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僕の名前は、石崎航海6ヶ月ほど前に魔王討伐で異世界に飛ばされた人間だ
そして今日僕は、魔王を倒した町の人達は、大喜び宴だなんだで夜でも飲んで食べて話して楽しそうだそんな時に町の長の人に言われた勇者様魔王を倒して頂きありがとうございました、わしらの町いやこの世界の人々の平和は、今日ついに保たれますそしてやっと3日後勇者様は、現実に戻ることが出来ます そうかやっと僕は、戻れるのか…喜ぶべきなんだろうが素直に喜べない自分がいる、あと3日それなら最後にやりたいことをやりきりたい 僕には、この世界で好きな人が出来た告白する勇気なんてなかったでもこのまま気持ちを伝えずに終わるのは、ダメな気がしただからせめて気持ちだけでも伝えたいだから…ユウギちょっといいか?
ユウギは、僕の最初の仲間だ僕が大変な時に助けてくれたかけがえのない存在ユウギと話しているとなんだか嬉しい気持ちになってくる旅の途中自分でも薄々気づいていたこれが恋心なのだと伝えたいそう思うこともあったでも断られた時のことを思うとどうしても1歩前に出られずにいた今言わなかったらもう一生伝えられなくなるそう思うと色々な感情が溢れ出すそして僕は、言った
ユウギのことがずっと好きだったんだ
達成感は、あったが不安でユウギの顔が見れない少しづつ視界がぼやけてきた気がする妙に時間が長く感じる返事は、くれなくてもいいそう思えてきた時だった
俺もずっと好きでした
その言葉でユウギの顔をパッと見たにこりと優しい顔をしていたユウギは、僕の顔を見て焦っていた どうしたの?泣かないで
と言っているユウギも少し泣いていた嬉し涙かな?と思いつつ ユウギも泣いてんじゃんか と言い返すとなんだか笑いが込み上げてきた別に面白くもないのに2人して笑った
そっからは、時間が早く感じた
2人で冒険の思い出話をしたり美味しいものを食べたり最後の日まで2人で笑って過ごした。
ついに今日で帰っちゃうんだね
ユウギは悲しそうな顔をしている僕も涙か目から溢れてくる
そんな悲しい顔は、しないでユウギ僕らの最後は、笑顔がいいんだ そう言った僕は、最後に見た好きな人の顔は、笑顔がいいと思っただから僕は、涙をふいてわらってみせた
そうするとユウギもにこっと笑って言った
これで俺らが最後って訳じゃないと思うんだ俺らは、絶対また出会って2人で笑うんだ約束だ
そう言って小指を差し出したこの世界には、指切りげんまんなんて文化はない僕が前に教えたんだまだ覚えてたんだそんなことを思いながら僕も小指を差し出し2人して言った
指切りげんまん嘘ついたら針千本飲ます指切った 言ってる最中から2人とも少し泣いていた 町の長の人にそろそろ行かなくてわと言われて召還室へ急ぐその間も振り返りながら手を振って笑って別れた
ありがとう僕を気持ち悪がらず仲良くしてくれてありがとう大好きな人よもう会えない大好きな人
そう思いながら魔法陣の中へ入る
もうそろそろ元の世界へ送りますのじゃやりたいことは、やりきれましたかの?
はい……思い残すこともありますがもう気持ちの整理が出来ましたいつでも大丈夫です
そうですか分かりましたのじゃでは、目を閉じてください
その声を聞いたあと目を閉じ……
次目を開けた時は、病室だった周りには、心配した家族がいた家族から聞いたことによると僕は、久しぶりに帰った実家の階段で足を滑らせ頭を打って1ヶ月眠っていたらしい
やはり僕が見ていたものは、夢だったんだろうユウギも僕の救った世界もただの僕の空想に過ぎなかったんだ
落ち込んでいる暇はないな明日身体検査をして退院することになった今は、早く寝て明日の診断を受けて家に帰ることだけ考えればいいユウギのことは、忘れろもうあっちのことは、考えないそうしよう