太中
にょた百合
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朝起きると、矢張り下着一枚で、隣りには首領が居た
何故だか知らないが、首領も下着姿だった
もう、今になってはこんなことで驚かない
俺は布団を被ってそのまま寝ようとしたが、首領が起き上がってきて、おはようと云ったが、 俺は返事を返さなかった
そして首領は立ち上がって、カーテンを開ける
太「…私さ、中也となら心中しても良いかもと思ったんだ」
中「…あっそ」
太 「……」
「さっ今日も一日頑張ろー」
中「珍しいな 首領がそんなこと云うのは」
太「……これ…で最後……だから……」
中「…」
太「……なんでも無いよ」
これが俺たちの最後の会話
今、俺の足元に居るのが、最後に俺が会話をした奴
『俺と心中するんじゃなかったのかよ』
俺は、もうすっかり異能も効く様になったこれを屋上に運んだ
「…お前は二回目だろうけど、二回目の人生幸せだ」
「お前は今日、一番の幸せ者だな… なんせ、好きな奴と一緒に……だろ? これ以上幸せなことは無いぜ」
「………」
「ありがとな」
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お疲れ様でした
すいません 凄く待たせちゃいましたね
待ってくれた方は本当にすみませんでした
少し短いですけど、最終回です
色々ありましたが、本当にありがとうございました
コメント
1件
わぁぁあ!!✨もう最高過ぎました...最終回...いや本当に涙ボロボロですよぉ...素晴らしい作品ありがとうございましたぁ...読んでて幸せ過ぎました...🫶🏻️︎💞 中也の態度とか太宰さんの切なさというか儚さとかも最高でした...