずっとジョセフが気になっていた。外に出れば自然と行き交う人々を目で追う毎日。たまたま会社が同じで再開したが、その時の笑顔も声も全部愛おしく見えてしまったんだ。恐らく、俺はジョセフに恋をしている。その唇に触れたいとさえ思ってしまう。
「Heyシーザーちゃん、大丈夫?」
「あ?、腰砕けてる奴に心配されたくねぇな」
「それはシーザーがやったんでしょ」
ついムカッとしてほっぺたをつねれば「ニギャーッ!」とか声をあげる。その姿に思わず吹き出してしまった。
「やっふぁさあ、ひーはーっれさ」
「なんだ」
「俺を見る目が変わったよね、なんつーか、前世は獣見てーな目で襲ってきたくせに、今はなんか、女抱いてるときみたいな目」
じっと俺の瞳の奥を見つめてくる。見つめ返せばツヤツヤな唇が目に飛び込む。
「あー、そうか?気の所為じゃねえか?」
「気の所為な訳ない〜、絶対変わったから。」
むぎゅ、と鼻をつまんだら情けなく口を開けて呼吸をした。ジョセフはやめろやめろと笑うが俺はそれどころじゃない。その口を通して吸い込まれる酸素みたいに、俺はジョセフの唇に吸い付いた。舌をねじ込んで、熱いジョセフの舌を絡めて、深く長く口付けする。鼻から手を離しても呼吸する様子はない、ぎゅっと強く目を瞑って顔を真っ赤にしている。垂れそうな唾液を水音を立てて飲み込む。
「お前のこと好きになったから、キスしたのかもな」
「へェ…???/」
真っ赤にした阿呆面で俺を見つめてくる。いつもなら、笑って馬鹿にするのに、できない。
「おれ、も……………ッ…」
「あ?」
「俺も、シーザーのこと、好きだって言ったら、どうする」
熱の篭った目で見つめられた。胸が、貫かれた気分だ。心臓が痛くてあつい
「おまえ、顔真っ赤だよ?」
「お前だって、、人の事言えねぇよ」
ベットから体を起こして隣に座ってきたジョセフは俺をじっと笑顔で見つめた。
「俺もすきだよ、ずーっと前からね。」
終