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・not通報・地雷さんさようなら
本人様に直接ご迷惑のかかる行為はおやめください。
モニタリング(Best Friend Remixを含む)歌詞パロディです。文章が崩れているかもしれません。ご注意ください。
⚔️🏢 「」
・・・
『んふふっ、あの方針で台本の直し出してもいい? 』
「………うん、お願い。……ッ、ふぅ…」
『あー、おっけいです。………剣持さん?どうかされました?』
「…ッいや、なんでもない。……はぁっ…」
『剣持さん?剣持さーん?……もしもーし、ねぇ、大丈夫?』
『んー、心配だから』
ツー、ツー。
あーあ、せっかく久しぶりに電話できたのに切れちゃった。 最後なに喋っていたか聞き取れないまま終わったなぁ。 勝手に僕の恋心引き摺り回されて勝手に失恋したことに気がついて。その頃にはもう遅くって。
すごく綺麗な女の人と歩いてたなぁ。僕に見せたこともないような笑顔だった。
「はぁ……ッ僕じゃだめだった、ッかなぁ…?」
涙でぐしゃぐしゃな顔のまま、ローションと空気の触れる音が響く室内には僕一人だけ。少し用事があって近くの状態がいいアパートで一人暮らしをしていた。もちろんそのことは僕が気にかけていた人も知っているし、伝える理由も「少しだけでも話がしたいから」というただそれだけの理由。
ぱたたっ、と精液が床へ落ちて、ワックスでコーティングされたフローリングに白い液溜まりをつくる。
「僕が先に、ッ取ってたらよかったかなぁ……」
先に取ってたら、なんて言おうが僕にはそんな勇気もないだろうし。
隣に座っていれば笑い転げて特大の笑顔で振り向いてくるところ。収録中にも関わらず、カメラとマイクを気にせず小声で話しかけてくるところ。同じステージに立てば一気に距離感が縮まってボディータッチが増えるところ。先輩や後輩関係なく、甘やかしたい対象に僕が入っていてしっかりと甘やかしてくれるところ。顔が好き。
ピンポーン……
静寂に浸ろうとしていたところに、耳につくほど高い音がする。こんなに気分を損なっているのだから、今日くらい荷物を受け取らなくてもいいのではないかと考えてしまったが、自分以外に関係のない人を私情によって迷惑をかけてはいけないと良心が痛む。
サッ、とティッシュで精液を拭き取り、匂いなんて気にしない姿でインターホンへ向かう。体が勝手に画面を見るまもなく通話ボタンを押していた。
「今出まー……」
画面越しに映るのは、ミルクブラウンの髪色をしたスーツ姿の僕が大好きな人が立っていた。
ちょうどコイツに振られて心がズタズタに引き裂かれていたというのに。
「…………ッなんで、…なんでいんの……」
コン、コン、コンッ
急かされるようにドアをノックする音が聞こえてくる。今一番会いたくない人に出会ってしまった。
『すみません、余計なお世話だということを十分承知なのですが、剣持さんの声が少し、元気がないように聞こえて………』
「………今じゃないよ……ッ…」
『私知っていますからね。電話している時、貴方が一人で涙していたの』
ドア越しに聞こえてくるほどの大きな声で話されるのは少し近所の目が気になる。
ティッシュで目元を隠しつつ、玄関の鍵に手をかける。いや、なんでドアスコープ覗いてんだよ。外から見えねぇだろうが。
「なに、……ッどうしたの急に」
「あきらかに泣いてる声がき、こえて……きて……」
大好きな人が目の前で心配してくれているというのに素っ気ない返事を返してしまう。動揺する加賀美さんが前にいるにも関わらず涙が勝手に溢れ出てきてしまった。
両手に持った紙カップの飲み物の片方を差し出された。それは実に温かくて、まるで僕を包み込んでくれているような。
「お話、少し聞いても?」
コイツのせいで悩んでいるというのに、それを本人の前で正直に話してしまうのは話が違う。名前を伏せて話し始めた。じゃなきゃいつまでたってもコイツは帰ってくれやしない。
玄関に座り込み、飲み物に手をつける。信じられないぐらい甘いココアだった。
「………失恋、というか……好きな人に恋人がいることを、…知っちゃってッ」
一瞬目を大きく開いたあと、優しく微笑みかけてきた。
「お友達の方ですか?貴方の周りの方は素敵な方が多いですからねぇ」
「…ッ…はぁ……僕より年齢も年上でッ…すごい素敵な人だからッ…」
「貴方も素敵ですよ。自信持ってください」
素敵だとか、軽々しく言われたら困る。本当にいい人で、誰にでも優しいからいつ取られてもおかしくなかったのに。もう取られちゃったなぁ……。
「…僕じゃ、…だめだったのかなぁッ………?」
「貴方も充分魅力的なんですよ。アピール次第で変わりますよ」
背中を優しくさすってくれる。失恋の原因となった奴が。複雑すぎるけど嬉しくて、もうこの先こんなことをされる日は来ないだろうと考えてみれば、もう少しだけこのままでいたい。
「………交際していることは本人の口から言われたことなんですか?」
「……違うけど、見ちゃって……ッ、ふぅ…」
「なら本人に聞かないとわからないことじゃないですか。希望しかないですよ」
「見たことない笑顔だったんだってぇ……」
確かにコイツから直接言われたわけではないが、ほぼ確と言ってもいいだろう。だって、男に恋する時点で相手の男からしては嫌だろうに。
「…………相手男なんだから…無理だってわかってるんだから……」
少し焦ったような顔するなよ。引いてるのか動揺してんのかわかんねぇよ。
「本当に剣持さんっていい人だから…」
「…人の弱みにつけ入る悪い大人だねぇ……」
「……そうですねぇ…悪い大人ですよ、私は」
・・・
「はぁッ、…なんだこれッ………あっつ… 」
「ちょっと、暑くなってきましたね……」
「なんかしただろッ………絶対っ…わかってんだからなッ……!」
たくさん話してくれた。 目の前で私が好きすぎて苦しいと言ってくれた。とてつもない幸福感で包まれてしまった。女の人はおそらく秘書の方じゃないかなぁ。「見せてくれたことない笑顔だった」、営業スマイルを見たことないのは、彼に向けるのはすべて本気で心の底から笑った顔しか見せていないからだろうか。
帰りが遅くなってしまった時にはタクシーで送るため、降りる場所からアパートを特定。女性ライバーと話せば少し悲しそうな顔をするのも知っている。そんな彼を追いかけるのが楽しくてしょうがなかった。
だから、飲み物に媚薬を入れて渡してしまった。
あまりにももどかしくて、私が一方的に好意を寄せていることにも気付かず、ただ一人で悩んでは泣いて。だったら無理矢理にでも気付かせてあげたい。たくさん他の手段だって考えて、散々悩んだ結果がこれである、ということは。
電話の最中に喘ぎ声が聞こえた。最初は泣いているのかと驚いてしまったが、粘液が擦れる音が耳に入ってからは確信してしまった。私の声を聞いて自慰行為をしているのだと。
あーあ、なんで自分には剣持さんの倍以上もの媚薬を盛ってしまったのだろうか。ココアだろうが媚薬を入れすぎてしまっては、なにも美味しくなんかない。ただ後ろが自力では耐えることが出来ずに濡れるだけ。
本当は私だって叶うことのない恋を隠し続けて、一生をかけて蓋をすると決めたのに。剣持さんのせいで全て台無しになってしまったではないか。
「……あれ、私も涙出てきちゃった………」
「…ッなんで、なんでアンタが泣いてんだよッ」
「…………なんでですかねぇ……ッ…?」
本当に、なんで私が泣いているのだろう。好きで、苦しくて、それでも想いを伝えたいと思っているからだろうか。
「…ねぇ、剣持さん。……私の名前、呼んで 」
「…………加賀美さん…」
「……いつだって貴方に会いに行きますよ」
「貴方が深く傷ついてしまった時も、…一人になってしまったも、……そんなことさせません…」
剣持さんまでボロ泣きし始めてしまったじゃないか。
「ッなにそれ、…加賀美さんが、僕のこと好きみたいに言うじゃん」
「………嫌ですか? 」
目を合わせた。
「……嫌じゃない。…アンタが好きで悩んでたのが馬鹿みたいじゃん」
「…加賀美さんと、……付き合いたい」
「わたくし、女性の方と付き合ってないですから。わたくしもッ、付き合いたいってずっと思ってたから……」
想いが変わってしまっていたらどうしよう、だとかを考えていたのに。そんな必要なくなってしまった。
「好き」と「付き合いたい」は別だと考えていたら、それはもうどうしようもなくて。せっかくなら最後にお互い好き同士でセックスして、その次の日には忘れているはずだったのに。だから媚薬を盛って、適当な流れを作って、最後は出来ればいい。諦めていたのに。
「………諦めようと思っていたのに。……無理じゃないですか、そんなの」
「……んふふッ………、あーあ、ムードもなにもないじゃんっ……!」
「剣持さん、大好きです。………私が離しませんッ、からッ……」
「ッ涙我慢しなくていいからいっぱいだしなよ」
・・・
「加賀美さんッ……好きっ…」
「んあっ、剣持さッ、んっ♡らいすきっ♡♡」
お互いの汗や精液、分泌液、涙でぐしゃぐしゃになって愛を伝え合っている。あんなに後悔していたのに。もうちょっとだけ、濡れていたいと思ってしまった。
「ね、加賀美さん。いいでしょ?奥いっても」
「んぁあっ♡こわえちゃっからッだぇれすっ♡♡」
「いっぱい濡らしてた加賀美さんならイけるでしょ♡…ほら、いくよ?♡♡」
「らめれすってッ♡はいッ、ちゃッ♡♡あ゛ぁ!!♡らめって言ったぁ!こわぇちゃう゛っ!んあ゛っ♡♡らめっでいったのにぃ♡♡♡」
「…マジで可愛いな……。あぁ、泣いちゃだめでしょ♡♡」
「だぁてっ、おくきたらだめっでッ♡♡かがみちゃんといったもんっ♡あ゛っ♡」
「…ッはいったじゃん!えらいよ。ありがと♡」
「お゛っ♡あ゛はっ♡♡えらいの?かがみぃ♡♡」
「うんッ、えらいよ♡♡僕もうイきそうだからちょっと待てる?♡」
「んぅ゛っ♡♡まちましゅッ♡」
「んふっ、可愛いな♡」
「もッ、我慢ちなくていいからっ♡いっぱいだして?♡♡」
そんなに泣きそうな顔しないでくださいよ。
剣持さん。
コメント
2件
所謂両片思いというヤツですね...✨秘書の方?を恋人だと勘違いをしてしまうknmcさんはくそかわです!
第1話、ひたすら切なくて苦しくて……でも最後にじんわり温かくなりました。冒頭の電話のシーン、声だけで相手の様子を察する加賀美さんの優しさと、それに気づかない剣持さんの一方的な想いのすれ違いが胸に刺さります。「僕じゃだめだったのかな」の台詞が本当に切なくて、でもラストでお互いの名前を呼び合う展開に泣きました。媚薬という衝撃的な手段には驚きましたが、それだけではどうにもならない諦めきれない想いの描写がリアルで、続きが気になります。素敵な作品をありがとうございます🌷