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「ななっし〜さん!!やっぱり俺にしませんか?」
「ななっし〜さ〜ん!!今日、一緒に帰りましょうよ!!」
「ななっし〜さーん!!!!」
………………う、うるさいっ!!!
私は、なぜか陽キャ感マシマシな金髪の髪を少し三つ編みにしてる男子に、話しかけられまくってますっ!!
どうしてこうなってるかをお教えいたしましょう……!!!
実はと言うと、少し前にヘアピン事件があった時ですね……、、一目惚れをされたらしくて……(私はてっきりヘアピンにかと思ってました!!)その後さも君に追い返されたけど……ずっと私が頭に残っていて……ここまで追いかけてきて…ついでに転校してきたらしいです…。
………私が一つ聞きたいのは……恋ってそんなに行動力が上がるんですね??と言うことだ…。
「ななっし〜さ〜ん!!!何か言ってくださいよ!!」
「…………」
…ヨウキャコワイ
「………あの!名前わかんない人!!私の親友を困らせるのは辞めてくれません!?」
私がすごく怯えていると、べるさんが止めてくれた。
「え〜?名前ぐらい覚えてくださいよ!!」
「……………名前…何ていうの?」
べるさんは、顔をしかめながら聞いた。
「摩理之介!!あだ名はまり!!」
「………………」
私はすごーくバナナみたいな髪をしている人を思い出してしまった。
「………まぁ、…名前なんてどうでもいいですよ!私の親友から離れてください!」
「そうだ!!そうだ!突然出てきて何様って感じなのだ!!」
おどろくさんも加勢してきた。
「………そうだよ。俺の彼女に近づかないでください」
さも君も加勢してきた……。
「え〜?別によくない?w俺はななっし〜さんの未来の彼氏なんですから〜」
……、はっ????私、…そんなの知らないんですけどっ!?
「………ななっし〜は、ずっと俺のです」
「わ〜!束縛系彼氏って嫌われるんだよ?w」
もう、こいつらバチバチしてて怖い!!
ついでに、陽キャ近づかないでほしい……。
「ななっし〜さんは、俺のなんで」
「いや…ななっし〜は、俺の彼女だから!」
ヒェ〜…………。
もう、私は怖すぎて縮こまることしかできない……。
「あ〜!!ほら、ななっし〜がまた、陽キャアレルギー発生させちゃってんじゃん!」
べるさんが言った。
「あ〜!ごめん、ななっし〜!」
「何か、ごめん!」
う〜ん………陽キャ2人に心配されるほど、怖いことってないよね〜……。
何か、…彼氏じゃなくて、陽キャとしてしか見れなくなりそう……。いや、………………………そんな事は決してないけどさ。
「あ〜………私、…うたいさんに言わないといけないことがあったんだった〜」
私は、わざとらしく席に立ってうたいさんに会いに行こうとした。
「「俺もついて行く」」
お二人さんの声が重なった……。
「うぇ………怖い……」
あっ…やべっ…声に出ちゃった…。
「ななっし〜さんって意外と声に出るタイプ何ですね~w」
確か……摩理之介?……さんが言った。
「ね〜?そういう所が可愛いですよね〜???」
さも君は、殺意増し増し目でそう言った。
「はい!もっと好きになっちゃいました〜」
………………怖い、怖い……。
「…………その二人の中に、私も入って、ななっし〜大好き同盟作ろうかな…」
べるさんが変な事を言いだした!?
「それなら、おどろくも〜」
おどろくさんは、入らないでください!?
もう、良いや!!!
私は、急いでうたいさんの方に走った。
「うたいさん!!助けてください!!」
私は、うたいさんに抱きついた…。
うたいさんに…………
いや……間違えて凸さんに抱きついてしまった……!!!
「!?どうしたの、ななさん!?」
「えっ!?はっ!?凸さん!?なんでぇ!?」
「…………ななっし〜さん…お疲れ」
うたいさんは、私を哀れがるような目で言った。
「えっ…?」
「凸さん…!!??」
「お前……!この方が好きなんじゃなかったのか!?」
摩理之介さんは、凸さんを指さしたあと、うたいさんを指さした。
あ〜!!ごめんなさい!!うたいさんと、凸さん!!飛び火を食らわせてしました!!
「そうだけど!!だから、俺、ななさんに抱きつかれるのは想定外ですっ!!」
私も、凸さんに抱きつくのは想定外です!!!
「凸さん!!それなら、俺の彼女から早く離れて!?」
さも君は、流れるように俺の彼女って言うのやめて!?恥ずかしいですけど!?
「わ〜……wななっし〜さん、モテてるのだ!」
「俺は、おどろくさん以外に興味ないですけどね〜」
そこ!!おどニグは、ラブラブするのやめてください!?
「ななっし〜、頑張れ〜」
べるさん!!他人事やん!!いや、…他人事か!?でも、助けて〜????
「…………」
あふぇさんは、黙って動画を撮るのやめて!?
ツッコミが追いつかない件!!
「「ななっし〜(さん)は、俺のだから」」
お前らは、黙っとけ〜!!!!!
「仲いいですね……、、」
しぇいど先生がぼそっとつぶやいたのだった。