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#参加型
愛🩷🪽@nrkr
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「ねえガルにゃん、ガルにゃんは”こっち”の味方よねー?」
「うちはあんたのそーゆーとこが嫌だっていってんじゃん」
「はぁー今かんけーなくなーい?ねー?ガルにゃん? 」
「勝手にガルをあんたの味方にすんな!」
「もーいいかげんガルちゃんをはさんでけんかをするのをやめて!!」
「……はぁ…」
どうしたら、どうしたらこの状況を打破できるんだ!!!
二◯二四年九月 ???
「………は、…?!」
“謎の場所”とやらに来たときにの一声は大抵「っっざっけんな!」とか「どこやねんここ」とかだと思っていたが、案外頭が回らないものだと思った。 椅子から落ちたと思ったら知らない部屋にいたのだから。
…いやいやそんなことよりだ。オレは今どこにいるんだ、少しはなれたところにいる彼女らは誰だ、 ここは何なのだ。そして…
何故彼女らは喧嘩している?
1人の少女は喧嘩を止めようとしているが…うるさい。騒音問題にならないのかと疑うレベルでうるさい。 純粋に、シンプル、に何故このようなへんちくりんな場所でさえ喧嘩を見なければならない。
くそったれだ。
「くそっ……だ。 」
「?、お!」
「…あ゛っ」
まずった。仲裁役の少女に見つかった。
「ええっと…」
「はじめまして!わたしね?”フリジア”っていうの!これからよろしくね!」
フリジアと名乗る少女は雪のように白い髪に青緑のメッシュ、アメジストのように輝く瞳、しかし右目は髪で隠す。季節に似合わず袖まくりをした髪と同じ色のパーカーに瞳と同じ色の薄めの生地をしたスカート。
最初見たときこそただただ可愛らしいツインテールの少女だと思った。勿論今でも。しかし少女が近づいてきた時気がついた。天使とも言える少女の右側にがっつり角があると。
「その角なに…?」
明らかにファンタジーでよくある悪魔の角だ。
「むぅー」
「?」
何かに不貞腐れているご様子。
「はじめてあったあいてにはなまえをいうのがじょうしきでしょうが!」
言われてみればそうだ。少女が正しい。
「オレは小暮栞だ。」
オレを男だと予想した人。残念ながら外れだ。
…正直どっちでも良いがな。
「ちーがーうー!」
「は?」
違う?何が?
「”そっち”のなまえじゃなくて”こっち”でのなまえ!そのなまえだとみんないっしょだからはんだんつかないじゃん!」
…流れるようにすごい発言が投げ込まれたが一旦スルーしよう。
「あ゛ー、オレこっちでの名前知らねえ゛んだが…」
「あれ?そうなの?じゃあいまからかんがよう!ついてきて!」
喋りながら手を引っ張られ少しビックリした。というか、角の話はしてくれないのか。
「あそこで喧嘩しとる二人はいぃのか?ほっといて。 」
「だいじょうブイ!いつものことだから!」
「…いつもの事ならいっか。」
名前…自分の名前を自分で決めるのか。
「………ニア」
「へ?」
「”ガルデニア”。ゲームとかで最近使っとる名だ」
「おー…」
なにかを考え出すように大袈裟に腕を組む。
「なんだダメか」
こっちでの名前をつけるルールでもあんのか。それならどうする…
「ガルちゃん!」
は?
「は?」
「ガルデニアだからガルちゃん!あだなね!」
…少しでも別の名前を考案しようとした自分を殴りたい。
「なまえがしっかりきまったことだしここのはなししたげる! 」
そういえば此処は何処なんだ。
「ここはね、よくわからない!」
「…あ゛?」
分かるから話そうと思ったのではないのか。
「といってもわかっていることもあるよ!」
フリジアによると
1,此処にいる四人は小暮栞の文身体である。
2,此処ではある程度のものは形成できる。
3,“今の文身体”は他世界の生き物の力を使える。
4,3の条件としてその生き物を好く必要がある。
5,空間の移動は鏡を使用する。これを共有魔法と言う。
6,己の武器は己で生成する。これを固有武器と言う。
…おおよそそう言うことなんだとか。しかし、肝心なこの世界のことはよく分からないらしい。記憶の中なのか時空のどこかなのかはたまたそれ以外なのか……
そして3,での”今の文身体”と呼ばれるのは新しい文身体が来ると代わるようで、現時点で言うオレの事のようだ。
「ほかにこまったことがあればおねーちゃんであるわたしにきいてね!」
今彼女が姉と言ったように文身体が作られた順に姉妹としての順番を決める、此処でのルールとは別で。つまりオレは末っ子だ。解せぬ。
「…あっちで喧嘩している二人の名前は?」
「えっとね、まずあおみどりのかみにこいあおいろのローブ?をきているのが”カメリエ”ちゃん。わたしのつぎにきたんだよ!」
「そしてくろかみにあおみどりのふくをきているのが”ギアベル”ちゃんだよ。」
「そのギアベルとやらは3番目か?」
「そうだよ!」
此処の奴らは青緑が好きなのか?
そう思っていると唐突に右手を前に出した。
「じゃあとりあえず!」
「?」
「これからよろしくねのあくしゅ!!」
「…あぁそうゆう……じゃあ、よろしく?」
「うん!よろしくね!」
これはこの空間でのちょっとおかしな物語
「…ところで現実での小暮栞はどうなっているんだ?」
「えっとね、ここにいるだれかがもどるまでねているよ!いまはベッドにいるね!」
ホントに…なんなんだこの空間。
コメント
1件
読み終えました!「小暮栞」が突然異空間に飛ばされて、そこでフリジアたちと出会う導入、すごく引き込まれました。特にフリジアの「ガルちゃん」ってあだ名付け方が可愛すぎる(笑)。それと「文身体」とか「固有武器」とか、世界観設定がちらっと見えてきた感じがして、これからどう展開するのか気になります。続き楽しみにしてます!