WT腐注意
1話の注意書きを見てから見てください。
ご本人様とは一切関係ありません。
br視点
バイトの帰り道
いつもとは違う道で帰ってみる。
別に何か理由があった訳ではない。
人通りの少ない所だな、なんて考えながら通る。
あ、人がいる。
金髪に眼鏡の人。
あ、待って
やばいかも
めっちゃタイプかもしれない。
今まで恋愛になんて興味とかなかったから。
彼女なんていなかったし、一目惚れだってしなかった。
だから、運命だと思った。
そのまま何も行動せずに終わりたくない。
おそらく年下だろう。
とても疲れているのかすぐ後ろに立っても気づかない。
kr「はぁ、、、。」
彼がため息をついていたから。
br「ねぇ、」
br「ため息なんてついてどうしたの?」
優しく問いかけた。
やっぱり彼は後ろに人がいるなんて思ってなかったようで目を見開いて驚いている。
いや、初対面の人にいきなり話しかけられたからか?
そんなことを考えていると
「ただ塾に疲れてただけ、、、です。」
と律儀にも答えてくれた。
こんな機会を逃さないように
彼と繋がれるように
彼に問いかける。
br「スマホ持ってる?」
kr「持ってきてますけど」
じゃあ、なんて彼に提案を持ち掛ける
br「じゃーさぁ、連絡先交換しようよ。」
初対面なのになーなんて自分でも思う
一目惚れだから許して欲しい。
まぁ、彼にそんなこと言えるはずもないけど。
そうしていると、彼はスマホを取り出した
あ、交換してくれるんだ。
なんて思いながら交換する。
br「あは、ありがと。」
彼と繋がれたんだ、なんて思いながらスマホを見ると口角が上がる。
そんなことを考えていたら彼から名前を聞かれた、
彼はきりやんと言うらしい。
このまま一緒に帰りたいから
僕の家の方向あっちなんだよねー君は?
なんて聞く。
なんと家の方向が一緒らしい。
彼と帰れる。
彼と少し自分たちの会話をして帰った。
心臓がバクバクしてそれどころじゃなかったけど。
次の日
学校もバイトも終わって帰ろうとすると、
昔からの友人であるなかむに話しかけられる。
華奢な彼にはパンダのフードが似合っている。
nk「一緒に帰ろー。」
そう言ってくる彼に
br「途中までで良い?」
br「途中のとこで待ってたい人がいるんだけど。」
そう言うと彼は
nk「ぶるーくにも遂に恋人が⁉︎」
なんて彼は揶揄ってくる。
br「恋人じゃないけど、、。」
少し濁した返答をする。
nk「で?いつなんだよ、仲良くなったの」
そう言ってくるから昨日の出来事を話す。
nk「え、今日一緒に帰ろって連絡してないの?」
なかむが驚いている。
br「まぁ、そうなんだけど、後一回だけ連絡せずに会いたいんだよね。」
nk「なんで?」
br「もしかしたら会いたくなくて別の道で帰るも知れないじゃん、そうなったら諦めようかなって。」
nk「ふーん、そうなんだ、そんな気にすることでもないと思うけど。」
そんな会話をしながらなかむを前にしてバイト先を出てきりやんと会った時の帰り道で帰る。
nk「それにしてもその時帰り道変えて良かったね。」
nk「運命じゃん」
運命と言う言葉に反応してしまう。
br「運命?」
nk「そ、運命。」
そんな話をしているときりやんと出会った場所までつく。
br「ここなんだよね。」
nk「そういやその子ってどんな子なの?」
br「金髪で眼鏡で、あとめっちゃ可愛いんだよね。それで、、年下なんだよね。」
きりやんの話になってしまい気分が上がってしまう
nk「めっちゃ話してる時楽しそうじゃん。」
なかむが饒舌になった僕を見て笑っている。
ただ、笑われるのは癪だってので、ムッと口を尖らせるそしたらなかむは
nk「ごめん、ごめん〜。」
なんて笑いながら謝っている
nk「俺邪魔になりそうだからそろそろ帰るかー。」
なかむが振り返ると
nk「あっ。」
なんて声を上げる。
何があったんだと振り返ると
きりやんがいた。
br「え?」
思わず出たのは情けない声
彼が泣いていたのだ。
なかむに一言ごめんと言って走ると
後ろから「がんばれよー。」なんて声が飛んでくる。
きりやんを見逃さないように彼をしっかり見て追いかける。
だんだんきりやんのスピードが下がっていってしゃがみ込んだ。
自分の体力に自信のある方で良かった、なんて思いながらきりやんのスマホにメッセージを送る。
僕が嫌だったんだろうとメッセージを送るだけで終わろうと思っていた。
kr「ぶるーく、、。」
そんな声が聞こえるまで
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ここで一旦切らせて頂きます、!
見ていただきありがとうございました!
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