先輩が何かを抱えてる、、、?
嘘、、、。
その何かを知りたい私がいる。
琉唯)碧葉帰ろ。
碧葉)ん。
琉唯)今日颯斗休みだったんだよね〜〜(・∀・)ニヤニヤ
碧葉)何よ、、、。
琉唯)プリント届けてくんないw?
碧葉)(゚Д゚)ハァ?琉唯が届けなよ。今日部活ないでしょ。
琉唯)いや、、、ちょっと用事があって??
碧葉)んもう、、、。しょーがないな。
琉唯)あーと!住所これね。
碧葉)ん。
トコトコ(((((*´・ω・)
風邪、うつしちゃったかなぁ、、、。
(ピーンポーン)
…。
来ない、、、。
(ガチャッ)
碧葉)!ドア開いてる、、、。
トコトコ(((((*´・ω・)
碧葉)月城せんぱーい?
(グチャッ)
碧葉)へ?
颯斗)…。
碧葉)月城先輩!?
颯斗)…。
碧葉)(トントン)おーい。
颯斗)んっ…。
碧葉)ε-(´∀`*)ホッ月城先輩。大丈夫ですか?
颯斗)腹が…。
碧葉)え、何!?お腹が痛い!?
颯斗)減った、、、。
碧葉)へ?
お腹が空いたってこと?
(コトコト)
碧葉)月城せんぱーい。出来ましたよ。
颯斗)んっ。
碧葉)どーぞ。
颯斗)いただきます。
碧葉)(#^^#)
颯斗)ん、うまい。
碧葉)良かった〜。先輩親は?
颯斗)…。海外転勤。
碧葉)!すいません、、、。
颯斗)いーよ、別に。(クスッ)
また悲しそうな笑み。
碧葉)先輩。
颯斗)ん?
碧葉)先輩、何か抱えてますよね。
颯斗)!なわけないだろ。
碧葉)嘘。いっつも一人で抱え込んでる。
颯斗)(´Д`)ハァ…なんでお前にはすぐバレんだろ、、、。
碧葉)やっぱり。
颯斗)俺な。
碧葉)はい。
颯斗)愛着障害者なんだ。
碧葉)え。
颯斗)俺、たまに精神病棟に入ることがあるんだけど、そのときに医者に教えてもらったんだよ。俺は愛着障害者なんだって。
碧葉)え、、、。
颯斗)で、そっから色々調べたんだよな。
碧葉)うん。
颯斗)まぁ、そうかもなって思ってる。俺の父親は俺が生まれてすぐ海外に行って、それで母親が全部俺のことしなくちゃいけなくて。ストレス溜まってたんだろうな。ほとんど俺の事無視してて、この学園に受かったときもへぇ、そう。で?で終わって、そんときにわかった。あぁ、自分はいらない存在なんだって。それでしばらくして母親も海外行ってここ2,3年会ってないんだよな。(ハハ)
碧葉)…。
颯斗)それで言ったんだよ。俺、誰かを好きになるとか無理だって。
碧葉)…。(ギュッ)
颯斗)んっ。どした?
碧葉)先輩。
颯斗)?
碧葉)私、先輩のこと好きです。
颯斗)だから、、、言ったよn、、、。
碧葉)分かってます。別に付き合ってと言ってるわけじゃないです。先輩のこと好きだって言ってくる人がいるってこと知って欲しいです!
颯斗)!そ、、、か。
碧葉)返事はいらないです。じゃ、寝ててください。お大事に。
(パタン)
この気持ち、、、伝えられて良かった。
あなたはもう独りじゃないから。
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