【竜蘭】隠し事 [完]

【竜蘭】

・病み（？）

・暴力表現

・レイプ表現（ほんのり）

・キモいモブおじめっちゃ喋る

・キャラ崩壊

・誤字脱字

・自己満

・意味不

＊ルームシェア的な（いつもの）

＊死ネタじゃないよ

その他なんでも大丈夫な方のみご覧下さい🙇‍♂️

『助けて』

あの一言をもっと重く受け止められていたら＿

三途｢…なぁ、竜胆…蘭、まだ見つかんねぇの…？｣

竜胆｢…うん｣

ココ｢俺達も探してるんだけどな…｣

竜胆｢…｣

三途｢…だ、大丈夫だって…！きっと見つかるから、な？！｣

竜胆｢…うん｣

いつも通りの朝。

ほんの少しだけ兄ちゃんの様子が違った。

竜胆｢おはよ、兄ちゃん。｣

蘭｢ん…はよ｣

いつもなら元気に『りんど〜おはよ♡』って言うのに、今日はなんか素っ気ない。

機嫌悪いのかな。

兄ちゃんに冷たくされるとなんでか俺まで冷たくしちゃう。

竜胆｢…あ、仕事残ってる分俺やっといたからね。｣

蘭｢…そ。｣

いやいや冷たすぎるって。

もはや誰？？？

俺の知ってる兄ちゃんはどこに？

頭の中には疑問しか浮かばなくて思わず口を開いてしまった。

竜胆｢…っ兄ちゃん！！｣

蘭｢…なに？｣

竜胆｢えっと…な、なんか今日の兄ちゃん…変！！｣

蘭｢…｣

兄ちゃんは数秒ぽかんと口を開けたまま黙っていた。

そして、

蘭｢ふはっ、なぁに俺が冷たいから寂しいの？｣

竜胆｢っ…ち、ちがうから！！いつもより元気ないな〜って思っただけだし！！｣

蘭｢はいはい、笑なんでもないよ、眠いだけ｣

そう言って笑った。

竜胆｢あっそー…心配して損した｣

蘭｢心配したんじゃん笑｣

竜胆｢うっさい！！早く食え！！｣

蘭｢あっはは笑かわいーね笑｣

竜胆｢ﾑｶｯ…｣

蘭｢はい、ごちそーさま｣

竜胆｢へいへい｣

蘭｢そーいえば俺今日早く帰って来れるって｣

すごく嬉しかった。

今日はいっぱい兄ちゃんと一緒にいられる、って。

竜胆｢帰ってくるつっても仕事すんのここじゃん｣

蘭｢あー俺取引先行かねーとだから｣

竜胆｢あ、今日だったっけ？｣

蘭｢んー。まじめんどい｣

一緒に行きたかったな…

竜胆｢がんばー。何時頃帰って来れる？｣

蘭｢ん〜夕飯前には帰れんじゃね？｣

竜胆｢りょ〜。今日は兄ちゃん以外外出予定無しっと…じゃあ買い出しみんなに行かせよーっと｣

蘭｢えー俺だけかよ…俺かわいそー｣

竜胆｢ははっ、早く帰れるだけいいじゃん？｣

蘭｢まーね、あ、そろそろ時間だ。行くよ竜胆｣

竜胆｢ういー｣

蘭｢はいーおはよー！｣

三途｢おかしいだろ！！｣

竜胆｢うっさ…朝から何？くそ薬｣

相変わらずやかましい上司だなぁ…

三途｢何じゃねぇよ！なんで仕事場とプライベート用の部屋の建物一緒なのにこんなに出勤おっせぇんだよ？！｣

蘭｢あー気にしない気にしない笑｣

竜胆｢そーだそーだー。血圧上がんぞー｣

三途｢(ꐦ°᷄д°᷅)?｣

ココ｢ところで蘭、今日取引だよな？｣

蘭｢思い出させんなって…｣

ココ｢悪ぃ悪ぃ笑取引までにこれやっといてくんね？｣

蘭｢あ、俺の得意ジャンル。ラッキー｣

あ、それで思い出したわ…どーしよー…

まぁいつも通り…

竜胆｢ココちゃん、今日も可愛いね♡｣

ココ｢う〜キメェ…またなんかやらかしたのかよ？｣

竜胆｢あの重要書類昨日ゴキちゃん殺す時に使っちゃった♡｣

ココ｢はぁぁぁぁぁ？！？！｣

竜胆｢＿＿＿＿＿＿＿＿♡｣

ココ｢＿＿＿＿＿＿＿＿！！！｣

蘭｢あ〜あ、まーた怒られてら笑｣

三途｢流石テメェら兄弟な…引くわ｣

蘭｢引くんじゃねぇよ｣

マイ｢朝からうるさい…あ、蘭おはよ｣

蘭｢首領おはよーございまーす｣

三途｢え、ちょ、俺は?!｣

マイ｢蘭、今日取引の時にさ…｣

蘭｢あーりょーかいでーす｣

三途｢マイキー？！｣

本当にいつも通りだった。

みんな騒がしくて、それでも笑ってて楽しかった。

それなのに。

竜胆｢兄ちゃん遅くね…？｣

早く帰れると言っていたのに時計の針はもう19時を回っていた。

今は12月で外は真っ暗。

俺以外はみんな買い出しに行っているからいない。

竜胆｢ちょっと長引いてるだけだよね、｣

ただいま〜

竜胆｢兄ちゃん！｣

ココ｢竜胆…？どうした？｣

竜胆｢兄ちゃんは？｣

ココ｢蘭？まだ帰ってきてないのか？｣

竜胆｢うん…｣

三途｢あいつ今日早く帰ってくるんじゃなかったのか？｣

竜胆｢そのはずなんだけど…｣

マイ｢…鶴蝶、寒い…｣

鶴蝶｢あぁ外寒かったからな…とりあえず部屋行こう｣

ココ｢さみぃ〜…｣

三途｢まぁそろそろ帰ってくるだろうし大丈夫だろ、！｣

竜胆｢…うん｣

胸騒ぎがした。

根拠の無い焦りが、こんなにも鼓動を早くする。

早く兄ちゃんの所へ行かなきゃ行けない、そんな気がした。

ても兄ちゃんならきっと大丈夫。

信じて待とう。

あれから2時間経っても兄ちゃんは帰ってこなかった。

外の風は強くなって、雨までも降っていた。

三途｢おい…蘭マジで帰ってこねぇんだけど…なんかあったのか…？｣

ココ｢さすがに遅すぎるな…予定より4時間以上おせぇし…｣

俺は心配しすぎても疲れてしまうと思って、しばらく掃除してなかった兄ちゃんの部屋を掃除していた。

1枚の紙がでてきた。

竜胆｢これ…あぁ、1週間前くらいに兄ちゃんが書いてたやつか｣

『たすけて』

たった4文字を綴った紙。

｢なにこれ、ドッキリかなんか？笑｣

｢…ちょっと書いてみただけ〜笑｣

｢なに、字の練習？？笑｣

｢最近書いてなかったからね〜笑笑｣

なんて話してたっけ。

助けて＿＿

助けて…？

…いや、まさか…ね、

そして現在。

未だに兄ちゃんは帰ってこない。

必死に探している、が、ここのとこ雨が続き探すのがとても困難な状況だったのだ。

冬なら冬らしく雪降れよ。

雪なら雨よりかは探しやすいのに。

てかむしろ晴れろ。

匂いも足跡もなんにも残りやしねぇ。

竜胆｢クソ…ｯ｣

今頃竜胆はどうしてるかな

…どうもしないか

モブ｢蘭ちゃん♡♡｣

はぁ…気持ち悪ぃ…

いつ見てもこいつは気持ち悪ぃな…

モブ｢でゅふふ♡ちゃぁんと来てくれたの偉いねぇ♡♡｣

あ〜気持ち悪ぃ…殺したい！

蘭｢何する気だよ…｣

モブ｢でゅふふ♡おぢさんと一緒に楽しいコト♡しよーね♡♡｣

…

きっっしょ…

《3ヶ月前》

竜胆｢うわ〜俺明日取引行かねーとじゃん…やだ〜｣

蘭｢取引？どこのやつ〜？｣

竜胆｢ここ〜…あーやだー！！｣

蘭｢…｣

竜胆｢兄ちゃん？｣

蘭｢竜胆行かなくていーよ、俺行く｣

竜胆｢え、なんで？｣

蘭｢嫌なんでしょ？なら俺が代わりに行ってあげる♡｣

竜胆｢まじで！？兄ちゃん神ー！！大好き♡｣

蘭｢おー俺も大好き〜♡｣

竜胆｢じゃ俺首領に話あるからまた後で！ありがとー！！｣

蘭｢はーい♡｣

蘭｢…｣

この取引先…確かゲイのジジィ共の集まり…

竜胆に行かせる訳にはいかねぇよな

〈翌日〉

竜胆｢んぁ〜…あれ、兄ちゃん珍しく起きてる…どーしたの？｣

蘭｢今日取引でしょー？｣

竜胆｢とり…あー！！俺の分！そっかぁ…じゃあ兄ちゃん今日いないんだ…｣

蘭｢寂しーの？♡かわい♡｣

竜胆｢違う！！｣

蘭｢はは♡できるだけ早く帰ってくるよ♡｣

竜胆｢…約束だからね｣

蘭｢はーい♡いってきまーす♡｣

竜胆｢いってらっしゃい！｣

うわ、なんだここ…暗っ…

モブ｢やぁ…君が灰谷竜胆ｸﾝかな？？｣

蘭｢…灰谷蘭です｣

モブ｢えぇ!?蘭ｸﾝ!?｣

蘭｢はい、不満ですか？｣

モブ｢そんなことないとも！！ﾎﾞｸ本当は蘭ちゃんとお話したかったんだ♡！！｣

蘭｢…そうですか｣

モブ｢さぁ、入って入って！！♡｣

蘭｢…失礼します｣

そこから先はよく覚えていない。

ただ、扉を開けた先にいたクソジジィ共に無理やり抱かれまくったこと、ドS野郎の集まりにリンチされたこと、それだけしか覚えてない。

蘭｢はー…っ、はっ…あ”ぇ…｣

モブ｢ふぅ…可愛かったよ蘭ちゃん♡｣

蘭｢クソ…が…しね…｣

モブ｢でゅふふ♡♡蘭ちゃんはこれからﾎﾞｸ達といーーっぱい仲良くなるんだよ♡♡｣

蘭｢ふざ…けん、な…｣

モブ｢逆らったら弟ｸﾝがどうなるか…でゅふふ♡｣

蘭｢っ…!!｣

モブ｢ね、仲良くしてくれるよね？♡♡｣

蘭｢ﾁｯ…｣

モブ｢ね、蘭ちゃん…♡♡♡｣

蘭｢…わかった、から…｣

モブ8｢口の利き方なってねぇんじゃねぇの？｣

ﾎﾞｺｯ!!

蘭｢あ”ｯ…!!｣

モブ｢あぁ！！だめだよ！ﾎﾞｸの蘭ちゃんに傷付けちゃ！！｣

モブ8｢こんくらい大丈夫だろ。ほぉら可愛くなったぜ♡｣

蘭｢あぅ…ｯ｣

モブ8｢なぁ蘭ちゃん、返事もう1回してみよーな？♡｣

蘭｢わか、り…ました、…｣

モブ8｢それでよし♡イイコだ♡｣

モブ｢蘭ちゃん♡｣

蘭｢ｺﾞﾎｯ…｣

モブ8｢じゃ、これから俺らと取引あるって時は必ず蘭ちゃんが来いよ？｣

蘭｢くそ…｣

ﾄﾞｺﾞｯ!!

蘭｢かは…ｯｯ!!｣

モブ8｢覚えが悪ぃなぁ…返事｣

蘭｢わか…り、ました…｣

モブ8｢謝罪｣

蘭｢ごめ、なさ…｣

モブ8｢よし、勃ったから俺ともう1回遊ぼーぜ♡｣

蘭｢も、むり…ｯ、！｣

モブ8｢あ？｣

蘭｢ひっ…｣

モブ8｢できるよな？｣

蘭｢は、はい…｣

あれから週一くらいのペースで呼ばれるようになった。

けど、それだけじゃ満足出来ないのか、仕事以外でも呼ばれるようになっていった。

例えば買い出しに行った時だとか、夜中1人でコンビニに行った帰りだとか。

この3ヶ月間で俺の体はボロボロになっていった。

それでも竜胆を守れるならそれで良かった。

…はずなのに、やっぱり限界が来てたみたいで

誰かに助けて欲しくて、気付けば紙に綴った4文字の言葉。

最悪なタイミングで竜胆に見られ、咄嗟に訳の分からない嘘をついてしまったが、どうやら竜胆は信じたらしい。

良かった。

バレたら竜胆はきっと、アイツらのアジトに乗り込みに行く。

そしたら竜胆までも俺と同じ目に遭ってしまうかもしれない。

傷付くのは俺だけでいい。

竜胆だけは、絶対に守る

蘭｢…で、なんで縛られてるんですか｣

モブ｢でゅふふ♡それはね♡｣

もう何されたって良い。

大抵の事はされてるしな。

梵天のヤツらにバレなければ良い。

モブ｢蘭ちゃんを監禁しようと思って♡♡｣

蘭｢…は？｣

そんなことされたらバレる…！！

モブ｢嬉しい？？♡♡｣

蘭｢やだ…！！｣

それだけは…！！

モブ｢ﾎﾞｸ蘭ちゃんのこと愛してるんだ♡♡だからね、ずっと一緒にいたいって思ったんだヨ♡｣

蘭｢それだけは…むり、です…｣

モブ｢蘭ちゃんもﾎﾞｸと一緒にいたいよね？♡｣

蘭｢おねがいします…それだけはやめてください…｣

モブ｢なんで？蘭ちゃんもﾎﾞｸを愛してるよね？｣

蘭｢やめ…｣

モブ｢愛してるよね！？｣

ﾎﾞｺｯｯ!!

蘭｢い”ｯｯ…!!｣

モブ｢はー…ｯはー…ｯ、♡あぁごめんね蘭ちゃん、でも、蘭ちゃんがいけないんだよ！！｣

蘭｢…｣

モブ｢＿＿＿＿＿＿＿＿｣

モブ8｢＿＿＿＿＿＿＿＿？｣

モブ｢＿＿＿＿＿＿＿＿！！♡♡｣

モブ8｢＿＿＿＿＿＿＿＿｣

〈6時間後〉

蘭｢ｹﾞﾎｯ…かは…ｯ…｣

モブ｢ボロボロになっちゃったね…♡♡かわいいよ♡｣

モブ8｢そろそろ監禁される気になったかい？｣

蘭｢…や、だ…｣

モブ8｢…あ〜あ、まだ分かんねぇか。ヤるぞ｣

モブ｢でゅふ♡♡でゅふふふ♡♡♡｣

〈8時間後〉

蘭｢…ぅ…｣

モブ｢でゅふ♡♡蘭ちゃん♡最高だよ♡♡｣

モブ8｢どうだ？そろそろ降参だろ？｣

蘭｢…ｯ｣

モブ8｢何とか言えよ！！｣

ﾎﾞｺｯｯ!!

蘭｢かは…ｯ｣

モブ8｢クソっ!!おい、鉄パイプ持ってこい！｣

ｶﾞｺﾝｯ!!

蘭｢あ”ぁぁ…！！いたっ…ｯやめ…ｯ｣

ﾎﾟﾀﾎﾟﾀ…

血、とまんない…

痛い。やめて、

モブ8｢おら！！！｣

やめてよ…なんで、？

俺…悪いことした…？

助けて…

竜胆、ごめん…俺もう無理かも…

俺…死ぬのかな…

蘭｢あ”ｯ…｣

モブ｢チョットモブ8ｸﾝやりすぎだよ！｣

モブ8｢…あ〜これはチョットやりすぎたな｣

モブ｢でも、でゅふふ♡♡かわいいよ♡♡｣

蘭｢…ぁう…、｣

誰も助けてくれない

もう、だめみたい

竜胆｢兄ちゃん！！！｣

モブ6｢誰だ！！かはｯ…！！｣ﾊﾞﾀｯ

三途｢弱ぇなぁ!!クソ雑魚共が！！｣

蘭｢りん、…、ｰ…、？｣

竜胆｢兄ちゃん！！｣

モブ｢おぉっと、コレはﾎﾞｸの蘭ちゃんだ。そう簡単に…｣

三途｢竜胆どけ！！｣

ﾊﾞﾝｯ!!

モブ｢わぁぁあ！！！｣

三途｢ﾁｯ…庇われやがったな…｣

モブ4｢大丈夫ッスか…？｣

モブ｢う、うん！大丈夫！ﾎﾞｸのためにありがとう！｣

モブ4｢よかっ…た…(lll-ω-)ﾁｰﾝ｣

竜胆｢ﾁｯ…クソジジィ!!早く兄ちゃんを返せ！！｣

モブ｢そうはいかないよ♡蘭ちゃんは僕のことを愛してるんだ ♡｣

竜胆｢ンなわけねぇだろ！！兄ちゃん！！｣

モブ｢蘭ちゃん♡僕のこと、愛してるんだよね？♡｣

蘭｢ぁ”ｰ…、？｣

モブ｢蘭ちゃん♡｣

蘭｢は、い…愛し…て、ます、｣

竜胆｢にいちゃ…、？｣

蘭｢ぁ…ｯ ｣

モブ｢ね♡ﾎﾞｸ達は愛し合っているんだ♡｣

竜胆｢…ふざけんな！！｣ﾊﾞﾝｯ!!

モブ｢がはぁ…っ！！｣

モブ8｢やってくれたなぁ？まあ、ソイツは雑魚だから今度は俺が…ごふっ…( ×‎ࡇ×)｣

三途｢竜胆！！終わったか？！｣

竜胆｢た、多分！！そっちは！？｣

三途｢まだいっけど鶴蝶もいるから大丈夫だ！｣

竜胆｢分かった…！！｣

蘭｢ゃ…ぁ~~、。、？ぇ…ぅ｣

竜胆｢兄ちゃん！！しっかりして！！｣

蘭｢り…ぅ、？｣

竜胆｢兄ちゃん…！！｣

蘭｢ぁ”…ｯ、ぅ…、？｣

竜胆｢血…！！早く止血しなきゃ…！！｣

蘭｢り、んど…ｯ｣

竜胆｢！！兄ちゃん！｣

蘭｢ごめ…ｯ｣

ﾊﾞﾀｯ

竜胆｢え…、？兄ちゃん…？｣

三途｢竜胆！！蘭は！？｣

竜胆｢に、ちゃ…、？｣

蘭｢…｣

鶴蝶｢三途、こっちは終わった！｣

三途｢あぁ！こっちあと3人！｣

鶴蝶｢いた｣

ﾊﾞﾝﾊﾞﾝｯ!!

三途｢じゃあな｣

ﾊﾞﾝｯ!!

鶴蝶｢さすがに多かったな…｣

三途｢あぁ、それより蘭！！｣

竜胆｢ね…嘘だよね…？兄ちゃん…？｣

三途｢竜胆！！｣

竜胆｢さん、ず…助けて…｣

三途｢なっ…早く救急車！！それと止血！！｣

…

《1ヶ月後》

蘭｢…｣

竜胆｢兄ちゃん、朝だよ｣

蘭｢…｣

竜胆｢兄ちゃん、｣

蘭｢…｣

竜胆｢起きろ〜！！！！｣

蘭｢へぶっ…起きてるよぉ…｣

竜胆｢うそ！！ほら、今日は会議あんだから早く！｣

蘭｢へいへい…めんどくせー…｣

竜胆｢文句言わないの！準備して！｣

蘭｢はぁい…、、竜胆｣

竜胆｢なに？｣

蘭｢へへっ♡呼んだだけ♡｣

竜胆｢なっ…！ばか！！｣

蘭｢えー…｣

竜胆｢…俺も好きだよ｣

蘭｢…ぷっw｣

竜胆｢はぁぁぁぁ？！何笑ってんの！？｣

蘭｢俺好きなんて一言も言ってないよw｣

竜胆｢あ…｣

蘭｢さぁて準備も終わったし行くか〜｣

竜胆｢あ！おいてくなー！！｣

蘭｢そうだ、竜胆｣

竜胆｢…なに？｣

蘭｢俺も好き♡｣

竜胆｢っっ〜！！｣

最近ずっと最後イチャイチャさせてばっかでこれで良いのかなって思い始めました…（焦）

細かいとこは全部許して（）

ばいばいっ