この作品はいかがでしたか?
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──────いえもんさん視点──────
みぞれさんは次、と言わんばかりにれいまりさんを見る。
れいまりさんはこくりと頷き、話し始める。
「私の名前は東雲椎名!呼び方はレイマリでも椎名ちゃんでもなんでも大丈夫だよ!性別は秘密☆種族は九尾!まあ、その中でも白面金毛九尾ってやつだけど…。能力は種族的なものしか使えないよ〜ランクは…確か…S…だったかな?一言!性別を聞いたものは地獄まで追い詰めます…!!」
「おいおいwここに地獄の門番がいるのに…出来ると思ってんのか?」
ラテさんはれいまりさんのネタ発言すら見逃さない。それを煽りに転じてくる。ただ、このかえしは強い。実際事実だからだ。
「いや、その場合地獄の使者に化けるんで大丈夫です。九尾を舐めないでください」
「門番舐めんな」
これ以上2人を喋らせると喧嘩になることは火を見るよりも明らかだ。俺はそっとレイラーさんに耳打ちをする。
レイラーさんはわかってるとばかりに頷く
「サイレント」
レイラーさんがそう唱えると2人の声が同時に聞こえなくなる。
れいまりさんは諦めたかのように天を仰ぎ、ラテさんは、少しだがパニクっている、
「…ッッッ!?〜〜〜〜ッッッ!?!?」
「あ、今喋れなくしてるだけなんで気にしないでくださいこれ以上うるさくするなら次はカチコチに凍らせますから。」
自己紹介すらまともに出来ない。これが俺たちのグループだ。正直呆れる。
「あ〜…次、私行きますね」
ガンマスさんが遠慮がちに切り出す。
この人空気よめたのか、なんて失礼なことを思ったのは内緒にしておこう。今なら思考を呼んで突っ込んでくる猿はいない。
「えと…名前は音奈 れい…とでも名乗っておきます。呼び方はガンマスって呼んでくれれば…。性別…どうでもいいですけど一応男です。種族は烏天狗。能力は…ないですね。強いて言うなら種族の力は使えます。ランクはSS。一言…うるさいんで耳栓買っておいてください」
「ガンマスさんが…!!真面目に自己紹介してる…!?だとッッッ!?」
「え、私の扱い酷くね???」
俺はガンマスさんのこと女子だと思ってたから普通にびっくりした。この人俺と同性だったのか…てか、ふざけないの!?少し予想外の事が重なり驚くが、まあいっか
「じゃあ次、メテヲさんお願いします」
「あ、メテヲ?おけおけ」
メテヲさんは席に座り直し、ひとつ咳払いをしてから喋り始める。
「メテヲの名前は天野 メテヲ…じゃない?呼び方はメテヲって呼んでくれれば。性別は乙女のひみ(((男です。種族は〜分かんないなー人間だと思っておいて〜能力はない?かな。ランクはSS+だったはず…?覚えてないな〜一言!実験手伝って(((」
「「「無理です」」」
「即答!?」
絶対に実験は手伝わない。何回死にかけたと思ってんだよ…せめて人間には配慮してくれ…
「Hey!次は茶子さん!」
「あ、わ、わたすか!」
茶子さんは声をかけられて肩が跳ね上がる。
おどおどしながらも茶子さんは話し始める
「私の名前は御茶屋 星羅です!呼び方は茶子とかでお願いします!性別はないですね…妖精にはないですよ!種族は妖精です!能力はないですけど、一応植物の妖精です!ランクはA+です!一言!皆さん今度お茶会しませんか?」
「〜〜ッッッ!!!!」
ラテさんは無言で首を縦に振る。
「あ、サイレントしっぱなしでしたね」
茶子さんが1回手を叩くとラテさんとれいまりさんが、息を思いっきり吐き出す。
「ぷはぁッ忘れないでくださいよ!?」
「茶子さん今度一緒にお茶会しよ!」
思い思いの言葉が2人から飛び出す。喋れるようになった途端よく喋るな…なんて少し嫌味ったらしいことを思ってしまう。
「わーい!ラテさん後でお茶にしましょう!」
茶子さんとラテさんはガールズトーク(?)で盛りあがっている。
「次!菓子!」
「はいはい…」
菓子さんはやれやれと言った感じで話し始める
「私の名前は…御茶屋 月夜(つきよ)…って思っておいてください。呼び方は菓子とかで大丈夫よ。性別は一応女子ね。種族は猫又。化け猫とでも思っておいて構わないわ。ランクは茶子と同じよ一言は姉共々よろしくお願いします」
真面目な自己紹介をされるとふざけていた人との対比で風邪を引きそうだった。
「わぁ〜菓子すごい!丁寧…!!」
「茶子も良かったわよ?」
茶子さんと菓子さんはワイワイとまたまた女子トークをてんかいする。眩しすぎる…
「次〜…の前に少しお茶にしましょうか。休憩です。」
俺たちは少し自己紹介を中断し、しばしの休憩に入った。
ここで切ります!自己紹介が中々終わらない…。
まあ、次回で終わりますんで!次回は吸血鬼パートはなし…ということで合ってますか?一応内容はざっくりとは決まってますとだけ…
それでは!おつはる〜
コメント
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mtwさんうへへへへへ
通知なかったんだけど…