『』⇒セリフ
《》⇒心の声
E p i s o d e 2
ーユンギsideー
家に着くとリビングの明かりがついている。
《もう12時過ぎてるのに誰が起きているんだ?》
赤ん坊は寝ている。 誰にも気づかれないようにそぉーーっと玄関のドアを開けた。
《よし…大丈夫だ……》
そう思った瞬間……
『クシュン!!!!!!!』
赤ん坊が可愛らしいくしゃみをした。
《……可愛いっっっ…赤ん坊ってこんなに可愛いくしゃみをするのか???あのバブいジョングギだってこんな可愛いくしゃみはしない…》
そんなことを思っていると…
?『ヒョンーー?帰ってきたんですかァァー?』
《ジョングギだぁぁぁぁぁぁーー!!!!!!!》
『……………』
JK:『ヒョン??おーい!帰ってきてるんですよね??』
リビングから声が聞こえる。
『……………』
JK:『え……もしかして、ヒョンじゃない!?!!!!嘘だ…えっ……?』
《やばい…返事するタイミング無くなった…》
しばらくすると奥から、フライパンを持ったジョングギが忍び足でこちらに向かってきた。
『うぁー!びっくりしたっっ!』
JK:『!?!こっちだってびっくりしましたよ!なんで返事しないんですか!!!🥺』
『…あぁ、ごめん』
JK:『もう!まぁ、いいですけど、、、😤笑 あっ!!今雪降ってきましたよね!明日、積もるかなぁー!』
『この調子だと積もるかもなぁー笑 でも、明日仕事だろ?』
JK:『そうでした、、、あぁぁーまた昔みたいにメンバーのみんなと雪遊びしたいなぁ、、、』
『……』
JK:『……あ!そういえばご飯作りましたよ!…でも、時間が遅いから食べないですね、、、?』
『えっ!あぁ、食べるよ!食べる!』
JK:『あっ!な、なら!チンして来ますね!さぁ!ヒョン!そんなところに来たら風邪をひいちゃうんで中入って下さいよ!』
『あぁ………!』
そう言ってジョングギはスリッパを出してくれた。
『…ありがとう』
JK:『……そういえば、その大きな荷物はなんですか? いつもなら、マネージャーさんが荷物運んでくれるのに…』
『えっ?あぁ、なんでもないよ』
そう言って反射的に後ろに隠してしまった。
JK:『えーーー!なんで隠すんですか!そんなの気になるじゃないですかっ!』
そういってジョングギはヒョイっと赤ん坊がいるカゴをとった。
JK:『!?!!!?!!?!!?!?! ヒョン…?えっ、赤ちゃん…………』
ジョングギは言葉を失っている。
『あ、あのな???違うんだ…』
JK:『ヒョン…まさか…いつの間に……?』
『違うんだ…ジョングギ?ちょっと待て?🤦♀️』
ジョングギの目には今にも泣きそうなくらい涙が溜まっていた。
コメント
1件
ジョングガ大人の事情だよ☺️ ジョングガはいつまでたっても可愛い子供だね"(∩>ω<∩)"