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2024年08月22日

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龍傾

なんか書きたかっただけなので面白くもなんともないです







「龍神様」


神だなんていう生物は、

言い難いほど、残酷な生き物である。








ハッ、と浮上していた意識が戻ると、

愛しい菫色が瞳に映る。


「…龍神、さま」


柔らかな布団に包まれたルイが、

細い腕をよろよろと伸ばしてくる。


その掌を頬で受け止めると、

力の無い表情で、心底幸せそうに笑った。


「……あったかい、ですね」


随分と体温が低いルイを優しく撫でると、

心地よさそうに瞳を閉じる。


「…………フフ、」


青白い顔色も、

あの頃は紅く染まることだってあった。

けれど、もう戻ってはこない。


「…今日は…、嬉しそうだな」


だなんて、なんだか的外れなことを言えば。


「毎日嬉しいですし、幸せですよ」


何も返してやれない。

「 無力感 」だなんて、

そんな程度ではない

何かが‪‪“‪ 神様 ”を襲う。‬


「…なぁ、ルイ」

「……どうされました?」


何も、何もわかりやしない。

色恋なんてもの、触れても来なかった。


ただただ、わかることは


「…愛してる」


甘い言葉なんて、傾国様には効かない。


…人間様には効くかもな。
















‪“ カミサマ‪ ”の前では、所詮人間だ。


「…来世も、愛して下さりますよね」


人間だなんていう生き物は、

言い難いほど、

言い難いほど


脆くて弱くて、


幸せだった。


「ああ…、そうだな」

「……ヒトに堕ちようが、追いかけてやる」


頬を伝い光る思いを、拭い取って言った。




神だなんて生き物は、

言い難いほど強欲である。



人の子は、天界へと堕ちた。

残酷で哀れな神界と共に。


















青い青い、広い広い空に囲まれて。

貴方と同じ菫を揺らして言った。


「初めまして、テンマくん」

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