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ももかさんお誕生日おめでとうございます🥳🥳
素敵なコンテスト参加失礼します🤲🏻💓
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注意
sxxn BL 二次創作
紫桃(受け攻めあまり関係なし)
ご本人様には一切関係ありません
誤字脱字の可能性あり
nmmnを理解した上で進んでください
検索避け,nmmnへの配慮にご協力をお願いします
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🎼存在前提
🌸さん脱サラ前
【🌸Side】
『俺バイト始めようと思うんだよね』
「は?」
配信も終わり、各々作業している時にいるまからそう告げられた。
「急だね。金にでも困ってんの?」
『いや別に困ってるわけじゃない。シクフォニの活動で引きこもりすぎてるから外出た方がいいかなって思って。』
「なるほど、?」
いまいち理解が追いついていないがわかったような返事をしておく
「ちなみにどこで?」
『えーっと、ここのカフェなんだけど』
送られてきた住所を確認する
その場所は何故か異様に見覚えのある地名だった
「これ、俺の会社のすぐ近くじゃん」
『へーまじか』
「じゃあ今度からお昼ここ行こー」
『え、きも』
「きもいってなんだきもいって」
「身バレだけは気をつけてよ」
『わかってる』
ほんとにわかってんのか。ただでさえ顔いいんだから本当に気をつけて欲しい。
カラン、カラン、
ドアが開かれベルが軽快な音を鳴らす
「やっほ」
「ほんとにきたのかよ」
ウェイトレス姿なんて、なんだか新鮮だ。
通された席につきメニュー表をめくる。何気に初めて来た店なので結構わくわくしてたりする。
注文を終え、待ちながらエゴサでもと思いスマホを取り出した。
だが昼の時間帯の割に空いているからだろうか。先程注文した料理は彼によってすぐに運ばれて来た。
「お待たせしました」
「ふふっありがとうございます。」
彼のことをもう少しだけ見ていたいとも思ったが食欲には勝てず目の前の料理を頬張る。
カラン、カラン、
別の客が来たようだ。若めの女性2人組。やはりそこには彼が接客しに行く。いいななんて羨ましく思った。
ん?
自分が今何を思っているのか理解するのにはそう時間はかからなかった。
これは嫉妬…?なぜ?
「あの店員さんかっこいいね!」
「だよね!あの人見るためだけにこのお店通おうかな…」
そんな会話が後ろから聞こえてくる。いるまは誰にも渡したくない。嫌だ、と心の中の自分が叫んでいた。
【📢Side】
「やっほ」
「ほんとにきたのかよ」
口ではそう言いながら内心喜んでいる。らんなら来そうだけどほんとに来るとは思ってなかった。
席に通し注文をとってバックヤードに戻る。
「はあ、まじで勘弁」
自分でも呆れるぐらいに俺はらんのことが好きになっている。いつからかは忘れたが気づいたらこの調子だ。
これから毎日らんにリアルで会えるなんて耐えられるのだろうか。
【🌸Side】
「いらっしゃいませ」
「やっほ」
相変わらず俺は毎日通い続けておる。もう1週間になる頃だろうか。
それと同じように、あの2人組は毎日来ている。というかむしろ増えた。いるまを目当てに来てる客が多すぎる。なんでだよ!!!
「あの、らん注文は?」
彼の声ではっとさせられた。
「えっあごめんぼーっとしてた」
「大丈夫か。無理だけはすんなよ。」
心配したような優しい低音が響く。嬉しさと同時に、こんな姿の彼を誰にも見せたくないという気持ちが沸いた。
「いるまが欲しい」
気づいたら口からでてた言葉。
「え?」
「今日ってバイト何時に終わる?」
「いや、9時だけど…え?」
「じゃあバイト9時すぎに店の前の時計塔集合ね、あこれとこれください」
「か、かしこまりました…?」
彼の頭に浮かんでいるであろうはてなマークは放っておくとしよう。
そして、やっとわかった。
俺は恋をしてたんだな。