太敦
苦手な人スルーしてね
ド下手
(遡る事一時間前───。)
???side
今日は敦くんが普段より忙しそうだった。
実際私は暇だったので
敦くんに悪戯しよっかなぁとか
考えてたけれど
本当に大変そうだったので
辞める事にした。
忙しくてわたわたしてる敦くんも
可愛いなぁ。
…
え?可愛い、?
…いやいや、兎に角
ボーっとしてよ!//
そして現在の5分前。
鏡「あ、???さん ちょうどいい所に」
???「ん?」
鏡「実は…」
鏡花ちゃんが云うには、
敦くんが鍵を忘れて、鏡花ちゃんが
持っている鍵を渡そうとしたが仕事が
未だ長引きそうで、鍵を持って敦くんの所へ
届けて欲しい─── …との事らしい。
鏡「…お願い。」
???「う~ん、仕方ないなあ」
何時もなら面倒臭いと
誰かにパスするのだが、私は何故かその時
衝動的に引き受けてしまった。
そうして私は鏡花ちゃんにアパートの番号や
場所を教えて貰い、行く事にした。
敦side
モブ「君が欲しかったのは此れ?♡」
其の人は僕が擦られた鍵を
ポケットから出す。
敦「じゃあまさかッ、!!」
モブ「そうだよ♡」
何と言うことか。
鍵を擦った張本人が目の前に居るではないか。
敦「…返せッ!!!!」
モブ「騒ぐんじゃねぇ、!!」
ボコッ
ガコッ
僕は意識が一瞬遠のいた気がした。
敦「う”ッ、 あ”“ッ、、」
ガタン
???「敦くんッ!!!!」
敦「!?」
モブ「お前は…!!探偵社の、!」
???「敦くん、大丈夫かい、?」
敦「大丈夫…ですけど、」
敦「何故僕の居場所が分かったんですか、?」
太宰さん。
太「、実は其奴が持ってる鍵には
GPS機能が在るのだよ。」
モブ「なッ!?」
太「鏡花ちゃんってば心配性だよねぇ、」
太「…って訳で。」
パチンッ
(指パッチン)
モブ「ッッ!!!」(モブが持っている鍵が爆発)
ドゴッッ
太「敦くん、今の内に逃げようか」
敦「ッ!!はい!」
ズキ
敦「痛ッ、」
太「脚を負傷している様だね。」
太「よッ、と」
其の儘僕をひょいと
持ち上げる。
(お姫様抱っこ的なのしてるって思っといてくださいッ)
敦「ッ////」
太「ッ、成る可く速くしないとだッ、」
太「敦くんッ、確り捕まり給え。」
敦「、////」コクリ
太宰side
その後、私は鏡花ちゃんに教えて貰った
アパートの場所へ敦くんを送り届けた。
そのまた後日鍵の事を聞いてみると新しい合鍵
を作ったそうだ。
…そして彼奴がどうなったかは知らないが、
あの鍵も比較的普通の爆弾よりも威力や規模が
小さい為、手を負傷して終わり。つまり今も
生きているのだろう。
とりあえず、一件落着…かな。
あの指パッチンの所滅茶苦茶悩んだ!!
どうしよどうしよと考えて結論爆弾を仕込む
になりましたッ☆
鏡花ちゃんならやりかねん。
あと指パッチンで爆発の仕組みは
主もわからん☆
じゃね!!
鈍感な2人の両片思い。