but end
誤字脱字注意
口調キャラ崩壊注意
シネタ注意
地雷さんバイバイ
ザァーッサァーッ
太宰は崖にいた
もう太宰は覚悟をしていたのだ
“自分は死ぬ“という事を
太宰は分かっている
自分が死んだらマフィアは崩壊する事を
だって太宰は組織の半分を持っているから
でも“それは“自分の手から落ちてゆく
それが嫌だから
掴んでおきたいから
…
昔、森さんに言われた
居場所を与えてあげようと
ここが居場所なんだって勘違いして
勝手に舞い上がって
馬鹿みたいにさ
…
きっと貴方は来てくれない
それでもいいの
だって相棒ってだけでも嬉しかったから
太宰「じゃあね、みんな」
バチャンッ
水が上がる
その音は微かに哀しさが入る音だった
…
??「太宰さん!ゴホッ待って…くだ」
中也「ほっとけよあんな奴」
??「ですが…」
中也「あれは組織を裏切った奴だ芥川」
芥川「……」
芥川「では中也さん」
中也「あぁ」
中也が歩き出す
見えなくなった所で芥川は海へ飛び込む
バチャンッ
バチャッ
芥川「太宰さん!返事を!」
芥川「急いで首領の所へ!」
芥川は太宰を背負い走って行った
……
ピッピッピッピッ
部屋に音が響く
それでも太宰が起きる気配はしなかった
…
太宰「ンッここは…」
??「イタイッお父さん!」
太宰「昔の僕?あぁそうか」
太宰「走馬灯か?にしては…薄いな」
太宰「昔の自分を救っても意味なんて無い」
太宰「だってもう大人になったんだから」
バキッパチッ
ガシャーンッ
世界が壊れ始める
…
ピッピッピッピッ
芥川「起きて下さい…僕は貴方の事を…」
ピッピッピッピーッ
先程までの途切れでは無く長い音が鳴る
芥川「太宰さん……?」
芥川「嘘ですよね…?貴方は死なない…」
……
……
……
太宰が死んでからも世界は回る
当然だ
太宰は世界の何億分の一なのだから
それでも…悲しむ者もいる
それはきっと太宰にとって大切な人何だろう
…
中也視点
太宰が死んでから忙しくなった
芥川も顔を出す事が少なくなった
それに目の下が赤い
…泣いていたのだろうか
でも俺は違う、だってもう相棒じゃ無いから
悲しむ必要なんて無い
ガチャ
中也「首領報告です」
俺はいつものように報告する
主、飛ばします
報告が終わると首領は何かを言う
だが聞こえなかった、だからもう一度
鴎外「あれは嘘だった中也君…」
中也「え?何がですか?」
鴎外「部下12だよ、全部嘘だった」
中也「え?嫌、そんな事はあるはずが?」
鴎外「本当だよ。太宰君が死んでおかしいと
思ったんだ。だから部下12に聞いた。
そしたら全部嘘って吐いた」
鴎外「それと太宰君は…君に恋をしていた」
中也「は?どう言う事ですか?」
鴎外「太宰君、偶にね君の事を話すのだよ」
鴎外「私には見せない笑顔でね」
太宰「あ、あのね森さん」
鴎外「なんだい?」
太宰「僕、中也がす、好き…」
鴎外「そうなのかい?」
太宰「うん、でも叶わないから」
太宰「中也に彼女ができるように応援する」
鴎外「良いのかい?君にしては…」
太宰「いいの、僕ね子供の頃心配なんて
してもらえなくてでも中也はしてくれる」
太宰「そんな中也が好きだから」
中也「そうですか…」
鴎外「下がってもいいよ」
中也「ありがとうございました」
ガチャ
バンッ
中也は執務室に戻る
中也は太宰との思い出を思い出していた
中也って彼女とか作らないの?
今はな
いつか作るんだね
あぁ
…そっか
中也疲れたら休んでね
分かってるんだよ!
手前もサボって無いで仕事しろ!
う、うん
中也、僕ねいい人見つけたよ
彼女か?
ううん、まだ
中也に見せてあげるね
中也、どう?
正直、好みじゃねえ
そう?
あぁ
じゃあまた見つけてあげるよ
中也、待っててね
あぁこれが手前なりの「応援」か…
さっさと伝えろよな…
まだ見せてもらってねぇぞ
好みの女
まだ貰ってねぇぞ
あの時サボった書類
あぁ俺は馬鹿だな
あんな言葉一つで相棒を殺すなんて
太宰ごめんな………
???
「中也、彼女できたら教えてね…」
???
「約束だよ…中也」
???
「待ってるから、中也の事…」
おかえり
どうでした?
but end
作ってみました
みてくれたら嬉しいです
またお会いしましょう
サイナラ
コメント
3件
つ.続きを.ください...。。。(lll __ __)バタッ
BADENDの太宰さんが森さんに中也のことを話しているところがなんでだろうすごく泣けてくる