テラーノベル
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「……」
「bluudud!」
ソファでぼーっとテレビを見ていると、アイツに急に抱きつかれた。
「なんだよ邪魔すんな」
イライラして頬を強くつまんでやると、「いたーい!」と言って泣き出した。
「ひどい!bluududきらい!」
「はいはい早くあっち行け」
「あやまって!」
「は?邪魔したお前が悪いだろ」
「わるくないもん、bluududがぜんぶわるい!」
「はぁ?」
ムカつく、なんなんだよコイツ
「お前マジでウザい」
吐き捨てるようにそう言って部屋を出ようとした。
「……ごめんなさい」
背後から鼻をすする音と涙声で謝るアイツの声が聞こえた。
「…はぁ」
ため息をついて振り向く
「オレもごめん、…まぁオレ悪くないけど」
「!bluududだいすき!」
さっきとは打って変わって笑顔になるアイツに心底呆れた。
子供っぽくてみっともないが、どこか可愛くも感じる。
(だる……)
オレらしくない、もう考えるのはやめよう。
「C00lkidd、bluudud ご飯できたからこっち来なさい」
pr3typriincessがドアを開けてそう言った。
「ごはん!パパのごはん!」
はしゃいでリビングに走る彼をpr3typriincessと眺める。
「ほんとに元気なんだから……」
「ウザいしイラつく」
「こら、そんな事言わない」
母親のようにそう怒るpr3typriincessを無視してオレもリビングへ向かった。
後ろからは「ちょっと!」と怒る声が聞こえたが、それも無視した。
オレはアイツらが好きじゃないけど、嫌いでもない。
(楽しいかも)
ふとそう思うと、笑みがこぼれた。
幸せってこういうことなのだろうか。
コメント
1件
んわあああああ ああああい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! きゃわいい!!!!!!!!!!!!!!! みんな抱きしめてあげるからね!!!!!!!!!! はあはあはあはあは