ヒューゴボスは、タヴェルが連れられたのを見届けて前を見る。次から次へと敵兵がやってくる。オブリタレーターやインターセプター、デストラクタ、インパクターの群れ……そして真ん中にキャリアが現れた。
キャリアは含み笑いを浮かべている。
ヒューゴボス「さあ……どうしてやろうか…… 」
しかしこちらも増援。スキビディトイレたちが後から続く。
戦いの火蓋が切られた。レーザーやエネルギー弾、ミサイルが飛び交う。双方から墜落音や悲鳴が聞こえる。ヒューゴボスも歩兵を斬りながら戦いを傍観する。
「brrr skibidi dop dop dop yes yes skibidi dabidu deep deep ♪」
好きビディ讃歌が聞こえる。オブリタレーターが一斉攻撃しようとしたところにジャガーノートスキビディトイレが飛んでくる。彼のキャノンは一瞬で3機のオブリタレーターを破壊した。
と、キャリアの様子がおかしい。レーザーを放ってこない。キャリアのコアには青いレーザーが伸びていた。DJと他の一部のスキビディトイレが青レーザを使っている。
勝機はある!そう思い正面を向き直す。飛来音がした。タイタンカメラマンも到着した。歩兵は片付いた。後は大型の敵の注意を引いて、味方をサポートしよう。
20分後、キャリア以外のほぼ全てのアストロトイレが片付いた。キャリアと数台のアストロトイレは逃げていった。タイカメが息があるオブリタレーターの頭をキャノンで吹き飛ばす。後ろを振り返りサムズアップする。ここは合わせるのが礼儀。ミュータントとジャガーノートも合わせてサムズアップする。
タイカメ「ありがとな!」
タイカメはそう言って飛んでいった。
マザーシップ内の広場
エンゲルがいる。エンゲルは仲間の集合を待つ。
先に来たのはディテーナーアストロトイレ。
ディテーナー「指揮官、ただいま到着いたしました。」
そうして真剣に報告する。
次に来たのはラナ
ラナ「アレ?アビーは?」
辺りを見渡す。
アビー「ここだよ。一番先にきた。」
物陰からアビーが出てきた。アビーは少し笑顔を見せて、
アビー「頑張ろ。」
とラナに言った。
すると、エンゲル指揮官がやってくる。肩には負傷したクレアを乗せていた。
エンゲル「引退したアサイラント指揮官のように頑張らなければ………そのために作戦を立てたい。」
真剣に話し出すエンゲル。
アビー「シンプルな装備強化では勝てないってことですよね?」
エンゲル「そう!アリスはアップグレード中だが有効な武器は無いからね。」
数の暴力作戦も失敗している。
クレア「マザーシップは強力な攻撃はできるけど、俊敏性に問題がある。やるとしてタイタン達をおびき寄せないと。」