─夜の部屋、鍵をかけられた瞬間。「……晴明くん」
低い、静かな声。
いつも優しい蘭丸さんの声なのに、今は氷みたいに冷たくて、でも奥が熱い。
晴明はベッドの端に腰かけて、震えていた。
スマホに残ったパパ活アプリの履歴を、全部見られた。
証拠写真も、送金記録も、全部。
「ごめんなさい……お金が必要で……」
「知ってるよ」
蘭丸さんはゆっくり近づいて、晴明の顎を指で持ち上げる。
「でもさ、先生。 お金だけじゃなかったでしょ?お金だけならもっと他に方法がある」
指先が震える。
晴明の心臓が、ばくばく鳴る。
「……もしかして気持ちいいことも、してみたかった?」
その瞬間、晴明は押し倒された。
「やっ……! 蘭丸さんっ!」
「僕じゃダメなの?」
蘭丸さんの膝が晴明の脚の間に割り込んで、強引に開かせる。
「俺なら、いくらでも払うよ。 いくらでも、晴明くんを気持ちよくしてあげる♡」
ズボンのチャックが下ろされる音。
下着ごと引き下ろされて、熱を孕んだ先端がぬるりと押し当てられる。
「待って……こんな急に……っ!」
「急じゃないよ。ずっと前から、欲しかったんだ♡」
ずぶぅぅっ♡♡♡
「ひぁあぁぁっ♡♡♡」
一気に奥まで貫かれて、晴明の背がびくぅんって跳ねた。
蘭丸さんの熱が、内壁をぐちゅぐちゅに掻き回しながら、最奥を抉る。
「はぁ♡晴明君の中、熱い……他の人にこんな風にされてたんだ?」
「ち、違う……!あの人たちは、ただ……っ」
「ただキスして、触って、入れて終わり?」
蘭丸さんは腰を引いて、すぐに全力で叩き込む。
パンッ! パンッ! パンッ!
「僕は違うよ。晴明君 が他の人に絶対渡さないくらい、徹底的に気持ちよくしてあげる♡」
「やだっ……奥、抉れるっ♡ おかしくなるぅっ♡♡」
「なって♡ 俺の前で、俺だけのために壊れて♡♡」
達した。
晴明の身体がびくびく痙攣して、蘭丸さんを締め上げる。
でも止まらない。
イったばかりの敏感な場所を、なおも激しく突き上げられる。
「ひぅぅっ♡またイく、またイくぅぅっ♡♡」
「イって♡何回でもイって♡ 他の人より、俺の方がずっと気持ちいいって、身体で覚えさせてあげる♡♡」
何度も、何度も、何度も。
体位を変えるたび、角度を変えるたび、晴明は泣きながら達し続けた。
最後、蘭丸さんが奥で熱を吐き出しながら、
晴明の耳元で囁いた。
「……これで、もう他の人とはしないよね?」
晴明は涙でぐちゃぐちゃになりながら、
小さく頷いた。
蘭丸さんは優しく微笑んで、
枕元に置いた封筒を晴明の胸に置いた。
中身は、晴明がパパ活で稼ごうとしていた額の、十倍以上の札束。
「これからは、俺だけ見て。 お金も、気持ちいいことも、全部俺があげる」
晴明は震える手でその封筒を抱きしめて、
掠れた声で呟いた。
「……ごめんなさい。 もう、他の人なんて……いらない…から♡♡」
蘭丸さんは満足そうに微笑んで、
晴明の涙を舐め取りながら、
また深く、深く、沈めた♡
「いい子♡晴明は、もう僕のものだから」
その夜から、晴明は二度とアプリを開かなかった。
だって、蘭丸さんがくれる快楽だけで、
十分すぎるほど満たされてしまったから。♡♡♡
コメント
1件
あれ手が勝手にフォローボタンを、!