テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
W「忘れ物ない?」
「うん!OK~♪」
楽しい時間があっという間に過ぎて、
若井の車に乗り込む
「今日はありがとう。
鳥さん、めちゃくちゃ可愛かったね。
手料理も凄く美味しかった~。
観たかった映画も一緒に見れたし
僕の為に沢山準備してくれて、
感動しちゃった。」
W「こちらこそ♪
涼ちゃんと一緒に居るとやっぱ楽しいよ。
その笑顔見る度に、ここ(心臓)が凄く
温かくなるしドキドキするしね(笑)」
若井は胸に手を当てたまま、
恥ずかしそうにおどけて笑う
W「元貴と二人で話したんだ。
どちらかと付き合う事になっても、
俺ら変わらないでいようって。
好きな人には、幸せでいてほしいんだ。
最初はヘコむだろうけど、
これからもずっと三人でミセスだから。
俺の前でイチャイチャするのは勘弁な(笑)」
「そんなことしないよっ////
….ありがとう」
気持ちが少し楽になったよ
今日は誰よりも早く起きた
「よし!」
顔を洗って気合いを入れる
ジュ~”
スクランブルエッグを作って
切った野菜達を盛り付ける
「ベーコンも焼いて~♪」
フルーツでスムージーも作る
最後にトーストを焼いて
テーブルにジャムを置いた
「よし!完成♡」
二人を起こしに行く
「おはよう元貴、起きて~
僕ね、朝ごはん用意したんだよぉ~♪」
ユサユサ
M 「…ん~~…あー
涼ちゃんだ♡」
「ふえっ?」
腕を引っ張られたと思ったら
ギュッと抱き締められた
「ちょっと、元貴~
ふざけないで
僕ね、朝ごはん…っ 」
チュ~ チュッ ンチュ
何て、ばか力なの?!
組み敷かれて元貴から 逃げらんない
「///んっ~ ぷはっ
こら!!元貴💢
朝ごはん冷めちゃうでしょ!!」
両手で元貴の頬を抑え、
キスから逃れる
僕の怒った顔を見て
やっと解放してくれた
M 「ごめんなさい
可愛かったから、つい♡」
「////~、リビングに来てね
若井も起こしてくるから」
M「オッケ~」
「若井おはよう、 起きて~
僕ね、朝ごはん用意したっ.. 」
今度は若井がベッドの中に
僕を引きずり込んだ
「っっ?!ちょっと、何やってっ」
Tシャツの下から手を入れられ
肌を撫で回される
W 「涼ちゃん、肌スベスベ♡」
チュッ チュッ
首筋にキスをされる
「///~若井までっ…(イライラ) こらっ!!」
W「んえっ?」
驚く若井の手を振りほどくと
立ち上がった
「朝ごはん!冷めちゃう!💢😠💢」
W「(ビクッ)はいっ!」
M「涼ちゃんが全部用意したの?!」
「うん///美味く出来たか、分かんないけど」
W「ん~♡いい匂い♪」
「それじゃあ、食べよ」
三人『いただきます』
M 「モグモグ…うん、美味しい♡」
W「たまご、甘くてふわふわだ
美味しいねっ♪」
「良かった~♡
…あのね、二人に話しがあるんだ」
元貴と若井が顔を見合わせる
M/W 「うん」
「告白してくれた時、初めは驚いたよ。
僕なんかで本当にいいのかなって。
二人ともめっちゃくちゃモテるのに。
けど、ちゃんと気持ち伝えてくれたから
真剣に思ってくれてるんだって安心したし、
凄く嬉しくてさ….僕、二人の事がもっと
好きになっちゃったんだ。
…一緒にいればいるほど、
自分でも気持ちが、もう分からなくなって。
二人とも好きだなんて
都合のいい自分に凄く腹が立つんだ。
だから…僕、ここを出ようと思う。
自分の気持ちと、ちゃんと向き合いたいから。」
今の自分の思いを素直に伝えた
M「…わかった。もう決めたんだね。
若井から聞いたと思うけど、
涼ちゃんがどちらを選んでも
俺たちの関係は変わらないから。
メンバーとして、親友として、
ずっと 一緒に居よう。
好きな人には幸せでいて欲しいから」
元貴は僕と若井の手を握った
顔を見合わせて
三人共、笑顔になる
「…元貴、ありがとう」
W 「あ~、三人で暮らしたの
めっちゃくちゃ楽しかったな。
俺も前の部屋、借りてるままだから
戻るよ。元貴はどうする?」
M「ここ凄く気に入ってるから
このまま暮らすよ。
寂しいから、いつでも遊びに来てよ♪
てか、呼び出しするから(笑)」
R/W「もちろん!」
朝食を食べながらバカな話しで盛り上がって、
楽しい最後の時間を過ごした
僕達三人の共同生活は短い期間だったけど、
凄く充実した日々だった
猛暑の夏もいつの間にか終わり、
少しずつ 涼しい風が吹く日も多くなった
来週からはドームツアーも
スタートする
まだ誰もいないスタジオ
いつもスタッフやメンバーよりも
早く来て 自主練を始める
~♪
R:「おはよう」
「あれ?涼ちゃん早いね。
どうしたの?」
R:「話しがしたくて
ちょっといいかな?」
「うん…大丈夫だよ」
涼ちゃんの真剣な表情を見て
答えが出たんだとわかった
正直スゲー怖い
逃げ出したい
俺、やっぱふられちゃうかな
R:「自分の本当の気持ちが
やっとわかったんだ。
何してるのかなって、いつも
真っ先に顔が思い浮かぶんだ。
考えてると、急に寂しくなったり、
嬉しくなったり、心が忙しくって。
こうして会えば胸が高鳴るし、
君の一番近くに居たいし、
….その手に触れたいなって思う。
この気持ちが
僕の愛してるって答えなんだ
好き すごく…大好きだよ」
花が咲いたような笑顔なのに
ポロポロと涙を流す涼ちゃんを
優しく抱き締める
「ありがとう
どうしようもないくらい大好きだよ
涼ちゃんのこと
ずっとずっと大事にするから」
R:「うん
好きになってくれて
ありがとう
返事、遅くなってごめんね
好きだよ
大好きなんだ 若井」
後悔はしないように
思いに嘘がないように
あなたじゃなきゃダメなように
この恋が届きますように
ありがとうございました
8/31/2025 nono🍏🎹
コメント
11件
完結おめでとうございます!最高すぎました👍最後の歌詞ってブルーアンビエンスの歌詞ですよね✨️
ブルーアンビエンスの歌詞入ってる?!
完結ありがとうございます🙏💕 今回は私も💙推しだったので、嬉しいです🤭